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ドンドコドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドンドコドン
DON DOKO DON
ジャンル 固定画面アクション
対応機種 アーケード (AC)
ファミリーコンピュータ (FC)
PCエンジン (PCE)
PlayStation 4 (PS4)
Nintendo Switch (Switch)
開発元 タイトー中央研究所熊谷分室
発売元 タイトー
プロデューサー 河上聖治
松本俊明
酒匂弘幸
プログラマー 石田一朋
木下昌也
音楽 高木正彦
山田靖子
美術 河上聖治
石川幸生
阿部幸雄
いしのみのり
沼田和博
五十嵐恒三
しのだてつや
V.A.P
シリーズ ドンドコドンシリーズ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
メディア 業務用基板(2.56メガバイト
発売日 AC
欧州連合の旗 1989年7月
FC
日本の旗 1990年3月9日
PCE
日本の旗 1990年5月31日
PS4/Switch
日本の旗 2023年2月24日
対象年齢 IARC:3
デバイス 2方向レバー
2ボタン
システム基板 F2システム
CPU MC68000 (@ 12 MHz)
サウンド Z80 (@ 4 MHz)
YM2610 (@ 8 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
320×224ピクセル
60.00Hz
パレット4096色
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ドンドコドン』(DON DOKO DON)は、1989年に稼働したタイトーのアーケード用固定画面アクションゲームである。

後に家庭用ゲーム機などに移植された(#移植版)ほか、続編としてファミリーコンピュータ用ソフト『ドンドコドン2』(1992年)が発売されている。

ゲーム内容

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2方向レバーでの左右移動と2ボタン(アクションとジャンプ)で木こりの老人であるボブとジムを操作し、画面内の敵全てを倒すことが目的となっている。敵はハンマーで殴り気絶させた後、それを担いで投げ、壁または別の敵に当てることによって、倒すことができる。固定画面のステージに配置された床ブロック上を移動し、画面内に配置された敵を全て倒すとステージクリア。全50ステージをクリアすると終了する。ボス戦は全5回。裏ステージあり。

アイテム

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ステージ内で特定の動作によりステージによって決められた特定箇所にパワーアップアイテムが出現する。これらを獲得することによってさまざまな効果が発生する。効果はゲームを有利にするものが多い一方、中にはマイナスの効果をもたらすものもある。

ミスの条件

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プレイヤーは以下の条件でミスとなり、残り人数が1人減る。

  • 敵に当たる
  • 敵の攻撃を受ける(レーザー攻撃など)
  • ウォームに食べられる

その他

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  • このゲームはタイトー熊谷研究所の作品であり、それを示すために(恒例となっている)熊が表示されるフィーチャーがある。このゲームではデモプレイ中にアクションボタンを3回押すことによって表示される。
  • 表の10面の左下付近でハンマーを振って雑魚を叩き続けるだけで、永久パターンになってしまう。

移植版

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No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 ドンドコドン 日本 199003091990年3月9日
ファミリーコンピュータ アイ・ティー・エル タイトー 3メガビットロムカセット[1] TFC-DD-5900 -
2 ドンドコドン 日本 199005311990年5月31日
PCエンジン アイ・ティー・エル タイトー 3メガビットHuCARD[2] TP02010 -
3 タイトーメモリーズ 上巻 日本 200507282005年7月28日
PlayStation 2 Mine Loader Software タイトー DVD-ROM SLPM-66057 アーケード版の移植
4 Taito Legends 2 ヨーロッパ 200603312006年3月31日
PS2:アメリカ合衆国 200705162007年5月16日
Win:アメリカ合衆国 200707282007年7月28日
PlayStation 2
Xbox
Windows
タイトー ヨーロッパ Empire Interactive
アメリカ合衆国 Destineer
DVD-ROM PS2
ヨーロッパ SLES-53852
アメリカ合衆国 SLUS-21349
アーケード版の移植
※Xbox版は欧州のみの発売
5 ドンドコドン 日本 202203022022年3月2日
イーグレットツー ミニ 瑞起[3]
※本体の開発元
タイトー プリインストール - アーケード版の移植
6 ドンドコドン 日本 2023年2月24日[4][5][6][7]
PlayStation 4
Nintendo Switch
タイトー ハムスター ダウンロード
(アーケードアーカイブス)
- アーケード版の移植

スタッフ

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アーケード版
  • プロデューサー:河上聖治、松本俊明、酒匂弘幸
  • ソフトウェア:石田一朋、木下昌也
  • キャラクター:河上聖治、石川幸生、阿部幸雄、いしのみのり、沼田和博、五十嵐恒三、しのだてつや、V.A.P
  • サウンド:ZUNTATA(高木正彦、山田靖子)
  • ハードウェア:藤本克二郎、WHO MANCHU
  • デザイン:永井寛保、V.A.P
  • スペシャル・サンクス:緒方正樹、熊谷研究所

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
Computer and Video Games94% (PCE)[8]
ファミ通23/40点(FC)[9]
25/40点(PCE)[10]
ファミリーコンピュータMagazine19.77/30点(FC)[1]
Aktueller Software Markt8.4/12点(FC)[11]
9.2/12点(PCE)[8]
月刊PCエンジン78/100点(PCE)
マル勝PCエンジン27/40点(PCE)
ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計23点(満40点)[9]、ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.77点(満30点)となっている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.81 3.09 3.33 3.26 3.09 3.19 19.77
PCエンジン版
ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計25点(満40点)[10]、『月刊PCエンジン』では80・80・80・80・70の平均78点、『マル勝PCエンジン』では7・7・7・6の合計27点(満40点)となっている。

続編

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  • ドンドコドン2(ファミリーコンピュータ版) - 開発はナツメが行っている。

脚注

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  1. ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、54頁。 
  2. ^ 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、21頁。 
  3. ^ EGRET II mini(瑞起公式サイト)
  4. ^ 【アケアカ】Switch/PS4版『ドンドコドン』が2月24日配信。大工のボブとジムを操作し、仕掛けのあるステージを進んでいくアクションゲーム”. ファミ通.com. KADOKAWA (2023年2月22日). 2023年2月24日閲覧。
  5. ^ 長岡 頼 (2023年2月22日). “タイトーのアクション「ドンドコドン」が「アーケードアーカイブス」より2月24日配信”. GAME Watch. インプレス. 2023年2月24日閲覧。
  6. ^ 杉浦 諒 (2023年2月22日). “PS4/Switch「アーケードアーカイブス ドンドコドン」が2月24日発売へ。ハンマーを振るって敵を撃退していく2Dアクションゲーム”. 4Gamer.net. Aetas. 2023年2月24日閲覧。
  7. ^ Gamer編集部 (2023年2月22日). “1989年にタイトーから発売されたアクションゲームがPS4/Switchに登場!「アーケードアーカイブス ドンドコドン」が2月24日より配信開始”. Gamer. ixll. 2023年2月24日閲覧。
  8. ^ a b Don Doko Don for TurboGrafx-16 (1990)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月28日閲覧。
  9. ^ a b ドンドコドン まとめ [ファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月24日閲覧。
  10. ^ a b ドンドコドン まとめ [PCエンジン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月24日閲覧。
  11. ^ Don Doko Don for NES (1990)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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