ドンドコドン
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ジャンル | 固定画面アクション |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) ファミリーコンピュータ (FC) PCエンジン (PCE) PlayStation 4 (PS4) Nintendo Switch (Switch) |
開発元 | タイトー中央研究所熊谷分室 |
発売元 | タイトー |
プロデューサー |
河上聖治 松本俊明 酒匂弘幸 |
プログラマー |
石田一朋 木下昌也 |
音楽 |
高木正彦 山田靖子 |
美術 |
河上聖治 石川幸生 阿部幸雄 いしのみのり 沼田和博 五十嵐恒三 しのだてつや V.A.P |
シリーズ | ドンドコドンシリーズ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ) |
メディア | 業務用基板(2.56メガバイト) |
発売日 |
AC 1989年7月 FC 1990年3月9日 PCE 1990年5月31日 PS4/Switch 2023年2月24日 |
対象年齢 | IARC:3 |
デバイス |
2方向レバー 2ボタン |
システム基板 | F2システム |
CPU | MC68000 (@ 12 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 4 MHz) YM2610 (@ 8 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 320×224ピクセル 60.00Hz パレット4096色 |
『ドンドコドン』(DON DOKO DON)は、1989年に稼働したタイトーのアーケード用固定画面アクションゲームである。
後に家庭用ゲーム機などに移植された(#移植版)ほか、続編としてファミリーコンピュータ用ソフト『ドンドコドン2』(1992年)が発売されている。
ゲーム内容
[編集]2方向レバーでの左右移動と2ボタン(アクションとジャンプ)で木こりの老人であるボブとジムを操作し、画面内の敵全てを倒すことが目的となっている。敵はハンマーで殴り気絶させた後、それを担いで投げ、壁または別の敵に当てることによって、倒すことができる。固定画面のステージに配置された床ブロック上を移動し、画面内に配置された敵を全て倒すとステージクリア。全50ステージをクリアすると終了する。ボス戦は全5回。裏ステージあり。
アイテム
[編集]ステージ内で特定の動作によりステージによって決められた特定箇所にパワーアップアイテムが出現する。これらを獲得することによってさまざまな効果が発生する。効果はゲームを有利にするものが多い一方、中にはマイナスの効果をもたらすものもある。
ミスの条件
[編集]プレイヤーは以下の条件でミスとなり、残り人数が1人減る。
- 敵に当たる
- 敵の攻撃を受ける(レーザー攻撃など)
- ウォームに食べられる
その他
[編集]- このゲームはタイトー熊谷研究所の作品であり、それを示すために(恒例となっている)熊が表示されるフィーチャーがある。このゲームではデモプレイ中にアクションボタンを3回押すことによって表示される。
- 表の10面の左下付近でハンマーを振って雑魚を叩き続けるだけで、永久パターンになってしまう。
移植版
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ドンドコドン | 1990年3月9日 |
ファミリーコンピュータ | アイ・ティー・エル | タイトー | 3メガビットロムカセット[1] | TFC-DD-5900 | - |
2 | ドンドコドン | 1990年5月31日 |
PCエンジン | アイ・ティー・エル | タイトー | 3メガビットHuCARD[2] | TP02010 | - |
3 | タイトーメモリーズ 上巻 | 2005年7月28日 |
PlayStation 2 | Mine Loader Software | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66057 | アーケード版の移植 |
4 | Taito Legends 2 | 2006年3月31日 PS2: 2007年5月16日 Win: 2007年7月28日 |
PlayStation 2 Xbox Windows |
タイトー | Empire Interactive Destineer |
DVD-ROM | PS2 SLES-53852 SLUS-21349 |
アーケード版の移植 ※Xbox版は欧州のみの発売 |
5 | ドンドコドン | 2022年3月2日 |
イーグレットツー ミニ | 瑞起[3] ※本体の開発元 |
タイトー | プリインストール | - | アーケード版の移植 |
6 | ドンドコドン | 2023年2月24日[4][5][6][7] |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
タイトー | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 |
スタッフ
[編集]- アーケード版
- プロデューサー:河上聖治、松本俊明、酒匂弘幸
- ソフトウェア:石田一朋、木下昌也
- キャラクター:河上聖治、石川幸生、阿部幸雄、いしのみのり、沼田和博、五十嵐恒三、しのだてつや、V.A.P
- サウンド:ZUNTATA(高木正彦、山田靖子)
- ハードウェア:藤本克二郎、WHO MANCHU
- デザイン:永井寛保、V.A.P
- スペシャル・サンクス:緒方正樹、熊谷研究所
評価
[編集]評価 | ||||||||||||||||
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- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計23点(満40点)[9]、ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.77点(満30点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.81 | 3.09 | 3.33 | 3.26 | 3.09 | 3.19 | 19.77 |
- PCエンジン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計25点(満40点)[10]、『月刊PCエンジン』では80・80・80・80・70の平均78点、『マル勝PCエンジン』では7・7・7・6の合計27点(満40点)となっている。
続編
[編集]- ドンドコドン2(ファミリーコンピュータ版) - 開発はナツメが行っている。
脚注
[編集]- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、54頁。
- ^ 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、21頁。
- ^ EGRET II mini(瑞起公式サイト)
- ^ “【アケアカ】Switch/PS4版『ドンドコドン』が2月24日配信。大工のボブとジムを操作し、仕掛けのあるステージを進んでいくアクションゲーム”. ファミ通.com. KADOKAWA (2023年2月22日). 2023年2月24日閲覧。
- ^ 長岡 頼 (2023年2月22日). “タイトーのアクション「ドンドコドン」が「アーケードアーカイブス」より2月24日配信”. GAME Watch. インプレス. 2023年2月24日閲覧。
- ^ 杉浦 諒 (2023年2月22日). “PS4/Switch「アーケードアーカイブス ドンドコドン」が2月24日発売へ。ハンマーを振るって敵を撃退していく2Dアクションゲーム”. 4Gamer.net. Aetas. 2023年2月24日閲覧。
- ^ Gamer編集部 (2023年2月22日). “1989年にタイトーから発売されたアクションゲームがPS4/Switchに登場!「アーケードアーカイブス ドンドコドン」が2月24日より配信開始”. Gamer. ixll. 2023年2月24日閲覧。
- ^ a b “Don Doko Don for TurboGrafx-16 (1990)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月28日閲覧。
- ^ a b “ドンドコドン まとめ [ファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月24日閲覧。
- ^ a b “ドンドコドン まとめ [PCエンジン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月24日閲覧。
- ^ “Don Doko Don for NES (1990)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月28日閲覧。
関連項目
[編集]- スペースインベーダーDX(1994年) - パロディモードの9面で登場する。
- バブルシンフォニー(1994年) - ボブがゲストキャラクターとして登場する。
- ぽっぷんぽっぷ(1998年) - ボブとジムが主人公の一人として、呪われた王様がボスの一人として登場する。