トータル・コントロール
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『トータル・コントロール』 | ||||
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ジョン・ノーラム の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ストックホルム | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | CBSレコード | |||
プロデュース | ジョン・ノーラム、トーマス・ウィット、パー・ブロム | |||
チャート最高順位 | ||||
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ジョン・ノーラム アルバム 年表 | ||||
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『トータル・コントロール』(Total Control)は、ジョン・ノーラムが1987年に発表した初のソロ・アルバム。
解説
[編集]ノーラムがヨーロッパを脱退した後にレコーディングされた。元ライジング・フォースのマルセル・ヤコブが全面参加しており、また、元マディソンのヨラン・エドマンが3曲でリード・ボーカルを担当。
「バック・オン・ザ・ストリーツ」は、ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンがアルバム『ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン』(1986年)で発表した曲のカヴァー。「ワイルド・ワン」は、シン・リジィがアルバム『ファイティング!!』(1976年)で発表した曲のカヴァー。「ワイルド・ワン」は先行シングル「レット・ミー・ラヴ・ユー」のB面曲として発表され、本作にはCDボーナス・トラックとして収録された[2]。
「レット・ミー・ラヴ・ユー」は、スウェーデンのシングル・チャートで3週間トップ10入りし、最高4位に達した[3]。
「エターナル・フレイム」は、マルセル・ヤコブが結成したタリスマンのライヴでも演奏されており、アルバム『タリスマン』(1990年)が1993年に再発された際、同曲のライヴ音源がボーナス・トラックとして追加収録された。
日本での発売当時の広告には、「俺のギターには、金玉がついている。」とのキャッチコピーが打たれていた[4]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はジョン・ノーラムとマルセル・ヤコブの共作。10.はインストゥルメンタル。
- レット・ミー・ラヴ・ユー "Let Me Love You" – 3:21
- 果てしない想い "Love Is Meant to Last Forever" – 3:39
- トゥー・メニー・ハーツ "Too Many Hearts" – 3:11
- サムワン・エルス・ヒア "Someone Else Here" (John Norum, Marcel Jacob, Peter Hermansson) – 4:11
- エターナル・フレイム "Eternal Flame" – 3:12
- バック・オン・ザ・ストリーツ "Back on the Streets" (Vinnie Vincent, Richard Freedman) – 4:09
- ブラインド "Blind" – 3:51
- ロウ・オブ・ライフ "Law of Life" (Matz Lindfors, Max Lorentz) – 4:20
- 栄光への絆 "We'll Do What It Takes Together" – 3:23
- 風を追いかけて "In Chase of the Wind" – 3:00
CDボーナス・トラック
[編集]- ワイルド・ワン "Wild One" (Phil Lynott) – 4:18
参加ミュージシャン
[編集]- ジョン・ノーラム - ボーカル、 ギター
- ヨラン・エドマン - リード・ボーカル(on 2. 5. 6.)、バッキング・ボーカル
- マルセル・ヤコブ - ベース
- パー・ブロム - キーボード
- ピーター・ヘルマンソン - ドラムス
- ミッケ・ラーソン - フレットレスベース(on 3.)
- マックス・ロレンツ - ハモンドオルガン(on 8.)
- マッツ・リンドフォース - バッキング・ボーカル(on 8.)