ソイレント・グリーン (バンド)
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ソイレント・グリーン Soilent Green | |
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出身地 | アメリカ合衆国、ルイジアナ州ニューオーリンズ |
ジャンル | グラインドコア |
活動期間 | 1988年 - |
レーベル | リラプス・レコード、METAL BLADE |
ソイレント・グリーン (Soilent Green) は、アメリカのグラインドコアバンド。元アイヘイトゴッドのブライアン・パットンが結成し、ゴートホールのベンジャミン・ファルゴウストが在籍している。
概要
[編集]1988年に結成。バンド名は、1973年の映画「ソイレント・グリーン」にちなんだもの。1995年に1stアルバムをリリース。1998年にリラプス・レコードと契約し、2ndアルバム「SWEN MOUTH SECRETS」を発表。ローリング・ストーン誌が選ぶ最重要10バンドのひとつに指名された。 その後、2001年・2005年と2枚のアルバムを発表したのち、所属レーベルを移籍。2008年に5thアルバムをリリースした後は、主だった活動が無く、メンバーはゴートホールやクロウバー、アイヘイトゴッドで活動している。[1]
音楽性は、主にスラッジ・メタルやグラインドコアにカテゴライズされるが、デスメタル、ハードコア、ブルースおよびサザンロックのクロスオーヴァーである。楽曲の構成には基本的にリフレインは用いられず、変奏、転調が複雑に展開される。ヴォーカルのベンジャミン・ファルゴウストは、一つの楽曲で少なくとも2種類の発声方法を使い分けている。一方はハードコアから派生した高音域のシャウトで、もう一方はブラックメタルに見られる低音のデスボイスである。また歌詞も、二つの人格・感情が交互に記述されたものが多い。
ニューオーリンズのロックバンドと親交が深く、2ndアルバムには、パンテラのフィル・アンセルモが参加している。
メンバー
[編集]- ブライアン・パットン – ギター (1988~)
- ベンジャミン・ファルゴウスト – ボーカル (1993~)
- スコット・クロチェット – ベース (2003~)
- トミー・バックリー – ドラム (1988~)
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]リリース年 | タイトル | レーベル |
1995 | Pussysoul | Dwell Records |
1998 | String of Lies | Relapse Records |
1998 | Sewn Mouth Secrets | Relapse Records |
2001 | A Deleted Symphony for the Beaten Down | Relapse Records |
2005 | Confrontation | Relapse Records |
2008 | Inevitable Collapse in the Presence of Conviction | Metal Blade Records |
EP・スプリット
[編集]- Demo (1989)
- Satanic Drug Frog (1991)
- Squiggly (1991)
- Demo (1992)
- Demo (1993)
- Green Vegetable Matter (1995)・・・スプリット with GRIEF
- A String of Lies (1998)
- In These Black Days Vol. 6 (1999)・・・スプリット with ニューロシス (バンド)。ブラック・サバス「悪魔の落とし子」の、“邪神(Disturbing the Priest)”のカバー曲を収録。
- スプリット with アイヘイトゴッド (2002)
- スプリット with SULACO (2006)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ソイレント・グリーン (@soilentgreen) - X(旧Twitter)