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ジョー・マンチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国の政治家
ジョー・マンチン
Joe Manchin
公式肖像(2017年)
生年月日 (1947-08-24) 1947年8月24日(77歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ウェストバージニア州の旗 ウェストバージニア州ファーミントン
出身校 ウェストバージニア大学
所属政党 民主党(-2024年)
無所属(2024年-)
配偶者 ゲイル・コネリー
子女 3人
サイン

選挙区 ウェストバージニア州の旗 ウェストバージニア州
在任期間 2010年11月15日 -

ウェストバージニア州
34代目知事
在任期間 2005年1月17日 - 2010年11月15日
州務長官 ベティ・アイアランド
ナタリー・テナント

ウェストバージニア州
27代目州務長官
在任期間 2001年1月15日 - 2005年1月17日
州知事 ボブ・ワイズ

その他の職歴
ウェストバージニア州
上院議員

(1986年12月1日 - 1996年12月1日)
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ジョー・マンチン(Joe Manchin)ことジョゼフ・マンチン3世(Joseph Manchin III、1947年8月24日 - )は、アメリカ合衆国政治家

もともとは民主党所属であったが、2024年5月31日に声明を発表し、「国政は壊れており、民主党も共和党も妥協点を見いだす意思がない」と民主党を離党し無所属に転向した[1]。民主党内では中道派に位置しており、共和党とも近く、超党派理念を持っている[2][3][4]。 その超党派理念を表すため、2022年の一般教書演説では共和党側の議席に着席した。

2023年7月に開かれた、超党派による政策推進を目指す政治団体「ノー・レーベルズ」の集会で「今日は米国民には選択肢が必要だという話をしたい。政界は右も左も極端に寄ってしまっているが、これが米国のあるべき姿ではない」と述べたほか[5]、第3勢力が2024年大統領選挙に立候補者を擁立する可能性に言及した[6]

2023年11月9日には翌年の議会選挙に立候補しないと表明[6]。政治活動そのものは継続する意向も示し、2024年大統領選挙に無所属で出馬する可能性が取り沙汰された[7]。2024年1月16日、「第3党からの出馬は目指さない。この国を結束させるための知識や情熱、能力を持つ大統領を選出する運動に関わっていく」と述べ、大統領選挙に出馬しないことを表明した[8]

略歴

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  • 1947年8月24日 ウェストバージニア州ファーミントンに誕生する。
  • 1965年 ウェストバージニア大学に入学し、アメリカンフットボール奨学金を受けた。
  • 1970年 学位を授与される。
  • 1982年 州下院議員に当選。
  • 1986年 州上院議員に当選。
  • 2000年 第27代ウェストバージニア州州務長官に当選。
  • 2004年 州知事選挙で共和党の候補に勝利し、2005年1月に34代目ウェストバージニア州知事に就任した。
  • 2010年 全米知事協会会長に就任。
  • 2010年 ロバート・バード上院仮議長の逝去に伴う連邦上院議員の補欠選挙に立候補し、共和党のジョン・リースを破って当選した。同年11月15日に連邦上院議員に就任し、州知事を辞職した。
  • 2012年 共和党のジョン・リースを再び破り、連邦上院議員に再選した。
  • 2018年 「カバノー氏の指名に賛成票を投じる」と表明した[9]
  • 2021年 民主党左派が推進した社会福祉インフラ投資法案に賛同せず。

脚注

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  1. ^ “米民主党、上院議員がまた離党 「国政は壊れている」”. 毎日新聞. (2024年6月1日). https://mainichi.jp/articles/20240601/k00/00m/030/106000c 2024年6月1日閲覧。 
  2. ^ “‘The Democratic version of John McCain’”. POLITICO. (2021年2月7日). https://www.politico.com/news/2021/02/07/joe-manchin-senate-congress-466132 2021年12月22日閲覧。 
  3. ^ “米民主議員、大型歳出法案に「ノー」…ホワイトハウスは不快感”. 読売新聞. (2021年12月20日). https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211220-OYT1T50053/ 2021年12月22日閲覧。 
  4. ^ “米200兆円法案、窮地に 民主中道派1人反対で”. 日本経済新聞. (2021年12月21日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78615160R21C21A2EA1000/ 2021年12月22日閲覧。 
  5. ^ バイデン氏を揺さぶる「内なる敵」 米大統領選で民主が懸念”. 毎日新聞. 2023年10月4日閲覧。
  6. ^ a b “マンチン米上院議員、来年再選目指さず 民主党に逆風”. ロイター. (2023年11月10日). https://jp.reuters.com/world/us/ZJAAZUZADJIOLD3BFOPSHYO7YM-2023-11-09/ 2023年11月10日閲覧。 
  7. ^ “民主上院中道派が議員引退へ 大統領選出馬の観測―米”. 時事ドットコム. 時事通信. (2023年11月10日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111000312&g=int 2023年11月10日閲覧。 
  8. ^ “民主・マンチン氏、米大統領選出馬せず 「第3党から、目指さぬ」”. 時事通信. (2024年2月17日). https://mainichi.jp/articles/20240217/k00/00m/030/178000c 2024年2月17日閲覧。 
  9. ^ 米最高裁判事候補、指名承認へ前進 「浮動票」議員の一角も支持表明” (2018年10月6日). 2018年11月17日閲覧。
公職
先代
ケン・ヘックラー
ウェストバージニア州務長官
2001年 - 2005年
次代
ベティ・アイルランド
先代
ボブ・ワイズ
ウェストバージニア州知事
2005年1月17日 - 2010年11月15日
次代
アール・レイ・トンブリン
先代
ジム・ダグラス
ヴァーモント州
全米知事協会会長
2010年
次代
クリスティーン・グレゴワール
ワシントン州
アメリカ合衆国上院
先代
カート・グッドウィン
アメリカ合衆国の旗 ウェストバージニア州選出上院議員(第1部)
2010年11月15日 -
同職:ジョン・ロックフェラー4世
次代
現職
党職
先代
ボブ・ワイズ
ウェストバージニア州知事
民主党候補

2004年、2008年
次代
アール・レイ・トンブリン
先代
ロバート・バード
ウェストバージニア州選出上院議員(第1部)
民主党候補

2010年、2012年、2018年
次代
TBD