ジョージ・マックレー
ジョージ・マックレー | |
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マイアミ国際映画祭にて(2015年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1944年10月19日(80歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 フロリダ州ウェストパームビーチ |
ジャンル | ディスコ・R&B |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 1969年 - |
レーベル | TKレコード、キャット・レコード、RCAレコード、アリオラ・レコード他[1] |
公式サイト | http://www.georgemccrae.com/ |
ジョージ・マックレー(George Warren McCrae, Jr.[1][2]、1944年10月19日 - )は、アメリカ合衆国の歌手[1][3][4][5][6]。ディスコソング「ロック・ユア・ベイビー」の大ヒットで知られる[2][4][7][8]。元妻は歌手のグウェン・マックレー[1][9]。
経歴
[編集]フロリダ州ウェストパームビーチに生まれる[1][3][4][5][6]。父は元警察官であった[6]。9人の子供の2番目として育つ[7][6]。6歳のころから[6]アフリカン・メソジスト監督教会ペイン礼拝堂に通い[10]、聖歌隊でゴスペルを歌いながら少年時代を過ごした[2][7]。
地元のルーズベルト高校でグリークラブに所属したのち[2][6]、異父兄弟5人で自身のユニット「ジヴィン・ジェッツ」(Jivin' Jets)を結成[11]、1963年にジョージがアメリカ海軍に入隊するまで活動した[3][6]。また、海軍でも「厚木エクスプレス」(Atsugi Express)を結成して音楽を続けた[5][6]。入隊間もない水兵のジョージは、ローカル歌手のグウェンと出会った。グウェンもまたペンテコステ教会でゴスペルを歌って育った身である。二人は交際をはじめてから一週間待たずに結婚する[12]。
それから4年後の1967年にジョージが海軍を除隊すると、夫婦でデュエットを組んでアルストン・レコードと契約[3][6][12]、1969年からシングルを出すもヒットには至らなかった[6][12]。また、事実上はグウェンがソロを受け持ち、マネージャーのジョージがバッキング・ボーカルに加わるというものであった[4]。そして、ヒットが出はじめたグウェンのソロ活動に重点を置くとともに、ジョージは大学で刑事司法[13]について学ぶことを切望し、歌うのをあきらめかけていた[6]。
ところが、ちょっとしたトラブルがもとで、グウェンに提供された楽曲をジョージが代わりにレコーディングすることになった。これが1974年に大当たりしたディスコソング「ロック・ユア・ベイビー」である[6]。
ジョージはグウェンとの間に3人の娘をもうけたが1976年に離婚を発表した。別々の道を歩むことになるが二人とも現在まで活動を続けている[9]。 なお、ジョージは2016年にニューアルバム『Love』を発表した[1][7]。
ディスコグラフィー
[編集]- Rock Your Baby(1974年)
- Together(with Gwen McCrae)(1975年)
- George McCrae(1975年)
- Diamond Touch(1976年)
- We Did It(1979年)
- One Step Closer to Love(1984年)
- Own The Night(1984年)
- Love's Been Good To Me(1985年)
- I Feel Love For You(1987年)
- With All My Heart(1991年)
- Love(2016年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “George McCrae Discography” (英語). Discogs. 2016年10月13日閲覧。
- ^ a b c d Janet M. DeVries, Ginger L. Pedersen 2015, p. 84.
- ^ a b c d en:Colin Larkin (2011-05-27) (英語). The Encyclopedia of Popular Music. en:Omnibus Press. p. 1264 2016年10月13日閲覧。The Encyclopedia of Popular Music&rft.aulast=[[:en:Colin Larkin (writer)|en:Colin Larkin]]&rft.au=[[:en:Colin Larkin (writer)|en:Colin Larkin]]&rft.date=2011-05-27&rft.pages=p. 1264&rft.pub=[[:en:Omnibus Press]]&rft_id=https://books.google.co.jp/books?id=_NNmFiUnSmUC&pg=PA1264&dq=%22McCrae,+George%22#v=onepage&q=%22McCrae%2C%20George%22&f=false&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:ジョージ・マックレー">
- ^ a b c d “George McCrae - Biography & History” (英語). オールミュージック. 2016年10月13日閲覧。
- ^ a b c “George McCrae Albums: songs, discography, biography, and listening guide” (英語). en:Rate Your Music. 2016年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “George McCrae - Biography” (英語). audio-music dot info. 2016年10月13日閲覧。
- ^ a b c d “"John Lennon loved 'Rock Your Baby'"” (英語). en:Diario Sur. (2016年7月8日) 2016年10月13日閲覧。"John Lennon loved 'Rock Your Baby'"&rft.jtitle=[[:en:Diario Sur]]&rft.date=2016年7月8日&rft_id=http://www.surinenglish.com/20160708/news/costasol-malaga/john-lennon-loved-rock-201607081243.html&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:ジョージ・マックレー">
- ^ “ロック・ユア・ベイビーとは”. コトバンク. 2016年10月13日閲覧。
- ^ a b “Gwen, George McCrae Go Separate Ways” (英語). en:Jet (magazine). en:Johnson Publishing Company. (1977-02-03). p. 57 2016年10月13日閲覧。Gwen, George McCrae Go Separate Ways&rft.atitle=[[:en:Jet (magazine)]]&rft.date=1977-02-03&rft.pages=p. 57&rft.pub=[[:en:Johnson Publishing Company]]&rft_id=https://books.google.co.jp/books?id=Er8DAAAAMBAJ&pg=PA57#v=onepage&q&f=false&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:ジョージ・マックレー">
- ^ “Payne Chapel AME Church - West Palm Beach” (英語). Payne Chapel AME Church. 2016年10月13日閲覧。
- ^ Janet M. DeVries, Ginger L. Pedersen 2015, pp. 84–85.
- ^ a b c “Gwen McCrae - Biography & History” (英語). オールミュージック. 2016年10月13日閲覧。
- ^ en:Criminal justice
参考文献
[編集]- Janet M. DeVries, Ginger L. Pedersen (2015-11-30) (英語). Legendary Locals of West Palm Beach. en:Arcadia Publishing. ISBN 9781467102254 2016年10月13日閲覧。Legendary Locals of West Palm Beach&rft.aulast=Janet M. DeVries, Ginger L. Pedersen&rft.au=Janet M. DeVries, Ginger L. Pedersen&rft.date=2015-11-30&rft.pub=[[:en:Arcadia Publishing]]&rft.isbn=9781467102254&rft_id=https://books.google.co.jp/books?id=ml1UCwAAQBAJ&pg=PT84#v=onepage&q&f=false&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:ジョージ・マックレー">