イェルネイ・ダミヤン
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基本情報 | ||||||||||||||||||||||||
フルネーム | Jernej Damjan | |||||||||||||||||||||||
誕生日 | 1983年5月28日(41歳) | |||||||||||||||||||||||
出身地 |
スロベニア リュブリャナ | |||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||
クラブ | SSK Sam Ihan | |||||||||||||||||||||||
最高記録 | 228.5m | |||||||||||||||||||||||
ワールドカップ | ||||||||||||||||||||||||
シーズン | 2004 - 2019年 | |||||||||||||||||||||||
優勝回数 | 2回 | |||||||||||||||||||||||
他の表彰台 | 6回 | |||||||||||||||||||||||
表彰台獲得数 | 8回 | |||||||||||||||||||||||
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最終更新日:2021年9月2日 |
イェルネイ・ダミヤン(Jernej Damjan、1983年5月28日 - )は、スロベニア、リュブリャナ出身の元スキージャンプ選手である。
経歴
[編集]2004年1月10日にワールドカップリベレツ大会1日目で本選にデビューし43位となり、2日目に27位でポイントを獲得、シーズン総合では55位であった。
2004/05シーズンは世界選手権オスロ大会の代表となり、個人ノーマルヒル6位、個人ラージヒル13位、団体ノーマルヒルではプリモジュ・ペテルカ、ロク・ベンコビッチ、ユーレ・ボガタイとともに銅メダルを獲得し、団体ラージヒルでも4位と活躍した。このシーズンのワールドカップ総合は15位だった。
2005/06シーズンのトリノオリンピックでは個人ノーマルヒル35位、個人ラージヒル28位、団体戦10位に終わった。
2006/07シーズンはワールドカップヴィリンゲン大会で3位となり初の表彰台を獲得し、プラニツァ大会1日目でも3位となり総合23位であった。
2007/08シーズンはワールドカップヴィリンゲン大会で2位となるなどし、総合15位であった。
2度目のオリンピックとなる2010年バンクーバーオリンピックでは個人ノーマルヒル38位、個人ラージヒル33位に終わった。
スロベニア選手権では2009年に3位、2010年に2位となっている。
2010/11シーズンの世界選手権オスロ大会では団体ラージヒルでペテル・プレヴツ、ユーリ・テペシュ、ロベルト・クラニエッツとともに銅メダルを獲得した。
2011/12シーズンは、ワールドカップは10位が最高で、総合33位。フライング世界選手権では個人は予選不通過であったが、団体で銅メダルのメンバーとなった。
2012/13シーズンは不調で、ワールドカップポイントを獲得できなかった。
2013/14シーズンは序盤はワールドカップポイントを獲得できなかったが、札幌大会で1日目2位、2日目に初優勝、続いて行われたヴィリンゲン大会1日目で3位と活躍し、総合13位となりこれが競技生活では最高の順位であった。ソチオリンピックでは個人ノーマルヒル9位、個人ラージヒル17位、団体ラージヒル5位のメンバーとなった。
2014/15シーズンはワールドカップエンゲルベルク大会の3位が最高で、総合14位であった。世界選手権ファールン大会では、個人ノーマルヒル23位、個人ラージヒル25位、団体ラージヒル6位であった。
2015/16シーズンは主にコンチネンタルカップに出場した。
2016/17シーズンはワールドカップでは13位が最高で、総合28位であった。世界選手権ラハティ大会では、個人ノーマルヒル32位、個人ラージヒル21位、団体ラージヒル5位であった。
2017/18シーズンはワールドカップルカ大会で2度目の優勝を果たし、総合17位であった。平昌オリンピックでは個人ノーマルヒル28位、個人ラージヒル16位、団体ラージヒル5位のメンバーとなった。フライング選手権オーベルストドルフ大会では個人15位、団体銀メダルのメンバーとなった。
2018/19シーズンはワールドカップは19位が最高で、予選を通過できないことも多く総合46位であった。世界選手権ゼーフェルト大会では、個人ノーマルヒル11位であった。
2021年5月、引退を発表した[1]。
主な競技成績
[編集]冬季オリンピック
[編集]- 2006年トリノオリンピック ( イタリア)
- 個人ノーマルヒル 35位
- 個人ラージヒル 28位
- 男子団体ラージヒル 10位
- 2010年バンクーバーオリンピック ( カナダ)
- 個人ノーマルヒル 38位
- 個人ラージヒル 33位
- 男子団体ラージヒル 9位
- 2014年ソチオリンピック ( ロシア)
- 個人ノーマルヒル 9位
- 個人ラージヒル 17位
- 男子団体ラージヒル 5位
- 2018年平昌オリンピック ( 韓国)
- 個人ノーマルヒル 28位
- 個人ラージヒル 16位
- 男子団体ラージヒル 5位
世界選手権
[編集]- 2005年オーベルストドルフ大会 ( ドイツ)
- 2007年札幌大会 ( 日本)
- 個人ノーマルヒル 45位
- 個人ラージヒル 25位
- 団体ラージヒル 10位
- 2009年リベレツ大会 ( チェコ)
- 個人ノーマルヒル 41位
- 個人ラージヒル 37位
- 団体ラージヒル 7位
- 2011年オスロ大会 ( ノルウェー)
- 2015年ファールン大会 ( スウェーデン)
- 個人ノーマルヒル 23位
- 個人ラージヒル 25位
- 団体ラージヒル 6位
- 2017年ラハティ ( フィンランド)
- 個人ノーマルヒル 32位
- 個人ラージヒル 21位
- 団体ラージヒル 5位
- 2019年ゼーフェルト大会 ( オーストリア)
- 個人ノーマルヒル 11位
スキーフライング世界選手権
[編集]- 2006年バート・ミッテルンドルフ大会 ( オーストリア)
- 個人 25位
- 団体 5位
- 2008年オーベルストドルフ大会 ( ドイツ)
- 個人 12位
- 団体 12位
- 2010年プラニツァ大会 ( スロベニア)
- 個人 25位
- 団体 6位
- 2012年ヴィケルスン大会 ( ノルウェー)
- 2014年ハラホフ大会 ( チェコ)
- 個人 33位
- 2018年オーベルストドルフ大会 ( ドイツ)
ワールドカップ
[編集]- 通算 優勝2回、2位2回、3位4回 (2018/19シーズンまで)
シーズン | 順位 | ポイント |
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2002/03 | . | (予選不通過) |
2003/04 | 55. | 22 |
2004/05 | 15. | 451 |
2005/06 | 25. | 172 |
2006/07 | 23. | 225 |
2007/08 | 15. | 522 |
2008/09 | 37. | 99 |
2009/10 | 31. | 134 |
2010/11 | 41. | 84 |
2011/12 | 33. | 149 |
2012/13 | . | 0 |
2013/14 | 13. | 457 |
2014/15 | 14. | 535 |
2015/16 | . | (予選不通過) |
2016/17 | 28. | 149 |
2017/18 | 17. | 379 |
2018/19 | 46. | 40 |
サマーグランプリ
[編集]- 通算 優勝2回、2位6回、3位3回 (2019シーズンまで)
シーズン | 順位 | ポイント |
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2004 | 34. | 26 |
2005 | 15. | 110 |
2006 | 11. | 183 |
2007 | 5. | 303 |
2008 | 55. | 30 |
2009 | 38. | 46 |
2010 | 60. | 15 |
2019 | 64. | 16 |
2012 | . | 0 |
2013 | 2. | 419 |
2014 | 1. | 441 |
2015 | 43. | 54 |
2016 | 77. | 3 |
2019 | 49. | 29 |
脚注
[編集]- ^ FIS. “Jernej Damjan announces his retirement” (英語). https://www.fis-ski.com/. 2021年9月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- イェルネイ・ダミヤン - 国際スキー連盟のプロフィール
- イェルネイ・ダミヤン - Olympedia