アンドラス
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概説
[編集]『ゴエティア』によると、30の軍団を指揮する序列63番の大侯爵。
天使の身体に黒い鳥の頭を持った姿で現れる。頭については、『ゴエティア』および『悪魔の偽王国』はゴイサギ[1][2]、コラン・ド・プランシーはフクロウ[3]、フレッド・ゲティングズはカラス[4]とそれぞれ述べている。手には鋭い剣を携え、黒い狼にまたがっている。
アンドラスは召喚者を仲間ともども皆殺しにしようとするため、注意しなければならないという[1]。一方、召喚者に敵を皆殺しにする方法を教えるという説もある[3]。能力としては、不和をもたらす力を有している。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- フレッド・ゲティングズ『悪魔の事典』大瀧啓裕訳、青土社、1992年。ISBN 4-7917-5185-X。
- コラン・ド・プランシー『地獄の辞典』床鍋剛彦訳、講談社、1990年。ISBN 4-06-201297-9。
- Mathers, S.L. MacGregor and Crowley, Aleister, The Lesser Key of Solomon(1904), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Waite, A.E., The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Weyer, Johann, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ジョゼフ・H・ピーターソン編集・解題・注釈、ラテン語原文、レジナルド・スコットの英訳)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ジョゼフ・H・ピーターソン編集、英文)