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やよい食堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やよい食堂
やよい食堂
店舗概要
所在地 278-0035
千葉県野田市中野台351
開業日 1926年大正15年)
閉業日 2017年平成29年)4月頃
営業時間 閉店
最寄駅 愛宕駅
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やよい食堂(やよいしょくどう)は、千葉県野田市に存在した大衆食堂である。

沿革

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1926年大正15年)創業[1][2]。店内には4人がけのテーブル6台と座敷を備え[3]カレーライスチャーハンカツ丼などを提供する[4]一般的な大衆食堂であるが料理が極端な大盛りであることからマスコミに取り上げられることも多く[4]、大盛り愛好家の間では東の聖地と称された[5]

並であっても他店であれば大盛りに相当する分量が供される[1][3]。大盛りではさらに分量が多く、カレーライスではどんぶり3杯分約2kgの米飯を山盛りにした上にルーがかけられるため喫食中にトレイにこぼれ落ちていく状況が常であったほか[6][4]、チャーハンでも約2kgの米飯を皿端ぎりぎりまで盛り付けた[6]。このため土日の米消費量は360合に及んでおり[2]、店主によれば大盛りを始めたのは1990年頃からのことで顧客の要望に応じ続けていた結果だという[1][注釈 1]

2016年に無期限休業状態となり、2017年4月頃に正式閉店した。なお、跡地は解体されておらず、2022年1月時点においても現存しているのがGoogle マップにて確認されている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 大盛りを始めたのは「30年前くらい」とする2007年の記事もある[7]

出典

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  1. ^ a b c 櫻井伸樹・西野鉄兵「喰って喰って喰いまくれ!! 激闘爆盛りツアー! 【北関東】旨味と人情の珍道中」『アウトライダー』第47号、バイクブロス、2011年4月、18-19頁。 
  2. ^ a b 「大食い! 激ヤバ! コレが噂の爆盛り! ドトーの27皿大公開」『TOKYO1週間』第8巻第4号、講談社、2004年2月17日、66-75頁。 
  3. ^ a b 遠藤哲夫「男なら大衆食堂でめしを食え!〈千葉県野田市・やよい食堂〉」『大衆食堂パラダイス!』筑摩書房〈ちくま文庫〉、2011年9月、143-151頁。ISBN 978-4480428592 
  4. ^ a b c あきれたグルメ探検隊『あきれたグルメガイド バカ盛り伝説 デラックス!! 首都圏版』毎日コミュニケーションズ、2007年10月、106-107頁。ISBN 978-4-8399-2581-9 
  5. ^ 小田民彦「食彩舌訪<213> デカ盛りメニュー 大津市膳所 感謝と思いやりの一品」『高知新聞』2007年(平成19年)7月28日付夕刊8面。
  6. ^ a b あきれたグルメ探検隊『あきれたグルメガイド バカ盛り伝説 首都圏版』毎日コミュニケーションズ、2005年11月、106-107頁。ISBN 4-8399-1953-4 
  7. ^ 「関東甲信越 旅気分の町歩き 今月のちょい旅 第13回 野田【千葉県】」『散歩の達人』第12巻第6号、2007年6月、112ページ。

外部リンク

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