Wikijunior:太陽系/火星
火星(かせい)は、太陽(たいよう)から4番目(ばんめ)の惑星(わくせい)で、2番目に小(ちい)さな星(ほし)です(水星(すいせい)の次(つぎ))。直径(ちょくけい)は6,794キロメートル(地球(ちきゅう)の53%)です。火星(かせい)は、固(かた)い表面(ひょうめん)を持(も)つ4つの地球型惑星(ちきゅうがたわくせい)の1つです。もし火星(かせい)に立(た)っていたら、地球(ちきゅう)での体重(たいじゅう)の38%しか重(おも)さを感じ(かんじ)ません。
軌道(きどう)
[編集]火星(かせい)は、太陽(たいよう)のまわりを1.8809年(ねん)で1回(かい)回(まわ)ります。軌道(きどう)の離心率(りしんりつ)は0.093で、水星(すいせい)を除(のぞ)いては一番(いちばん)大きいです。平均(へいきん)して、地球(ちきゅう)よりも太陽(たいよう)から1.52倍(ばい)遠(とお)いです。
自転(じてん)
[編集]火星(かせい)は、約(やく)24時間37分23秒(じかん)で自分(じぶん)の軸(じく)を1回(かい)回(まわ)ります。この回(まわ)り方(かた)は、他(ほか)の惑星(わくせい)と比(くら)べて地球(ちきゅう)の日(ひ)に近(ちか)いです。火星(かせい)の軸(じく)は、軌道(きどう)の平面(へいめん)に対(たい)して25.19°(ど)傾(かたむ)いています。これは地球(ちきゅう)の23.45°(ど)に近(ちか)い角度(かくど)です。
物(もの)の特徴(とくちょう)
[編集]大気(たいき)
[編集]火星(かせい)の大気(たいき)は主(おも)に二酸化炭素(にさんかたんそ)でできています。火星(かせい)の大気(たいき)の圧力(あっぱく)は、地球(ちきゅう)の0.6%(パーセント)です。
風(かぜ)
[編集]気候(きこう)
[編集]火星(かせい)の平均(へいきん)温度(おんど)は-63 °C(-81 °F)です。火星(かせい)は、35億年前(ねんまえ)までは生(い)きられる場所(ばしょ)でした。
表面(ひょうめん)
[編集]火星(かせい)の表面(ひょうめん)は、たくさんの面白(おもしろ)い場所(ばしょ)であふれています。ここでは、火星の表面(ひょうめん)にあるいくつかの特徴(とくちょう)について紹介(しょうかい)します。
隕石(いんせき)の穴(あな)
[編集]火星(かせい)の表面(ひょうめん)には、隕石(いんせき)がぶつかってできた穴(あな)がたくさんあります。隕石(いんせき)は、宇宙(うちゅう)からやってきた小(ちい)さな岩(いわ)や金属(きんぞく)です。これが火星(かせい)の表面(ひょうめん)にぶつかると、大きな穴(あな)ができます。例えば、火星(かせい)には「テラ・マルティス」という大(おお)きな隕石(いんせき)の穴(あな)があります。この穴(あな)は、直径(ちょっけい)が約(やく)2500キロメートルもあります。
小(ちい)さな谷(たに)
[編集]火星(かせい)には、小(ちい)さな谷(たに)がたくさんあります。これらの谷(たに)は、昔(むかし)に水(みず)が流(なが)れていた証拠(しょうこ)と考(かんが)えられています。科学者(かがくしゃ)たちは、火星(かせい)の表面(ひょうめん)にあるこれらの谷(たに)を調べて、火星(かせい)に水(みず)があったかどうかを探(さが)しています。
渓谷(けいこく)
[編集]火星(かせい)の表面(ひょうめん)には、巨大(きょだい)な渓谷(けいこく)もあります。特(とく)に有名(ゆうめい)なのは「バレンシア渓谷(けいこく)」です。これは、地球(ちきゅう)にある「グランドキャニオン」よりもずっと大(おお)きいです。この渓谷(けいこく)は、火星(かせい)の表面(ひょうめん)がどのように変化(へんか)したのかを知る手がかり(てがかり)となっています。
火山活動(かざんかつどう)
[編集]火星(かせい)には、かつて活発(かっぱつ)だった火山(かざん)がいくつか存在(そんざい)しています。これらの火山(かざん)は、火星(かせい)の表面(ひょうめん)に大きな山(やま)やクレーターを作(つく)りました。
火星(かせい)で最も大きな火山(かざん)は「オリンポス山(さん)」です。オリンポス山(さん)は、約(やく)22,000キロメートルの高さ(たかさ)があります。これは地球(ちきゅう)のエベレスト山(さん)よりもずっと高(たか)いのです。オリンポス山(さん)の直径(ちょっけい)は約(やく)600キロメートルもあり、非常(ひじょう)に大きな火山(かざん)です。
火星(かせい)の火山活動(かざんかつどう)は、数百万年(すうひゃくまんねん)前(まえ)に起(お)こったと考(かんが)えられています。現在(げんざい)、火星(かせい)の火山(かざん)は休止中(きゅうしちゅう)で、活発(かっぱつ)に噴火(ふんか)することはないとされています。しかし、科学者(かがくしゃ)たちは、火星(かせい)にはまだ隠(かく)れた火山(かざん)があるかもしれないと考(かんが)えています。
火山活動(かざんかつどう)の証拠(しょうこ)は、火星(かせい)の表面(ひょうめん)に見(み)られます。たとえば、火山(かざん)の周りには溶岩(ようがん)が流(なが)れた跡(あと)があり、これは昔(むかし)に噴火(ふんか)した証拠(しょうこ)です。また、火山(かざん)の周りには、火山灰(かざんばい)や小(ちい)さなクレーターもたくさんあります。
火星(かせい)の火山(かざん)活動(かざんかつどう)は、火星(かせい)の歴史(れきし)を知(し)るための重要(じゅうよう)な手がかり(てがかり)となっています。将来(しょうらい)、火星(かせい)の探査(たんさ)が進(すす)むことで、もっと多くのことがわかるかもしれません。火星(かせい)には、まだまだ不思議(ふしぎ)なことがたくさん隠(かく)れているのです!
火星(かせい)の極冠(きょくかん)
[編集]火星(かせい)の極冠(きょくかん)とは、火星(かせい)の北極(ほくきょく)と南極(なんきょく)にある白(しろ)い氷(こおり)のことを指(さ)します。火星(かせい)の極冠(きょくかん)は、地球(ちきゅう)で見(み)る氷(こおり)のように見(み)えますが、実(じつ)は水(みず)の氷(こおり)と二酸化炭素(にさんかたんそ)の氷(こおり)でできています。
北極(ほくきょく)の極冠(きょくかん)は、夏(なつ)になると小(ちい)さくなりますが、冬(ふゆ)になると再(ふたた)び大(おお)きくなります。これは、火星(かせい)の気温(きおん)が季節(きせつ)によって変(か)わるためです。北極(ほくきょく)では、夏(なつ)の間(あいだ)に二酸化炭素(にさんかたんそ)が蒸発(じょうはつ)して、氷(こおり)が減(へ)りますが、冬(ふゆ)になるとまた冷(ひ)えて氷(こおり)が増(ふ)えます。
南極(なんきょく)の極冠(きょくかん)も同(おな)じように、夏(なつ)には小(ちい)さくなり、冬(ふゆ)には大(おお)きくなりますが、南極(なんきょく)の方(ほう)が北極(ほくきょく)よりも厚(あつ)い氷(こおり)でできています。
火星(かせい)の極冠(きょくかん)には、さまざまな模様(もよう)があり、探査機(たんさき)によって詳細(しょうさい)が調査(ちょうさ)されています。これらの模様(もよう)は、火星(かせい)の気候(きこう)や地形(ちけい)の変化(へんか)を理解(りかい)する手がかり(てがかり)になります。
また、火星(かせい)の極冠(きょくかん)は、将来(しょうらい)の火星(かせい)探査(たんさ)や人類(じんるい)の移住(いじゅう)の可能性(かのうせい)についても重要(じゅうよう)な役割(やくわり)を果(は)たしています。もし火星(かせい)に人間(にんげん)が住(す)むことができるなら、この氷(こおり)を水(みず)として利用(りよう)することができるかもしれません。
火星の運河(うんが)
[編集]火星(かせい)には、かつて生命(せいめい)が存在(ぞんざい)したのではないかという考(かんが)えがあり、火星(かせい)は人類(じんるい)の想像(そうぞう)の世界(せかい)で重要(じゅうよう)な位置(いち)を占(し)めています。このような考えは、主(おも)に19世紀(せいき)に多(おお)くの人々(ひとびと)によって提唱(ていしょう)されました。特(とく)に、パーシヴァル・ローウェルやジョヴァンニ・スキアパレッリによる火星(かせい)の観測(かんそく)から生まれ、一般(いっぱん)に知られるようになりました。
スキアパレッリは観測(かんそく)された模様(もよう)をイタリア語(ご)で「canali(カナリ 溝(みぞ))」と書(か)きました。この言葉(ことば)は英語(えいご)で「canal(運河(うんが))」と誤訳(ごやく)され、ここから「火星(かせい)の運河(うんが)」という説(せつ)が始まりました。この火星(かせい)表面(ひょうめん)の模様(もよう)は、「人工的(じんこうてき)な」直線状(ちょくせんじょう)の模様(もよう)に見(み)えたため、運河(うんが)であると主張(しゅちょう)されました。また、ある地域(ちいき)の明るさ(あかるさ)が季節(きせつ)によって変(か)わるのは、植物(しょくぶつ)の成長(せいちょう)によるものだと考(かんが)えられました。
当初(とうしょ)の観測(かんそく)時点(じてん)でも自然地形(しぜんちけい)とみなされていたものが、翻訳(ほんやく)された結果(けっか)、「運河(うんが)」と表現(ひょうげん)され、人工物的(じんこうぶつてき)な意味合い(いみあい)が付与(ふよ)されてしまったのです。そこから火星人(かせいじん)に関連(かんれん)した多(おお)くの話(はなし)が生まれました。しかし、火星(かせい)探査(たんさ)が進む(すすむ)につれて、運河(うんが)は無い(ない)ことがわかりました。つまり、運河(うんが)は人工物(じんこうぶつ)ではなく、自然地形(しぜんちけい)であり、知的(ちてき)生命体(せいめいたい)は存在(そんざい)しないことがわかりました。先述(せんじゅつ)の色(いろ)の変化(へんか)は、実(じつ)は塵(ちり)の嵐(あらし)のためだと考(かんが)えられています。
火星(かせい)の大気(たいき)
[編集]火星(かせい)の大気(たいき)は、とても薄(うす)いです。火星(かせい)の大気(たいき)は、地球(ちきゅう)の大気(たいき)と比(くら)べると、約(やく)100分の1の厚(あつ)さしかありません。このため、火星(かせい)の表面(ひょうめん)では、風(かぜ)や気温(きおん)が大きく変化(へんか)します。
火星(かせい)の大気(たいき)の主(おも)な成分(せいぶん)は、二酸化炭素(にさんかたんそ)が約(やく)95%を占(し)めています。他(ほか)には、窒素(ちっそ)が約(やく)3%、アルゴンが約(やく)1.6%、酸素(さんそ)がわずか(わずか)0.13%含(ふく)まれています。このため、火星(かせい)では、人間(にんげん)がそのまま呼吸(こきゅう)することはできません。
火星(かせい)の大気(たいき)は、また非常(ひじょう)に冷(つめ)たく、平均(へいきん)気温(きおん)は約(やく)-63度(ど)です。冬(ふゆ)の間(あいだ)には、もっと寒(さむ)くなることもあります。薄(うす)い大気(たいき)のため、火星(かせい)の表面(ひょうめん)は太陽(たいよう)の光(ひかり)を直接(ちょくせつ)受(う)けることができ、昼(ひる)間(ま)と夜(よる)では大きく温度(おんど)が変(か)わります。
火星(かせい)には、砂嵐(すなあらし)がよく発生(はっせい)します。大気(たいき)が薄(うす)いにもかかわらず、風(かぜ)が強(つよ)く吹(ふ)くことがあるため、砂(すな)が舞(ま)い上(あ)がって視界(しかい)が悪(わる)くなります。これらの砂嵐(すなあらし)は、探査機(たんさき)やローバーに影響(えいきょう)を与(あた)えることがあります。
火星(かせい)の大気(たいき)は、過去(かこ)にはもっと厚(あつ)かったのではないかとも考(かんが)えられています。そのため、昔(むかし)には水(みず)が存在(そんざい)し、生命(せいめい)がいた可能性(かのうせい)もあるのです。これを調査(ちょうさ)するために、さまざまな探査(たんさ)が行(おこな)われています。
衛星(えいせい)
[編集]火星(かせい)には二つの衛星(えいせい)があります。その名前(なまえ)は「フォボス」と「ダイモス」です。
フォボス(Phobos)
[編集]フォボスは、火星に一番近(ちか)い衛星です。直径(ちょくけい)は約(やく)22.4キロメートルで、とても小(ちい)さいです。フォボスは、火星の表面(ひょうめん)からわずかに約6,000キロメートルの距離(きょり)にあります。これは、地球からの距離と比べるととても近いです。フォボスは、火星の周りをとても速(はや)く回(まわ)っていて、1日に約3回(かい)も火星の周りを回ります。
フォボスの表面(ひょうめん)は、クレーター(穴(あな))でいっぱいです。クレーターは、隕石(いんせき)がぶつかった跡(あと)です。このため、フォボスはとても古(ふる)いように見えます。
ダイモス
[編集]ダイモスは、フォボスよりも少(すく)し大(おお)きく、直径(ちょくけい)は約(やく)12.4キロメートルです。ダイモスは、火星から少し離(はな)れたところを回(まわ)っています。火星からの距離は約20,000キロメートルです。ダイモスもまた、火星の周りを回るのが速(はや)く、約2日に1回(かい)回ります。
ダイモスの表面は、フォボスよりも平(ひら)らかで、クレーターも少(すく)ないです。ダイモスは、あまり目立たない衛星ですが、火星の夜空(よぞら)に小さく光(ひか)っています。
火星探査(かせいたんさ)の歴史(れきし)
[編集]火星(かせい)は、いくつかの無人(むじん)探査機(たんさき)によって探査(たんさ)されています。
1964年(ねん)11月28日(にち)、NASA(ナサ)によって打ち上げられた「マリナー4号(ごう)」は、1965年(ねん)7月15日(にち)に火星(かせい)に最接近(さいせっきん)し、火星(かせい)を訪(おとず)れた最初(さいしょ)の宇宙船(うちゅうせん)となりました。この探査機(たんさき)は、地球(ちきゅう)の約(やく)0.1%という非常(ひじょう)に弱(よわ)い放射線帯(ほうしゃせんたい)を検出(けんしゅつ)し、深宇宙(しんうちゅう)から撮影(さつえい)した他(ほか)の惑星(わくせい)の最初(さいしょ)の画像(がぞう)を提供(ていきょう)しました。
次(つぎ)に、ソ連(それん)の火星(かせい)探査機(たんさき)「マルス3号(ごう)」は、1971年(ねん)12月に着陸船(ちゃくりくせん)を搭載(とうさい)してソフトランディングを成功(せいこう)させましたが、タッチダウンの数(すう)秒(びょう)後(ご)に連絡(れんらく)が途絶(とだ)えてしまいました。
1976年(ねん)7月20日(にち)には、アメリカの「バイキング1号(ごう)」が火星表面(かせいひょうめん)への着陸(ちゃくりく)に初(はじ)めて成功(せいこう)しました。
1997年(ねん)7月4日(にち)、火星探査機(たんさき)「マーズ・パスファインダー」が火星(かせい)に着陸(ちゃくりく)し、翌日(よくじつ)には火星(かせい)で活動(かつどう)する初(はじ)めてのロボットローバー「ソジャーナー」を放出(ほうしゅつ)しました。
2003年(ねん)12月25日(にち)、欧州宇宙機関(おうしゅううちゅうきかん)ESA(イーエスエー)の探査機(たんさき)「マーズ・エクスプレス」が初(はじ)めて火星(かせい)を訪(おとず)れ、軌道上(きどうじょう)に到着(とうちゃく)しました。
さらに、2004年(ねん)1月(がつ)には、NASA(ナサ)の「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」として「スピリット」と「オポチュニティ」が共(とも)に火星(かせい)に着陸(ちゃくりく)しました。スピリットは2010年(ねん)3月22日(にち)まで、オポチュニティは2018年(ねん)6月10日(にち)まで活動(かつどう)を続(つづ)けました。
2012年(ねん)8月6日(にち)、NASA(ナサ)は「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)」ミッションの一環(いっかん)として、探査機(たんさき)「キュリオシティ」を火星(かせい)に着陸(ちゃくりく)させました。
2014年(ねん)9月24日(にち)には、インド宇宙研究機関(いんどうちゅうけんきゅうきかん)ISRO(イースロ)が初(はじ)めての惑星間(わくせいかん)ミッションである「マーズ・オービター・ミッション」を火星(かせい)の軌道上(きどうじょう)に到着(とうちゃく)させ、火星(かせい)を訪(おとず)れた4番目(ばんめ)の宇宙機関(うちゅうきかん)となりました。
2021年(ねん)2月9日(にち)、アラブ首長国連邦(しゅちょうこくれんぽう)も火星探査機(かせいたんさき)を火星(かせい)の大気圏(たいきけん)に投入(とうにゅう)し、成功(せいこう)させた5番目(ばんめ)の宇宙機関(うちゅうきかん)となりました。また、NASA(ナサ)のローバー「パーサヴィアランス」も同年(どうねん)2月18日(にち)に火星(かせい)への着陸(ちゃくりく)に成功(せいこう)しました。
火星の英名「Mars」の由来(ゆらい)
[編集]火星(かせい)の英名(えいめい)は「Mars(マーズ)」です。この名前(なまえ)は、古代(こだい)ローマ(ろーま)の戦争(せんそう)の神様(かみさま)の名前に由来(ゆらい)しています。
戦争の神様
[編集]古代ローマ(こだいろーま)では、戦争(せんそう)を象徴(しょうちょう)する神様(かみさま)が「Mars(マーズ)」でした。この神様(かみさま)は、戦い(たたかい)の守り神(まもりがみ)であり、人々(ひとびと)が戦争(せんそう)のときに祈(いの)る神(かみ)だったんです。
赤い星(あかいほし)
[編集]火星(かせい)は、夜空(よぞら)でとても目立(めだ)つ赤(あか)い星(ほし)です。古代の人々(ひとびと)は、この赤(あか)い色(いろ)が血(ち)や戦争(せんそう)を連想(れんそう)させると思(おも)いました。そのため、火星(かせい)に「Mars(マーズ)」という名前(なまえ)がつけられたのです。
他の文化(ぶんか)でも
[編集]火星(かせい)は、他(ほか)の文化(ぶんか)でも戦争(せんそう)に関連(かんれん)する名前(なまえ)があります。たとえば、古代ギリシャ(こだいぎりしゃ)では「アレス(Ares)」という名前(なまえ)が使(つか)われていました。