OWL
知識を表現するために設計された言語
(Web Ontology Languageから転送)
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2024年8月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
Web Ontology Language(OWL)はインターネット上に存在するオントロジーを用いてデータ交換を行うためのデータ記述言語。OWLはRDFの語彙拡張であり、DAML OILに由来している。OWLはRDFなどの他の構成要素とともにセマンティック・ウェブのツール群として位置づけられる。
ステータス | Published |
---|---|
開始年 | 2004年 |
編集者 | Mike Dean (BBN Technologies), Guus Schreiber |
元になった標準 | Resource Description Framework, RDFS |
関連する標準 | SHACL |
ドメイン | Semantic Web |
略称 | OWL |
ウェブサイト | OWL Reference |
ステータス | Published |
---|---|
開始年 | 2009年 |
編集者 | W3C OWL Working Group |
元になった標準 | Resource Description Framework, RDFS |
ドメイン | Semantic Web |
略称 | OWL 2 |
ウェブサイト | OWL 2 Overview |
現在、OWLはOWL Lite、OWL DL、OWL Fullの3つの記法がある。この3つはそれぞれ特徴があり、OWL Lite、OWL DL、OWL Fullの順で平易になっている。
名前の由来
編集正式名称は「Web ontology language」(日本語記述ウェブオントロジー言語)である。略称(頭字語)がOWLである。正式名称の頭文字を語順どおりに綴った「WOL」ではなく「OWL」を略称としたのは、OWLが誕生した時点で「WOL」がデータ工学の分野の言語の名前として既に使われていたためである。また、童話「クマのプーさん」に登場するフクロウ[注釈 1] Owl[注釈 2]が自分の名前を「WOL」[注釈 3]と書くことに(逆の形で)ちなんだためである。
脚注
編集注釈
編集出典
編集関連項目
編集- オントロジー (情報科学)
- Resource Description Framework (資源記述の枠組み)
- RDFスキーマ
- Uniform Resource Identifier (統一資源識別子)
- メタ言語
- スキーマ言語
- Protégé
外部リンク
編集- OWL Web Ontology Language Overview W3CによるOWL概要説明
- Protégé スタンフォード大学制作のオントロジ・エディタ
- 法造 大阪大学・溝口研究室が開発したオントロジー構築・利用ツール
- ウェブ・オントロジー言語OWL
- 初級OWL講座[リンク切れ] (PDF)