ULTIRA
ULTIRA(ウルティラ)はワーナー・マイカル・シネマズ(現:イオンエンターテイメント)が独自開発した映像音響システムである。
概要
編集「壁一杯、天井まで広がる巨大スクリーン」「明るく鮮明な映像」「高・中・低音をコントロールした立体音響」による臨場感のある上映を特徴としている[1]。劇場によってはドルビーアトモスの音響システムや、体感型シートD-BOXを採用している。
2010年3月23日に開館した「ワーナー・マイカル・シネマズ大高[a]」に初めて採用された。なお、大高のULTIRAは2016年に改装され[2]、2024年現在はIMAXデジタルシアターとなっている[3]。
鑑賞料金
編集大高への採用当初は鑑賞料金プラス200円としていたが、2022年2月現在追加料金はなく鑑賞料金のみで鑑賞することができる。
導入劇場
編集2023年9月現在、全国のイオンシネマ12劇場(13スクリーン)に導入されている。
劇場名 | 所在地 | 併設施設 | 導入日 | No. | 座席数 | 車椅子 | 4K | DA | DB | 備考 |
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新利府 | 宮城県宮城郡利府町 | イオンモール新利府 | 2021年3月5日 | 4 | 245 | 2 | ○ | ○ | ||
春日部 | 埼玉県春日部市 | イオンモール春日部 | 2013年3月5日 | 1 | 383 | 4 | ○ | スクリーンサイズ:19.0 m × 10.5 m[4] | ||
川口 | 埼玉県川口市 | イオンモール川口 | 2021年6月8日 | 1 | 254 | 4 | JBL 社の「ラインアレイスピーカー」
をメインスピーカーに設置 | |||
座間 | 神奈川県座間市 | イオンモール座間 | 2020年3月27日 | 10 | 340 | 2 | ○ | ヴィヴ・オーディオ/Vsound採用 | ||
港北ニュータウン | 神奈川県横浜市都筑区 | ノースポート・モール | 2010年11月19日[5] | 1 | 488 | 5 | スクリーンサイズ:21.3 m × 9.7 m[4]
ゴールドクラス導入 | |||
白山 | 石川県白山市 | イオンモール白山 | 2021年7月19日 | 5 | 208 | 2 | ○ | 「ホライゾナル・ラインアレイ・サブ
ウーハーシステム」を採用 | ||
8 | 208 | 2 | ○ | ○ | ||||||
名古屋茶屋 | 愛知県名古屋市港区 | イオンモール名古屋茶屋 | 2014年6月27日 | 10 | 376 | 2 | ○ | ○ | スクリーンサイズ:8.50 m × 17.45 m | |
津南 | 三重県津市 | イオンモール津南 | 2018年11月9日 | 4 | 354 | 2 | ○ | ヴィヴ・オーディオ採用 | ||
和歌山 | 和歌山県和歌山市 | イオンモール和歌山 | 2014年3月16日 | 7 | 376 | 3 | ○ | ○ | ||
京都桂川 | 京都府京都市南区 | イオンモール京都桂川 | 2014年10月17日 | 8 | 369 | 2 | ○ | スクリーンサイズ:8.54 m × 15.80 m | ||
広島西風新都 | 広島県広島市佐伯区 | THE OUTLETS HIROSHIMA | 2018年4月27日 | 6 | 324 | 4 | ○ | ヴィヴ・オーディオ採用 | ||
徳島 | 徳島県徳島市 | イオンモール徳島 | 2017年4月27日 | 1 | 312 | 2 | dts-X/Vsound採用 |
過去にULTIRAを導入していた劇場
編集備考欄はULTIRAスクリーンとして営業していた当時の設備等を掲載。
劇場名 | 所在地 | 併設施設 | 導入日 | No. | 座席数 | 車椅子 | 備考 |
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大高 | 愛知県名古屋市緑区 | イオンモール大高 | 2010年3月23日[6] | 10 | 372 | 4 | 2016年7月1日にIMAXデジタルシアターとして転換 |
シアタス調布 | 東京都調布市 | トリエ京王調布 | 2017年9月29日 | 10 | 526 | 4 | |
幕張新都心 | 千葉県千葉市美浜区 | イオンモール幕張新都心 | 2013年12月20日 | 8 | 343 | 2 |
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岡山 | 岡山県岡山市北区 | イオンモール岡山 | 2014年12月5日 | 7 | 409 | 4 |
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脚注
編集注釈
編集- ^ 2013年に「イオンシネマ大高」へ改称
出典
編集- ^ “映画館の進化が止まらない!全国の上映設備を一挙紹介 【知っておきたい映画館のこと】”. スクリーンONLINE (2020年9月10日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ “イオンシネマ初のIMAXシアターを、名古屋・大高に今夏導入”. AV Watch (2016年4月11日). 2024年8月4日閲覧。
- ^ “IMAX®|イオンシネマ”. www.aeoncinema.com. 2024年8月4日閲覧。
- ^ a b “最後の「スター・ウォーズ」はココで観ろ! デカい・黒い・爆音・揺れる劇場をまとめた”. AV Watch (2019年12月20日). 2022年5月24日閲覧。
- ^ “シーンと連動して動く座席、港北のワーナー・マイカルに首都圏初登場”. 港北経済新聞. 2010年10月29日閲覧。
- ^ 『包み込まれるサウンドの大型スクリーンや シーンに連動する座席が登場! ~シネコンは今、新たなステージへ~ 「ワーナー・マイカル・シネマズ 大高お お だ か」 2010 年 3 月 23 日、名古屋市緑区に開業』(PDF)(プレスリリース)株式会社ワーナー・マイカル 。2010年2月24日閲覧。
- ^ @ac_chofu (2018年7月11日). "…タテ約9m×ヨコ約18.7mの特大スクリーン。". X(旧Twitter)より2024年6月7日閲覧。