ライブ・ネイション
ライブネーション・エンタテイメント(Live Nation Entertainment、NYSE: LYV)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ビバリーヒルズに本社を構える世界最大級のライブ・エンタテイメント企業。
種類 | 公開会社 |
---|---|
業種 | 娯楽 |
設立 | 2010 |
本社 | アメリカ合衆国カリフォルニア州ビバリーヒルズ |
事業地域 | 全世界 |
主要人物 | Michael Rapino (CEO, director, president) |
売上高 | US$1.861 billion (2020)[1] |
営業利益 | US$–1.653 billion (2020)[1] |
利益 | US$–1.828 billion (2020)[1] |
総資産 | US$10.59 billion (2020)[1] |
純資産 | US$–133.8 million (2020)[1] |
所有者 | リバティメディア (30.62%)[2] |
従業員数 | 8,200 (2020)[1] |
子会社 |
Roc Nation Ticketmaster Live Nation Concerts Front Line Management Group Live Nation Network C3 Presents AC Entertainment Live Nation Merchandise |
ウェブサイト |
livenationentertainment |
概要
編集ライブネーション・エンタテインメントは、2010年にコンサート・プロモーター企業Live Nationと、大手チケットプラットフォームTicketmasterの統合により誕生した。ライブネーション・エンタテイメントは、Live Nation Concerts(コンサート部門)、Ticketmaster.com(チケット販売)、Artist Nation(アーティスト・マネジメント業務)、Live Nation Media・Sponsorship(広告・スポンサー事業)にて成立する。ライブネーション・エンタテイメントは、これらグループ関連企業の経営資源を活用することにより、同社が運営するライブ・イベントや様々なデジタル・プラットフォームを通して、800を超えるスポンサー関連企業に2億人強の消費者へのリーチを提供している。
さらに、ライブネーション・エンタテインメントは「The Fillmore」(サンフランシスコ)、「the Hollywood Palladium」(ロサンゼルス)、「Ziggo Dome」(アムステルダム)、「The O2」(ダブリン)等大型コンサート施設や、「House of Blues」の会場を含む総数139箇所の会場の保有・運営を行うほか、これら会場の予約権と持分を保有する。
歴史
編集2005年:Clear Channel Communicationsのエンタテイメント部門のスピンオフとしてLive Nationが設立される。CEOにマイケル・ラピーノが就任。
2006年:ハウス・オブ・ブルースを買収。
2008年:U2と12年契約の締結を発表。ジェイ・Zとロック・ネイションを設立。
2010年:Live NationとTicketmasterの統合が米国司法省に承認され、ライブネーション・エンタテイメントが誕生する。
2012年:Live Nation Japanを設立。
2013年:大型EDMフェスティバルElectronic Daisy Carnival(EDC)の主催者として知られるイベントプロモーターInsomniac Eventsとの提携を発表。
2014年:Austin City Limits Music Festival, Voodoo Music Arts Experience, Lollapaloozaを開催する米国の大手コンサートプロモーション企業C3 Presentsを買収。
2015年:Live Nation Germanyを設立。Live Nation Productionsを設立。Live Nation Productionsは2018年レディー・ガガとブラッドリー・クーパー主演による映画「A Star is Born」をプロデュースした。
2016年:アメリカ3大フェスの一つとして知られるBonnaroo Music & Arts Festivalの主催者として知られるAC Entertainmentを買収。南アフリカのコンサートプロモーターBig Concerts Internationalを買収。
2017年:BottleRock Napa Valley music festivalを買収。
2018年:Frank Productions、Emporium Presents、Red Mountain Entertainmentの過半数の株式を取得しコンサート部門を強化する。ブラジルのRock in Rioフェスティバルを買収。
日本での活動
編集2012年:クリエイティブマン・プロダクションと共同出資でLive Nation Japan合同会社を設立。同年5月にさいたまスーパーアリーナで開催されたレディー・ガガのThe Born This Way Ball開催を契機に日本での活動を本格的に開始する[4]。
2014年:クリエイティブマン・プロダクションから少数持分を追加取得し、Live Nation Japan合同会社を完全子会社化。
2019年:有明アリーナの管理運営事業を担う特別目的会社(SPC)株式会社東京有明アリーナに出資。有明アリーナの運営・誘致業務に携わる[5]。
2020年:生田慶一郎がLive Nation Japan合同会社の社長に就任。
出典
編集- ^ a b c d e f “2020 FORM 10-K, LIVE NATION ENTERTAINMENT, INC.”. 21 October 2021閲覧。
- ^ “Live Nation Entertainment, Inc. 2022 Proxy statement”. 2022年7月2日閲覧。
- ^ “マドンナ、ライブ・ネーションと包括的な契約へ”. www.afpbb.com. 2020年10月29日閲覧。
- ^ オリコン (2012年2月24日). “「LIVE NATION JAPAN」設立へ アジア・オセアニア地域の音楽ライブ市場に参入”. 2012年4月20日閲覧。
- ^ “「有明アリーナ」運営権契約を締結 国内アリーナ初のコンセッション方式により、2021年8月オープンへ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年10月23日閲覧。