KBO MVP
KBO MVP(英語: KBO MVP Award)は、KBOリーグにおける最優秀選手賞[注 1]であり、韓国野球委員会と韓国野球記者団所属の総合日刊紙、スポーツ紙放送局幹事で構成される選考委員会が候補者を選定し、選定された候補者を対象にプロ野球の出入り記者団が投票をして、その年の正規リーグで最高の活躍を見せた選手に与えられる賞である。
総有効票の過半数以上を得た選手が受賞者に選定され、過半数に満たない場合は上位2名の選手を対象に決選投票を実施する。最優秀選手(MVP)には2,000万ウォン相当の純金トロフィーが与えられる。
歴代受賞者
編集太字はその年のリーグ最高、赤太字はリーグ歴代最高記録
年度 | 表彰選手 | 所属球団 | 守備位置 | 成績 |
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1982年 | 朴哲淳 | OBベアーズ | 投手 | 36試合 224.1回 24勝4敗 防御率1.84 奪三振108 |
1983年 | 李萬洙 | サムスン・ライオンズ | 捕手 | 98試合 打率.294 27本塁打 74打点 |
1984年 | 崔東原 | ロッテ・ジャイアンツ | 投手 | 51試合 284.2回 27勝18敗 防御率2.40 奪三振223 |
1985年 | 金城漢(1) | ヘテ・タイガース | 一塁手 | 105試合 打率.333 22本塁打 75打点 |
1986年 | 宣銅烈(1) | ヘテ・タイガース | 投手 | 39試合 262.2回 24勝6敗 防御率0.99 奪三振214 |
1987年 | 張孝祚 | サムスン・ライオンズ | 右翼手 | 88試合 打率.387 2本塁打 58打点 |
1988年 | 金城漢(2) | ヘテ・タイガース | 一塁手 | 104試合 打率.324 30本塁打 89打点 |
1989年 | 宣銅烈(2) | ヘテ・タイガース | 投手 | 36試合 169.0回 21勝3敗 防御率1.17 奪三振198 |
1990年 | 宣銅烈(3) | ヘテ・タイガース | 投手 | 35試合 190.1回 22勝6敗 防御率1.13 奪三振189 |
1991年 | 張鍾勲(1) | ビングレ・イーグルス | 一塁手 | 126試合 打率.345 35本塁打 114打点 |
1992年 | 張鍾勲(2) | ビングレ・イーグルス | 一塁手 | 125試合 打率.299 41本塁打 119打点 |
1993年 | 金聲來 | サムスン・ライオンズ | 一塁手 | 124試合 打率.300 28本塁打 91打点 |
1994年 | 李鍾範 | ヘテ・タイガース | 遊撃手 | 124試合 打率.393 19本塁打 77打点 84盗塁 |
1995年 | 金湘昊 | OBベアーズ | 右翼手 | 126試合 打率.272 25本塁打 101打点 |
1996年 | 具臺晟 | ハンファ・イーグルス | 投手 | 55試合 139.0回 18勝3敗24セーブ 防御率1.88 奪三振183 |
1997年 | 李承燁(1) | サムスン・ライオンズ | 一塁手 | 126試合 打率.329 32本塁打 114打点 |
1998年 | タイロン・ウッズ | OBベアーズ | 一塁手 | 126試合 打率.305 42本塁打 103打点 |
1999年 | 李承燁(2) | サムスン・ライオンズ | 一塁手 | 132試合 打率.323 54本塁打 123打点 |
2000年 | 朴勍完 | サムスン・ライオンズ | 捕手 | 130試合 打率.282 40本塁打 95打点 |
2001年 | 李承燁(3) | サムスン・ライオンズ | 一塁手 | 127試合 打率.276 39本塁打 95打点 |
2002年 | 李承燁(4) | サムスン・ライオンズ | 一塁手 | 133試合 打率.323 47本塁打 126打点 |
2003年 | 李承燁(5) | サムスン・ライオンズ | 一塁手 | 131試合 打率.301 56本塁打 144打点 |
2004年 | 裵英洙 | サムスン・ライオンズ | 投手 | 35試合 189.2回 17勝2敗 防御率2.61 奪三振144 |
2005年 | 孫敏漢 | ロッテ・ジャイアンツ | 投手 | 28試合 168.1回 18勝7敗 防御率2.46 奪三振105 |
2006年 | 柳賢振 | ハンファ・イーグルス | 投手 | 30試合 201.2回 18勝6敗 防御率2.23 奪三振204 |
2007年 | ダニエル・リオス | 斗山ベアーズ | 投手 | 33試合 234.2回 22勝5敗 防御率2.07 奪三振147 |
2008年 | 金廣鉉 | SKワイバーンズ | 投手 | 27試合 162.0回 16勝4敗 防御率2.39 奪三振150 |
2009年 | 金相賢 | 起亜タイガース | 三塁手 | 121試合 打率.315 36本塁打 127打点 |
2010年 | 李大浩 | ロッテ・ジャイアンツ | 三塁手 | 127試合 打率.364 44本塁打 133打点 |
2011年 | 尹錫珉 | 起亜タイガース | 投手 | 27試合 172.1回 17勝5敗 防御率2.45 奪三振178 |
2012年 | 朴炳鎬(1) | ネクセン・ヒーローズ | 一塁手 | 133試合 打率.290 31本塁打 105打点 |
2013年 | 朴炳鎬(2) | ネクセン・ヒーローズ | 一塁手 | 128試合 打率.318 37本塁打 117打点 |
2014年 | 徐建昌 | ネクセン・ヒーローズ | 二塁手 | 128試合 打率.370 4本塁打 78打点 |
2015年 | エリック・テイムズ | NCダイノス | 一塁手 | 142試合 打率.381 47本塁打 140打点 |
2016年 | ダスティン・ニッパート | 斗山ベアーズ | 投手 | 28試合 167.2回 22勝3敗 防御率2.95 奪三振142 |
2017年 | 梁玹種 | 起亜タイガース | 投手 | 31試合 193.1回 20勝6敗 防御率3.44 奪三振158 |
2018年 | 金宰煥 | 斗山ベアーズ | 一塁手 | 139試合 打率.344 44本塁打 133打点 |
2019年 | ジョシュ・リンドブロム | 斗山ベアーズ | 投手 | 30試合 194.2回 20勝3敗 防御率2.50 奪三振189 |
2020年 | メル・ロハス・ジュニア | KTウィズ | 外野手 | 142試合 打率.349 47本塁打 135打点 |
2021年 | アリエル・ミランダ | 斗山ベアーズ | 投手 | 28試合 173.2回 14勝5敗 防御率2.33 奪三振225 |
2022年 | 李政厚 | キウム・ヒーローズ | 外野手 | 142試合 打率.349 23本塁打 113打点 |
2023年 | エリック・フェッド | NCダイノス | 投手 | 30試合 180.1回 20勝6敗 防御率2.00 奪三振209 |
2024年 | 金倒永 | 起亜タイガース | 内野手 | 141試合 打率.347 38本塁打 109打点 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “KBO, 프로야구 브랜드 아이덴티티 통합” (朝鮮語). 2017年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月19日閲覧。