ジャパンナレッジ

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ジャパンナレッジ(Japan Knowledge)は、小学館グループの株式会社ネットアドバンスが提供する、有料会員制の知識探索サイト、インターネット百科事典である。小学館グループを中心に国内外の出版各社の辞書・事典コンテンツをデジタルデータとして提供することを目的としている。50種類を超えるコンテンツの総項目数約300万・総文字数約16億のデータに一括検索を実行し、結果を表示する。ロゴマークではJapanKnowledgeと表される。

ジャパンナレッジ
URL
https://japanknowledge.com/
タイプ 統合型オンライン百科事典・辞書
分野 全般
使用言語 日本語
項目数 約300万
閲覧 【個人契約「JKパーソナル」】[1]
月会費 1,500円(税抜き)
年会費 15,000円(税抜き)
【個人契約「JKパーソナル R」】[1]
月会費 2,000円(税抜き)
年会費 20,000円(税抜き)
運営元 株式会社ネットアドバンス
営利性 あり
現代表 相賀昌宏(株式会社ネットアドバンス代表取締役社長、株式会社小学館代表取締役社長)

収録コンテンツ一覧

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ジャパンナレッジには、2016年10月6日現在、百科事典・辞書を中心に記事・叢書コンテンツなど、以下のコンテンツが収録されている[2]

百科
日本語
歴史
英語
ヨーロッパ言語
  • 小学館独和大辞典 第2版/小学館
  • ポケットプログレッシブ独和・和独辞典/小学館
  • 小学館ロベール仏和大辞典/小学館
  • ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版/小学館
  • ポケットプログレッシブ西和・和西辞典/小学館
  • ポケットプログレッシブ伊和・和伊辞典/小学館
  • 羅和辞典 (研究社) 改訂版/研究社
東アジア言語
  • ポケットプログレッシブ中日・日中辞典/小学館
  • ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典/小学館
用語・情報
人名・文化
  • 日本人名大辞典/講談社
  • JK Who's Who/小学館
  • デジタル版 集英社世界文学大事典/集英社
  • 日本人物文献目録/平凡社
  • 新版 日本架空伝承人名事典/平凡社
  • 新版 能・狂言事典/平凡社
  • 新版 歌舞伎事典/平凡社
  • 例文 仏教語大辞典/小学館
科学
記事・コラム
叢書
JKBooks

※JKBooksのコンテンツはジャパンナレッジPersonal(個人向け)では利用できない。利用するにはジャパンナレッジLib(法人向け)と統合するか、もしくはJKBooks専用サイトを別契約するか、選択が必要。[3]

検索の方法

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最も簡単な検索方法は、調べたい言葉や事柄を検索バーに入力して検索ボタンをクリックするだけだが、複数の語を組み合わせ検索範囲や検索条件を設定したり、コンテンツを絞り込んで検索する「詳細(個別)検索」も可能である。検索範囲は見出し全文、検索条件は完全一致・前方一致・後方一致・部分一致を設定できる。さらに、検索結果は並び順や表示件数を変えて表示させることができる。

コースと会費

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JapanKnowledgeは有料会員制で、法人契約と個人契約がある。法人向けは「ジャパンナレッジLib」、個人向けは「ジャパンナレッジPersonal」というサービスである。このうち「ジャパンナレッジPersonal」は“JKパーソナル”と、全コンテンツが利用できる“JKパーソナル+R”の2つのコースに分かれている。[1]

歴史

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  • 2001年4月16日 - 小学館グループのネットアドバンスにより「ジャパンナレッジ.コム」のサービスが開始された[4][5]。当初2か月近くは無料だったが、同年6月4日から有料となった[5]
  • 2004年9月 - 携帯電話向けサービス「JKモバイル」が開始された[4]
  • 2005年3月 - JKセレクトシリーズ『字通』が提供開始された[4]
  • 2007年7月 - JKセレクトシリーズ「日国オンライン」が提供開始され、日本国語大辞典が利用できるようになった[4]
  • 2006年10月 - JKセレクトシリーズ『日本歴史地名大系』のサービスが開始された[4]
  • 2008年5月 - JKセレクトシリーズ『Web版日本近代文学館』が開始された[4]
  • 2009年5月1日 - 大幅なリニューアルにより、法人向け「ジャパンナレッジ・プラス」のサービスが開始された[4]。独立サイトであったJKセレクトシリーズの「字通」「日本歴史地名大系」「日国オンライン」が統合され、一括検索が可能となった。また、年間契約のコースも新設された。旧ジャパンナレッジ(法人契約)は「ジャパンナレッジ・クラシック」と改称された。
  • 2010年7月1日 - JKセレクトシリーズ「国史大辞典WEB」が公開され、日本最大級の歴史百科である吉川弘文館の「国史大辞典」が新たなコンテンツとして加わった。
  • 2011年4月1日 - JKセレクトシリーズ「字通」「日国オンライン」とジャパンナレッジ・クラシックが「ジャパンナレッジ・プラス」に統合された。
  • 2014年4月1日 - サイトのリニューアルにより、検索エンジンインターフェースが一新された。法人向けサービス「ジャパンナレッジ・プラス」は「ジャパンナレッジLib」としてリニューアルされた[6]
  • 2016年3月1日 - 平凡社「世界大百科事典」が提供開始された。

受容

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株式会社ネットアドバンスの川原一夫は、ジャパンナレッジの受容について「スタート当初はデジタルデータが揃えやすい辞書・事典を中核コンテンツとしたことから、『辞書検索サイト』として扱われることが多く、今でもその傾向は多分にあります」と分析しつつ、「しかし、実際は名前の通り、定評ある日本や日本語に関するコンテンツが体現する『日本の知識』を可能な限り網羅し、安い価格で提供する、というのがスタート時から変わらぬ目標です」と述べている[7]

脚注

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  1. ^ a b c 会費・お支払方法について
  2. ^ 収録コンテンツ一覧”. JapanKnowledge. 2016年1月19日閲覧。
  3. ^ JKBooksとは
  4. ^ a b c d e f g ネットアドバンス > 沿革”. 2016年1月19日閲覧。
  5. ^ a b “【新サービス】小学館、キーワード1つで各種データベースを検索できるサービスを開始”. INTERNET Watch. (2001年4月16日). https://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0416/jkc.htm 2016年1月19日閲覧。 
  6. ^ ジャパンナレッジLib”. 紀伊國屋書店. 2023年4月22日閲覧。
  7. ^ 川原一夫「1.5 [コラム] 日本発のe-resource「ジャパンナレッジ」」『JEPA Books 電子辞書のすべて』、株式会社インプレスR&D、2016年、22頁、ISBN 978-4-8020-9066-7 

外部リンク

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