JCSAT-1B
JCSAT-1B 及び調達呼称JCSAT-5はかつて旧JSAT社が打ち上げ、スカパーJSAT株式会社が運用していた通信衛星[1]。
JCSAT-1B | |
---|---|
所属 |
スカパーJSAT (旧宇宙通信、JSAT) |
主製造業者 | ロッキード・マーティン |
国際標識番号 | 1997-075A |
カタログ番号 | 25067 |
状態 | 運用終了 |
目的 | 通信(放送を含む) |
設計寿命 | 12年 |
打上げ機 | アリアン4 |
打上げ日時 | 1997年12月3日 |
物理的特長 | |
衛星バス | HS-601 |
本体寸法 | 南北: 26.1m 東西: 7.6m |
最大寸法 | 全幅26.1m (含ソーラーセール及び太陽電池パネル) |
姿勢制御方式 | 三軸制御 |
軌道要素 | |
周回対象 | 地球 |
軌道 | 静止軌道 |
静止経度 | 東経150度 |
搭載機器 | |
中継器 | Kuバンド 36MHz×12(出力95W)、36MHz×4(出力60W)、27MHz×16(出力60W) |
概要
編集JCSAT-1Bは、Kuバンドトランスポンダを計32本搭載する通信衛星。カバーエリアは日本からアジア中部までと、ハワイである。
2005年の1月と7月に燃料スラスタに異物が入り込み、完全な閉塞ができなくなったために姿勢制御が不能になったが、同年9月には復旧している[2]。これによって旧JSAT社は2006年の3月期には95億円の赤字となっていた[3]。
脚注
編集- ^ “JCSAT-1B”. 2016年10月25日閲覧。
- ^ “通信衛星「JCSAT-1B」の不具合などについて”. 2011年11月29日閲覧。
- ^ “JCSAT-1Bが復旧も、JSATは最終赤字に”. ITmedia (2005年10月5日). 2011年11月29日閲覧。
関連項目
編集