Glitch Mode
NCT DREAMの2枚目のスタジオ・アルバム
『Glitch Mode』(グリッチモード)は、2022年3月28日にDreamusから発売された韓国のアイドルグループNCT DREAMの2枚目のオリジナルアルバム。2022年5月30日にリパッケージアルバム『Beatbox』(ビートボックス)が発売された。
『Glitch Mode』 | ||||
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NCT DREAM の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | K-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Dreamus | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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NCT DREAM アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「버퍼링 (Glitch Mode)」 - YouTube |
概要
編集- ファーストフルアルバム『Hot Sauce/Hello Future』より約10ヶ月ぶりのカムバック。
- アルバム名の「Glitch」は、主にビデオゲームなどのプログラムで発生するシステムの一時的なエラーを意味する[8]。
- タイトル曲「Glitch Mode」を含む11曲が収録されている。
- 予約注文数が207万枚を記録した[9]。
- 韓国・ハントチャート集計では、初動140万5199枚を記録した[10]。
- SMエンタテインメントによると発売から1週間で210万339枚を売り上げ、2作連続でダブルミリオンセラーを達成した[11]。
プロモーション
編集ミュージックビデオ
編集- 3月28日、タイトル曲「Glitch Mode」のミュージックビデオを公開した。
イベント
編集- 3月28日、発売記念オンライン記者会見を開催した。
- 4月1日から5月29日までの8週間、ソウルの聖水洞でポップアップストア「GLITCH ARCADE CENTER POP-UP STORE」が設置された[15]。
- 4月5日、アルバム発売を記念しオンライン公演「DREAM STAGE:GLITCH MODE」をBeyond LIVEにて開催した[16]。
アレンジバージョン
編集- 6月21日、タイトル曲「Glitch Mode」のリミックスバージョンでプロデューサーJINBOが参加した「iScreaM Vol.16:Glitch Mode Remix」が公開された[17]。
チャート成績
編集韓国ガオンチャートアルバムランキングで週間1位、3月の月間1位を獲得した[18]。
全世界のアルバムセールス集計サイトMediaTrafficが発表しているユナイテッド・ワールド・チャート(2022年4月15日)で1位を記録した[20]。
iTunesのトップアルバムチャートでチリ、ブラジル、ニュージーランド、デンマーク、フィンランド、インド、日本、トルコ、香港、インドネシア、モンゴル、タイ、カザフスタン、マレーシア、ロシア、ルーマニア、シンガポール、ベトナム、サウジアラビア、スリランカ、台湾、フィリピン、ブルネイ、ペルー、スロバキア、ナイジェリア、アラブ首長国連邦、ベラルーシなど世界28の国と地域で1位を記録した[9]。
受賞・評価
編集- 第4回Genie Music Awards - 今年のアルバム賞(大賞)
- 第37回ゴールデンディスク賞 - 本賞(アルバム部門)
- 米ビルボード - 「2022年のベストK-POPアルバム25」[21]
収録曲
編集- Fire Alarm [3:12]
- 作詞 :이스란、Rick Bridges
- 作曲 :William James McAuley III、Brooke Tomlinson、Jesse Saint John、Rick Bridges
- 編曲 :Bleu
- 強烈なクラップサウンドのイントロ曲[12]。
- 버퍼링(バッファリング)(Glitch Mode) [3:27]
- 作詞 :유재은 (JamFactory)、MARK
- 作曲 :Benjamin 55、Alony 55、Sam SZND
- 編曲 :Benjamin 55、Alony 55
- Arcade [3:27]
- 作詞 :정하리
- 作曲 :Alexander Karlsson、Alexej Viktorovitch、Dem Jointz、Harold `Alawn` Philippon
- 編曲 :JeL、Dem Jointz
- 迫力あるビートが強烈なヒップホップダンス曲で、アーケードゲームをモチーフにした歌詞には「ゲームに勝ちたいのなら僕についてくるしかない」という自信に満ちたメッセージを盛り込んでいる[24]。
- 너를 위한 단어(君のための単語)(It’s Yours) [3:44]
- 作詞 :이재니、MARK、JENO、JAEMIN、JISUNG
- 作曲 :High Squad
- 編曲 :High Squad
- 잘 자(おやすみ)(Teddy Bear) [4:02]
- 作詞 :임정효、MARK
- 作曲 :권덕근、빅규、XISO、SENJI
- 編曲 :권덕근
- Replay (내일 봐)(また明日) [3:34]
- 作詞 :황유빈、MARK、JENO、JISUNG
- 作曲 :Ludwig Lindell、Gregory G Curtis II
- 編曲 :Ludwig Lindell
- オールドスクールサウンドが調和したミディアムR&Bポップ[12]。
- Saturday Drip [3:00]
- 作詞 :Rick Bridges
- 作曲 :samUIL (Decade )、Rick Bridges
- 編曲 :samUIL (Decade )
- Better Than Gold (지금)(いま) [3:20]
- 作詞 :장윤미 (JamFactory)、유은미
- 作曲 :RYAN JHUN、Kyler Niko、Scott Russell Stoddart
- 編曲 :RYAN JHUN、Scott Russell Stoddart
- 미니카(ミニカー)(Drive) [3:18]
- 作詞 :조윤경
- 作曲 :Noak Hellsing、Robert Habolin、Markus Sepehrmanesh
- 編曲 :Robert Habolin
- 북극성(北極星)(Never Goodbye) [3:32]
- 作詞 :황유빈、MARK、JENO、JAEMIN、JISUNG
- 作曲 :Zayson、김지후
- 編曲 :Zayson、김지후
- 歌詞に「北極星のようにいつも同じ場所で待つ」というメッセージが込められたR&Bバラード[26]。
- Rewind [3:04]
- 作詞 :밍지션 (minGtion)、JUNNY (주니)
- 作曲 :밍지션 (minGtion)、JUNNY (주니)
- 編曲 :밍지션 (minGtion)
- 軽快な雰囲気のミディアムR&Bポップ曲。「チルドリーム(7Dream)」で一緒に叶えたい希望とファンに伝えたい気持ちを込めている[12]。
リパッケージアルバム
編集『Beatbox』 | ||
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NCT DREAM の スタジオ・アルバム | ||
リリース | ||
ジャンル | K-POP | |
時間 | ||
レーベル | Dreamus | |
チャート最高順位 | ||
ゴールドディスク | ||
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ミュージックビデオ | ||
「Beatbox」 - YouTube |
概要
編集- 2ndフルアルバム『Glitch Mode』にタイトル曲「Beatbox」のほか「To My First」「Sorry, Heart」「On the way」など新曲4曲が追加されている[30]。
- プロモーションではタイトル曲「Beatbox」の一部音源とポイントダンスを楽しめるショート動画を公開し、高い関心を得た[31]。
- アルバムは環境汚染に配慮し、国際山林管理協議会の認証を受けた紙、生分解される大豆インキ、揮発性有機化合物を排出しない環境にやさしいUVコーティングなどの素材で制作されている[32]。
- 2022年6月11日、NHK総合『Venue101』に出演し、タイトル曲「Beatbox」のパフォーマンスを披露した。
チャート成績・評価
編集収録曲(リパッケージアルバム)
編集- Beatbox [3:25]
- 作詞 :정하리
- 作曲 :Jurek Reunamäki、Emily Kim、Michael Jade、Brice Fox
- 編曲 :Jurek Reunamäki、IMLAY、Emily Kim、Michael Jade、Brice Fox
- クセになるビートボックスサウンドが魅力的なオールドスクール感性満載のタイトル曲。手を叩きながらビートボックスモーションを取るポイントダンスがユニークな楽曲[35]。
- Fire Alarm [3:12]
- 버퍼링(バッファリング)(Glitch Mode) [3:27]
- Arcade [3:27]
- 마지막 인사(最後の挨拶)(To My First) [3:03]
- 作詞 :나도연 (153/Joombas)
- 作曲 :Hayden Chapman、Greg Bonnick、Aston Merrygold、Karen Poole
- 編曲 :LDN Noise
- 「初恋シリーズ」に連なるR&Bポップジャンルの楽曲[36]。歌詞には出会いと別れを繰り返し、真の愛の感情を悟った後、初恋の相手に伝える淡々とした最後のあいさつを込めている。
- 너를 위한 단어(君のための単語)(It’s Yours) [3:44]
- 잘 자(おやすみ)(Teddy Bear) [4:02]
- Sorry, Heart [3:34]
- 作詞 :KENZIE
- 作曲 :KENZIE、Matthew Tishler
- 編曲 :KENZIE、Matthew Tishler
- Replay (내일 봐)(また明日) [3:34]
- Saturday Drip [3:00]
- Better Than Gold (지금)(いま) [3:20]
- 미니카(ミニカー)(Drive) [3:18]
- 북극성(北極星)(Never Goodbye) [3:32]
- Rewind [3:04]
- 별 밤(星の夜)(On the way) [3:30]
- 作詞 :FIPI (153 Joombas)、ZNEE
- 作曲 :David Arkwright、Tom Peyton、Russell Henson
- 編曲 :David Arkwright、Tom Peyton、Russell Henson
脚注
編集出典
編集- ^ 2022年14週目 Album Chart
- ^ 2022年3月 Album Chart
- ^ 2022年 Album Chart
- ^ Billboard JAPAN Top Albums Sales
- ^ Billboard JAPAN Hot Albums
- ^ オリコン週間アルバムランキング
- ^ オリコン週間アルバムランキング
- ^ a b “予約注文で200万枚!「成長が僕たちのカラー」NCT DREAM、2枚目のフルアルバムに自信あり”. スポーツソウル (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ a b “NCT DREAM、2ndフルアルバム「Glitch Mode」チャート総なめ!日本含む世界28地域のiTunesで1位に”. Kstyle (2022年3月29日). 2022年3月30日閲覧。
- ^ “NCT DREAM's GLITCH MODE Places 1st”. hanteonews (2022年4月4日). 2023年8月4日閲覧。
- ^ “NCT 드림 정규 2집, 일주일 만에 210만장 넘게 팔려”. 聯合ニュース (2022年4月4日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e “NCT DREAM, '버퍼링으로 가다듬은 자연스러운 청춘맛'”. etnews (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “NCT Dream glitch out in futuristic music video for ‘Glitch Mode’”. NME (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “NCT DREAM、2ndフルアルバム「Glitch Mode」先行注文数が203万枚を突破…自己最高記録を更新”. Kstyle (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “「NCT DREAM」、4月にポップアップストアオープン、MV撮影現場の再現やアルバムコンセプトを具現化したゲームなど”. wowKorea (2022年3月23日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “NCT DREAMがアルバムを記念してオンライン公演を発表!「ファンのためのサプライズもあります」”. スポーツソウル (2022年3月7日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “「NCT DREAM」、「Glitch Mode」リミックスシングル21日に公開”. wowKorea (2022年6月20日). 2022年6月24日閲覧。
- ^ “NCT드림, 'Glitch Mode' 3월 가온차트 음반 음원 동시 1위”. OSEN (2022年4月7日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “BTS '마이 유니버스', 美 빌보드 글로벌 차트 27주 연속 진입”. 聯合ニュース (2022年4月6日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “엔시티 드림, 유나이티드 월드 차트 1위…글로벌 인기 입증”. 首都圏日報 (2022年4月16日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “The 25 Best K-Pop Albums of 2022”. ビルボード (2022年12月30日). 2023年1月21日閲覧。
- ^ “NCT DREAM、今回のカムバックの目標は「愛してもらえる価値があると証明します」”. Kstyle (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “'컬투쇼' NCT드림 재민 "노래 '북극성' 팬들에게 바치는 곡"”. スタートゥデイ (2022年4月7日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “NCT DREAM、新アルバムに込めた力強い抱負と迫力あるメッセージ”. スポーツソウル (2022年3月16日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “NCT DREAM、2ndフルアルバム「Glitch Mode」個人&団体予告イメージを公開…クールな眼差し”. Kstyle (2022年3月18日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “NCT DREAM 마크 "수록곡 '북극성', 제노·재민·지성과 랩 메이킹 참여"”. TV daily (2022年3月28日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ ガオンチャート2022年23週目
- ^ ガオンチャート2022年5月
- ^ ガオンチャート2022年
- ^ “NCT DREAM、2ndフルアルバムのリパッケージ「Beatbox」を5月30日に発売…スケジュールポスターを公開”. Kstyle (2022年5月9日). 2022年5月13日閲覧。
- ^ “「NCT DREAM」、「Beatbox」ショート形式プロモーションが話題…TikTok再生回数3億超え”. wowKorea (2022年5月19日). 2022年6月10日閲覧。
- ^ “NCT DREAM、リパッケージアルバム「Beatbox」を環境に配慮した素材で制作”. Kstyle (2022年5月25日). 2022年6月10日閲覧。
- ^ “THE 20 BEST K-POP RELEASES OF 2022”. NYLON (2023年1月18日). 2023年1月21日閲覧。
- ^ “Wanna Know Which K-Pop Song Is the Best of 2022? Here’s Our Definitive Ranking”. コスモポリタン (2022年12月16日). 2023年1月21日閲覧。
- ^ “NCT DREAM、リパッケージアルバム「Beatbox」先行注文数が140万枚を突破!”. Kstyle (2022年5月30日). 2022年6月10日閲覧。
- ^ “「NCT DREAM」、収録曲「To My First」で初恋シリーズを続ける”. wowKorea (2022年5月17日). 2022年6月10日閲覧。