Cento Cuore HARIMA

日本のサッカークラブ

Cento Cuore HARIMA(チェント・クオーレ・ハリマ)は、日本サッカークラブ。本拠地は兵庫県播磨地域(神戸市西区垂水区明石市高砂市西脇市三木市小野市加西市加東市加古川市姫路市相生市たつの市赤穂市宍粟市加古郡稲美町播磨町多可郡多可町神崎郡神河町市川町福崎町揖保郡太子町赤穂郡上郡町佐用郡佐用町)。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つ。

Cento Cuore HARIMA
原語表記 Cento Cuore HARIMA
呼称 Cento Cuore HARIMA
チェント・クオーレ・ハリマ
クラブカラー     レッド
    ネイビー
    ゴールド
    ホワイト
創設年 1976年
所属リーグ 関西サッカーリーグ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン 兵庫県播磨地域
ホームスタジアム 加古川運動公園陸上競技場
兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場
日岡山公園グラウンド
収容人数 15,275(加古川)
20,000(三木陸)
1,000(日岡山)
運営法人 ハリマユナイテッド株式会社
代表者 日本の旗 大塚靖治
監督 日本の旗 佐野裕哉
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
ハリマユナイテッド株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本国
676-0805
兵庫県高砂市米田町米田877-3
設立 2019年6月3日
業種 サービス業
法人番号 9140001113737
事業内容 サッカークラブの運営他
代表者 大塚靖治
外部リンク https://www.centocuore.com/
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概要

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1976年兵庫教員サッカー部として創設され、翌年に兵庫教員蹴球団へ改称[1]1987年にクラブチーム化、翌年にセントラルSC神戸へ名称を変更し、2002年からはセントラル神戸とした[1]2005年3月にバンディオンセ神戸へクラブ名を変更。2008年、ホームタウンを神戸市から加古川市へ移転し、バンディオンセ加古川へ改称[1]。2020年には、ホームタウンを加古川市から播磨地域へ拡大し、Cento Cuore HARIMA(チェント・クオーレ・ハリマ)へ改称した[1][2]

兵庫教員蹴球団時代に天皇杯に2回(1980年1986年)出場しており、1986年には準々決勝に進出した。第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会(2006年)でJ2の横浜FCに勝利した。

2005年から関西サッカーリーグ1部で4年連続で優勝(2007年まではバンディオンセ神戸、2008年はバンディオンセ加古川として)したが、全国地域リーグ決勝大会で全て敗退し、日本フットボールリーグ(JFL)昇格は出来なかった。特に2005年と2007年は決勝ラウンドに進出したが、いずれも4位に終わっている。

2012年の全国社会人サッカー選手権大会で4位の成績を収めた。準優勝の福島ユナイテッドFCがすでに東北1部の優勝が決まっていたため、繰り上げで第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会に出場したが、1次ラウンドで敗退した。

2008年に「株式会社ウェルネススポーツ加古川」を設立し運営を行ってきたが、資金繰りの行き詰まりにより2017年シーズンから運営会社を「Futulo Estrella株式会社」へと一新。同時に橋本雄二が運営会社の社長および監督を退任すると発表した[3]

2018年、10年ぶりに関西サッカーリーグ1部優勝。

2019年、Futulo Estrella株式会社も資金が行き詰まったことから、「ハリマユナイテッド株式会社」を新たに立ち上げ、クラブの運営を移管[4]

クラブ名変遷

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  • 1976年 兵庫教員サッカー部
  • 1977年 - 1987年 兵庫教員蹴球団
  • 1988年 - 2002年 セントラルスポーツクラブ神戸 (セントラルSC神戸)
  • 2003年 - 2004年 セントラル神戸
  • 2005年 - 2007年 バンディオンセ神戸
  • 2008年 - 2019年 バンディオンセ加古川
  • 2020年 - 現在 Cento Cuore HARIMA

クラブ名の由来

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「バンディオンセ」とは、スペイン語で「山賊」を意味するバンディード(Bandido)と、「11」を意味するオンセ(once)の造語で、荒々しく戦う11人の山賊たちをイメージしていた[5]

「Cento Cuore」とは、イタリア語で「100("沢山"の象徴でありJリーグ百年構想にも由来する)」を意味するチェント(Cento)と「心」を意味するクオーレ(Cuore)を組み合わせた名称で、「沢山の人々の心が一つに集い、兵庫・播磨地域を代表したクラブになる」こと、また、「Jリーグ百年構想の理念の実現を目指し、多世代の人がかかわる地域密着型スポーツクラブを目指す」という思いを込めて命名された[6]

チーム成績・歴代監督

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リーグ戦

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年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 監督 クラブ名
1976 関西 3位 17 16 6 5 5 38 30 8 兵庫教員サッカー部
1977 3位 18 16 8 2 6 40 29 11 兵庫教員蹴球団
1978 3位 19 16 6 7 3 31 22 9
1979 3位 27 18 11 5 2 39 18 21
1980 7位 17 18 6 5 7 26 31 -5
1981 2位 26 18 11 4 3 43 23 20
1982 優勝 26 18 11 4 3 34 18 16
1983 8位 15 18 5 5 8 22 37 -15
1984 4位 19 16 7 5 4 24 20 4
1985 2位 20 18 8 4 4 25 19 6
1986 5位 18 18 6 6 6 26 23 3
1987 2位 23 18 11 1 6 34 19 15
1988 5位 14 15 5 4 6 22 32 -10 セントラルSC神戸
1989 4位 15 15 6 3 6 18 20 -2
1990 7位 23 20 6 5 9 22 33 -11
1991 3位 43 18 14 1 7 37 20 17
1992 2位 37 18 11 4 3 32 16 16
1993 8位 21 18 5 6 7 27 33 -6
1994 6位 23 18 6 5 7 28 27 1
1995 4位 17 9 5 2 2 14 10 4
1996 8位 21 18 5 6 7 31 42 -11
1997 5位 19 18 6 1 11 28 33 -5
1998 9位 15 18 4 3 11 27 40 -13
1999 10位 12 11 4 0 7 14 28 -14
2000 兵庫県I部 優勝
2001 関西 6位 23 18 6 5 7 24 25 -1
2002 4位 14 13 4 2 7 16 24 -8
2003 4位 33 18 10 3 5 34 25 9 セントラル神戸
2004 4位 37 20 11 4 5 55 21 34
2005 関西1部 優勝 33 14 10 3 1 28 11 17   橋本雄二 バンディオンセ神戸
2006 優勝 35 14 11 2 1 35 9 26
2007 優勝 39 14 13 0 1 55 8 47   田中真二
2008 優勝 40 14 13 1 0 53 12 41 バンディオンセ加古川
2009 4位 21 14 7 0 7 22 22 0   橋本雄二
2010 6位 18 14 5 3 6 22 16 6
2011 2位 32 14 10 2 2 20 14 6
2012 4位 19 14 4 7 3 21 17 4
2013 4位 25 14 7 4 3 23 13 10
2014 4位 22 14 6 4 4 15 16 -1
2015 2位 28 14 8 4 2 24 10 14
2016 5位 19 14 4 7 3 15 16 -1
2017 6位 18 14 5 3 6 14 17 -3   大塚靖治
2018 優勝 33 14 10 3 1 27 9 18
2019 5位 20 14 6 2 6 22 23 -1   薩川了洋
2020 3位 13 7[※ 1] 4 1 2 11 6 5   大塚靖治 Cento Cuore HARIMA
2021 4位 26 14 8 2 4 29 15 14
2022 3位 24 14 6 6 2 12 10 2   佐野裕哉
2023 3位 19 14 4 7 3 16 15 1
注釈
  1. ^ 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、前期1節~前期7節の全試合を中止し、後期日程のみでの開催となった。

天皇杯

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  • 兵庫教員蹴球団として2回、セントラルSC神戸以降は11回出場(2023年時点)
開催日 試合 会場 得点 対戦相手
60 1980年12月 1回戦 0 - 1 新日本製鐵 (JSL1部)
66 1986年12月 1回戦 不戦勝 古河電工 (JSL1部)
1986年12月 2回戦 1 - 1
(PK3-2)
大阪ガス (関西)
1986年12月 準々決勝 0 - 5 読売クラブ (JSL1部)
76 1996年11月3日 1回戦 神戸球 0 - 3 鳥栖フューチャーズ (JFL)
84 2004年9月23日 1回戦 五戸 1 - 3 八戸大学 (青森)
85 2005年9月17日 1回戦 水前寺 1 - 0 FCアンテロープ (長野)
2005年9月19日 2回戦 0 - 2aet 三菱自動車水島FC (岡山)
86 2006年9月18日 1回戦 長崎県陸 2 - 1 V・ファーレン長崎 (長崎)
2006年9月23日 2回戦 豊田陸 8 - 1 愛知学院大学 (愛知)
2006年10月8日 3回戦 三ツ沢球 1 - 0 横浜FC (J2)
2006年11月5日 4回戦 味スタ 0 - 7 FC東京 (J1)
87 2007年9月16日 1回戦 加古川 5 - 0 山形大学 (山形)
2007年9月23日 2回戦 三木陸 6 - 2 天理大学 (奈良)
2007年10月7日 3回戦 佐川守山 0 - 4 佐川急便SC (JFL)
88 2008年9月13日 1回戦 三木陸 0 - 1 カターレ富山 (富山)
96 2016年8月28日 1回戦 西京極 0 - 4 京都サンガF.C. (J2)
97 2017年4月22日 1回戦 金沢市民 2 - 0 北陸大学 (石川)
2017年6月21日 2回戦 デンカS 1 - 2 アルビレックス新潟 (J1)
100 2020年9月16日 1回戦 三木陸 1 - 1
(PK2-4)
MIOびわこ滋賀 (滋賀)
102 2022年5月22日 1回戦 三交鈴鹿 0 - 3 鈴鹿ポイントゲッターズ (三重)
103 2023年5月21日 1回戦 福井テクノ 1 - 0 福井ユナイテッドFC (福井)
2023年6月7日 2回戦 ヨドコウ 0 - 5 セレッソ大阪 (J1)

タイトル

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リーグ戦

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カップ戦

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スタジアム

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所属選手・スタッフ

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2024年

スタッフ

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役職 名前 前職 備考
監督   佐野裕哉 Cento Cuore HARIMA 選手 選手兼任
コーチ   昌子力 兵庫県サッカー協会技術委員長 Club Organize Director兼任
  日比野嵩 アグア姫路 監督(兼任)
  山口直大 J.FC MIYAZAKI 選手 選手兼任
  藤田浩平 Cento Cuore HARIMA 選手
GKコーチ   溝口和義 エストレラ姫路FC コーチ

選手

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Pos No. 選手名 前所属 備考
GK 1   太田航生 阪南大学
31   岡山昇太 FC岐阜SECOND 再加入
38   石原祐樹   FC刈谷 主将
DF 2   末政翔大 東海大学熊本キャンパス
3   田辺一岐 FCバレイン下関 新加入
4   吉永唯人 関西国際大学
5   山口直大 J.FC MIYAZAKI コーチ兼任
7   榎木怜 関西福祉大学
13   鵜飼亮多 エスペランサSC
20   中條直哉 名古屋SC
27   土遠修平 ジョイフル本田つくばFC
28   出石海大 関西国際大学
30   衛藤幹弥 ヴェロスクロノス都農 新加入
32    康起甫 おこしやす京都AC 新加入
33   高見祐哉 FC.ISE-SHIMA
MF 6   岡山和輝 ヴェロスクロノス都農 新加入
8   佐野裕哉 J.FC MIYAZAKI 監督兼任
14   田口遼 アルテリーヴォ和歌山 新加入
副主将
15   下村優成 JAPANサッカーカレッジ
16   村上京太郎 神戸FC1970
18   花井聖 FCマルヤス岡崎 新加入
19   山領麗央 大阪学院大学
21   吉田大河 VONDS市原 新加入
副主将
22   伏木一紘 FC刈谷 ゲームキャプテン
23   小松峻輔 J.FC MIYAZAKI
24   青木慧大 福岡大学 新加入
37   平根海翔 ベルガロッソ浜田
FW 9   堀田悠斗 八戸学院大学
11   藤田祥史 栃木シティFC 副主将
17   平谷成矢 流通科学大学
25   竹田そら レイラック滋賀FC
29   岡本奈也 ベルガロッソ浜田
39   松本文哉 J.FC MIYAZAKI

歴代所属選手

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ユニフォーム

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ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
 
 
 
 
 
 
 
FP 1st
 
 
 
 
 
 
 
 
FP 2nd
 
 
 
 
 
 
 
GK 1st
 
 
 
 
 
 
 
GK 2nd

クラブカラー

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  • - 2019年:    赤、   
  • 2020年 - 現在:    レッド、    ネイビー、    ゴールド、    ホワイト

ユニフォームスポンサー

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掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
ムサシ musashi 2023年 - 2022年はパンツ背面
鎖骨左 アメニティ・プランニング つつじ
薬局
2022年 - 左側に表記
2018年は袖
2019年 - 2021年は背中上部
鎖骨右 (つつじ薬局のロゴ)
右側に表記
背中上部 関西医療 ライフ・コンパス
Life Compass
関西医療株式会社
2018年
2022年 -
2019年 - 2021年はパンツ前面
背中下部 三幸道路 三幸道路株式会社 2018年9月 -
日の出医療福祉グループ 日の出医療福祉グループ 2019年 -
パンツ前面 ビリーブ REC
Real Estate Construction レクタス
2022年 -
パンツ背面 ヤマモトガレージ yamamoto
garage
2023年 -

ユニフォームサプライヤーの遍歴

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歴代ユニフォームスポンサー表記

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年度 箇所 サプライヤー
鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
2010 BAN-BANTV - BAN-BANラジオ
FM86.9MHz
- 日の出みりん イオン
加古川
専門店会
- UMBRO
2011
2012
2013 アサヒ物産株式会社
www.maido-asahi.com
les cinq sens
2014
2015
2016 加古川商工開発株式会社
2017 ㍿GLECC
2018 アサヒ物産株式会社
www.maido-asahi.com
ライフ・コンパス
Life Compass
関西医療株式会社
- /
三幸道路株式会社
つつじ
薬局
- ACUORE
2019 アサヒ物産 つつじ
薬局
三幸道路株式会社 日の出医療福祉グループ ライフ・コンパス
Life Compass
関西医療株式会社
2020 FINTA
2021 ニチリンケミカル
2022 つつじ
薬局
(つつじ薬局のロゴ) ライフ・コンパス
Life Compass
関西医療株式会社
REC
Real Estate Construction レクタス
musashi
2023 musashi yamamoto
garage
2024

脚注

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  1. ^ a b c d チームの歩み』(プレスリリース)Cento Cuore HARIMAhttps://www.centocuore.com/club/チームの歩み/2020年4月30日閲覧 
  2. ^ バンディオンセ加古川新体制のお知らせ』(プレスリリース)Cento Cuore HARIMA、2020年1月29日https://www.centocuore.com/2020/01/29/チーム名称およびエンブレム変更のお知らせ/2020年2月1日閲覧 
  3. ^ バンディオンセ加古川、資金難で運営会社を一新”. 神戸新聞. 2016年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
  4. ^ 新体制に関して”. Cento Cuore HARIMA /チェントクオーレハリマ. 2024年8月15日閲覧。
  5. ^ プロフィール”. バンディオンセ加古川. 2017年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
  6. ^ CLUB”. Cento Cuore HARIMA. 2020年4月30日閲覧。
  7. ^ CLUB』(プレスリリース)Cento Cuore HARIMAhttps://www.centocuore.com/club/2022年4月8日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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