CAST-256
CAST-256(きゃすと256)とは、1998年、Carlisle Adamsらにより開発された128ビットのブロック暗号である。鍵長は128、160、192、224、256ビットである。CAST6ともいう。CAST-128同様、その構造はFeistel構造である。
一般 | |
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設計者 | Carlisle Adams, Stafford Tavares, Howard Heys, Michael Wiener |
初版発行日 | 1998 |
派生元 | CAST-128 |
暗号詳細 | |
鍵長 | 128, 160, 192, 224, or 256 bits |
ブロック長 | 128 bits |
構造 | Feistel構造 |
ラウンド数 | 48 |
CASTの設計手続きはEntrust社が特許を取得している。しかし、CAST-256は、商用か否かを問わず、世界中で利用可能である旨が、RFC 2612の4章に明記されている。
CAST-256は、AES候補の一つであった。