BS日本のうた』(ビーエスにっぽんのうた)は、BSプレミアム[1]NHKワールド・プレミアム(海外向け)にて放送されていた公開音楽番組である。

概要

編集

元々1997年に企画された「BS20世紀日本のうた」という視聴者参加投票形式の音楽番組[2]が毎月(4日間程度)放送されたのが原点とされ、1998年から毎週定時のレギュラー放送となった。

前身番組であった当初はNHK放送センターの公開スタジオ、またはNHKホールからの公開収録が中心だったが、その後は全国各地のNHK公開スタジオ(NHKホール、NHK大阪ホールなど)、および各地の音楽ホールなどを会場にした公開収録によるステージショーとなっていた。毎回何らかのテーマを設定して放送する。また、収録を行った地域の歌が取り上げられることもあるが、収録地の中学校高校の合唱部がエキストラとして(いわゆるガヤ枠)出演した。

定時レギュラー前の1年は出演者の年齢層もバンド系を含めて幅広かったが、レギュラーとなって以降は主に演歌、歌謡系の歌手が中心となっている。自身の持ち歌以外も披露するという特長がある。

字幕放送は2013年4月7日放送分から開始された。2015年3月28日に放送された回を最後として一旦終了し、4月12日から「新・BS日本のうた」としてリニューアルされた。

司会

編集

いずれもNHKの男性アナウンサーが務めた。宮本のみ現在フリー、他は現職。

※1997年は黒柳徹子岡部まりなど複数名が務めたが、阿部は秋頃から司会を担当していた。

放送時間

編集
BSプレミアム
  • 本放送:日曜 19:30 - 20:58
  • 再放送:翌週土曜 12:00 - 13:28
  • アンコール放送:随時金曜 16:30 - 17:58
NHKワールド・プレミアム
  • 日曜 16:10 - 17:38

その他、CS放送チャンネル銀河では過去の放送分の再放送を行う。

主なコーナー

編集
- 2008年3月
  • 「ワンマンショー」⇒「熱唱ひとり舞台」
    毎回番組の後半に放送されたコーナーである。放送開始から2008年3月までは、一人の歌手が何曲も歌った。1人の歌手に数々の歌手が絡む事も多かったが、ここではあくまで1人の主役の歌手だけ挙げる。後期は複数の歌手で交互に歌う(後の「スペシャルステージ」)も増えてきた。2008年4月から完全に「スペシャルステージ」になり、この特別ステージは終了した。
2008年4月 -
  • 「名曲イレブン」
    毎回出演歌手が名曲を11曲歌唱するコーナー。
  • 「旬のうた⇒歌謡HOT前線」
    毎回出演歌手が自身の新曲を歌唱するコーナー。
  • 「スペシャルステージ」
    毎回出演歌手のうち2名から3名がトークやヒット曲、名曲のカヴァーの歌唱を行う「ミニライブ」のようなコーナー。

脚注

編集
  1. ^ 2010年度までは、NHK衛星第2テレビNHKデジタル衛星ハイビジョン
  2. ^ 「NHKトピックス」『放送教育』第52巻第3号、日本放送教育協会、1997年6月1日、72 - 73頁、NDLJP:2340892/37 

外部リンク

編集