21世紀型スキル
21世紀型スキル(21せいきがたスキル 英語: Assessment and Teaching of 21st Century Skills)[1][2][3]は国際団体ATC21s[4]によって定められた、デジタル時代となる21世紀以降必要とされるリテラシー的スキルである。「21世紀型能力」[5] [6][7][8][9][10][11]と呼ばれる場合もある。
概要
編集具体的には以下の10項目のスキル[12]で定義されている。
- 思考の方法
- 仕事の方法
- 仕事のツール
- 情報リテラシー
- 情報通信技術に関するリテラシー
- 社会生活
- 地域と国際社会での市民性
- 人生とキャリア設計
- 個人と社会における責任(文化に関する認識と対応)
脚注
編集- ^ “Best Education Courses Online [2023]”. Coursera. 2023年11月8日閲覧。
- ^ Microsoft. “Technology Solutions for Schools” (英語). Microsoft Education. 2023年11月8日閲覧。
- ^ Griffin, McGaw & Care 2012, "Assessment and Teaching of 21st Century Skills"
- ^ [1]
- ^ 「国研「21世紀型能力」に学問的根拠 教育課程研究で報告書」『』教育新聞、2014年5月26日。
- ^ 村川 雅弘、三橋 和博『「知の総合化ノート」で具体化する21世紀型能力 : 問題解決力・論理的思考力・コミュニケーション力などのスキルが身につく』学事出版、2015年。ISBN 9784761921040、NCID BB18005399
- ^ 美馬市立三島中学校『平成27・28年度「総合的な学習の時間」研究紀要』美馬市立三島中学校、徳島県、2016年。、NCID BB24077565
- ^ 井藤 元 著、松竹芸能事業開発室「笑育」プロジェクト 編『笑育 : 「笑い」で育む21世紀型能力』毎日新聞出版、2018年。ISBN 9784620325125、NCID BB26074058
- ^ 田中 元『高校理科における教科書の科目間連携再構築 : 21世紀型能力の育成に向けて』教科書研究センター、2018年。、NCID BB27342083
- ^ 松本 剛次『21世紀型能力と日本語教育 : 批判的日本語教師研修モデルの提案』早稲田大学出版部〈早稲田大学エウプラクシス叢書 028〉、2021年。ISBN 9784657218032、NCID BC06738775
- ^ 井下 千以子『思考を鍛えるライティング教育 : 書く・読む・対話する・探究する力を育む』慶應義塾大学出版会、2022年。ISBN 9784766428308、NCID BC15460126
- ^ Binkley et al. 2012, pp. 17–66
参考文献
編集主な執筆者の姓の順。
- 三宅なほみ (監訳) 著、P・グリフィン、B・マクゴー、E・ケア 編『21世紀型スキル: 学びと評価の新たなかたち』北大路書房、2014年。ISBN 978-4762828577
- 洋書
- Binkley, Marilyn; Erstad, Ola; Herman, Joan; Raizen, Senta; Ripley, Martin; Miller-Ricci, May; Rumble, Mike (2012). Griffin, Patrick; McGaw, Barry. eds (英語). Defining Twenty-First Century Skills. Springer Netherlands. pp. 17–66. doi:10.1007/978-94-007-2324-5_2 2023年11月8日閲覧。. ISBN 978-94-007-2324-5
- Griffin, Patrick; McGaw, Barry; Care, Esther, eds (2012). “Assessment and Teaching of 21st Century Skills” (英語). SpringerLink. doi:10.1007/978-94-007-2324-5 .. ISBN 978-94-007-2324-5
関連項目
編集50音順
外部リンク
編集