2003年愛知県知事選挙(2003ねんあいちけんちじせんきょ)は日本地方自治体である愛知県の執行機関である愛知県知事を選出するために行われた選挙で、2003年平成15年)2月2日に投票が行われた。

2003年愛知県知事選挙
愛知県
1999年 ←
2007年2月2日 (2007-02-02)
→ 2007年

投票率 38.91%
 
候補者 神田真秋 池住義憲 井桁亮
政党 無所属 無所属 無所属
得票数 1,494,974 349,725 238,892
得票率 70.52% 16.50% 11.27%

 
候補者 吉野康治
政党 無所属
得票数 36,410
得票率 1.72%

選挙前知事

神田真秋

選出知事

神田真秋

概要

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現職の知事神田真秋の任期満了に伴う選挙である。

2期目を狙う神田に対し、NGO役員の池住義憲と元県議の井桁亮ら3人が挑む構図となった。

候補者

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愛知万博中部国際空港の二大プロジェクト促進を目指す神田は県政与党自民党民主党公明党の支持をまとめ、再選に向けての体制を固めた[1]

津島市選出の井桁亮県議は愛知万博の開催是非を問う県民投票実施などを公約に無所属で立候補した[2]

前回の知事選影山健を擁立し約80万票を獲得した反万博派はNGO「国際民衆保健協議会」日本連絡事務所代表の池住義憲を擁立した[3]

結果

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開票結果は下記の通り

※当日有権者数:5,528,569人 最終投票率:38.91%(前回比:{{{前回比}}}pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
神田真秋51無所属1,494,974票70.52%自民民主党公明党保守新党
池住義憲58無所属349,725票16.50%
井桁亮33無所属238,892票11.27%
吉野康治71無所属36,410票1.72%

非政党推薦候補が相乗り現職を破る展開が横浜市長選などで発生していたが、現職の神田が二大プロジェクトの推進で手堅く支持を集めた結果、無党派を謳った他の候補を圧倒し再選を果たした。

脚注

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  1. ^ 朝日新聞2002年9月15日朝刊26頁
  2. ^ 朝日新聞2003年1月5日朝刊28頁
  3. ^ 朝日新聞2002年11月30日朝刊4頁