2001年世界フィギュアスケート選手権
フィギュアスケート競技会
2001年世界フィギュアスケート選手権(2001ねんせかいフィギュアスケートせんしゅけん、2001 World Figure Skating Championships)は、2001年3月17日から25日までカナダのバンクーバーで開催されたフィギュアスケートの世界選手権。
2001年世界フィギュアスケート選手権 | |
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大会概要 | |
大会種 | ISU選手権 |
シーズン | 2000-2001 |
日程 | 3月17日 - 3月25日 |
主催 | 国際スケート連盟、カナダ・スケート協会 |
開催国 | カナダ |
開催地 | バンクーバー |
会場 | GMプレイス |
優勝者 | |
男子シングル | エフゲニー・プルシェンコ |
女子シングル | ミシェル・クワン |
ペア優勝 |
ジェイミー・サレー デヴィッド・ペルティエ |
アイスダンス |
バーバラ・フーザル=ポリ マウリツィオ・マルガリオ |
関連大会 | |
前回大会 | 2000年世界フィギュアスケート選手権 |
次回大会 | 2002年世界フィギュアスケート選手権 |
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概要
編集男女シングルとアイスダンスでは2組に分かれ予選が行われた。男女シングルでは、予選の各組上位15人がショートプログラムに進む。ショートプログラム後、それぞれ上位24人がフリースケーティングへ進む。アイスダンスでは、各組上位15組がオリジナルダンスへ進む。オリジナルダンス後の上位24組がフリーダンスへ進む。ペアはショートプログラム後の上位20組がフリースケーティングへ進む。
男子シングルではロシアのエフゲニー・プルシェンコが初優勝を飾った。女子シングルではアメリカのミシェル・クワンが2年連続4度目の優勝を果たした。ペアではカナダのジェイミー・サレー&デヴィッド・ペルティエ組が、アイスダンスではイタリアのバーバラ・フーザル=ポリ&マウリツィオ・マルガリオ組がそれぞれ初優勝を飾った。イタリア選手が世界選手権で優勝したのは史上初。
各国メダル数
編集順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
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1 | ロシア | 1 | 3 | 1 | 5 |
2 | アメリカ合衆国 | 1 | 0 | 2 | 3 |
3 | イタリア | 1 | 0 | 0 | 1 |
カナダ | 1 | 0 | 0 | 1 | |
5 | フランス | 0 | 1 | 0 | 1 |
6 | 中国 | 0 | 0 | 1 | 1 |
競技結果
編集男子シングル
編集順位 | 名前 | 国・地域 | 順位点 | QB | QA | SP | FS |
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1 | エフゲニー・プルシェンコ | ロシア | 2.0 | 1 | 1 | 1 | |
2 | アレクセイ・ヤグディン | ロシア | 5.2 | 5 | 2 | 2 | |
3 | トッド・エルドリッジ | アメリカ合衆国 | 5.6 | 2 | 3 | 3 | |
4 | ティモシー・ゲーブル | アメリカ合衆国 | 7.6 | 3 | 4 | 4 | |
5 | 本田武史 | 日本 | 12.4 | 1 | 10 | 6 | |
6 | 李運飛 | 中国 | 12.4 | 6 | 5 | 7 | |
7 | 李成江 | 中国 | 14.8 | 8 | 6 | 8 | |
8 | アレクサンドル・アブト | ロシア | 14.8 | 4 | 7 | 9 | |
9 | エマニュエル・サンデュ | カナダ | 16.2 | 4 | 16 | 5 | |
10 | エルビス・ストイコ | カナダ | 18.4 | 2 | 11 | 11 | |
11 | スタニック・ジャネット | フランス | 18.6 | 3 | 9 | 12 | |
12 | イワン・ディネフ | ブルガリア | 20.0 | 7 | 12 | 10 | |
13 | セルゲイ・リロフ | アゼルバイジャン | 24.8 | 7 | 15 | 13 | |
14 | アンソニー・リュウ | オーストラリア | 24.8 | 10 | 8 | 16 | |
15 | 張民 | 中国 | 27.6 | 6 | 17 | 15 | |
16 | パトリック・マイアー | スイス | 29.0 | 8 | 13 | 18 | |
17 | 田村岳斗 | 日本 | 30.4 | 5 | 24 | 14 | |
18 | シュテファン・リンデマン | ドイツ | 32.0 | 9 | 14 | 20 | |
19 | ヴァンサン・レステンクール | フランス | 33.0 | 13 | 18 | 17 | |
20 | ロマン・スコルニアコフ | ウズベキスタン | 35.6 | 13 | 19 | 19 | |
21 | ゲオルゲ・チッパー | ルーマニア | 38.6 | 11 | 22 | 21 | |
22 | ヴィタリー・ダニルチェンコ | ウクライナ | 38.6 | 9 | 20 | 23 | |
23 | ドミトリー・ドミトレンコ | ウクライナ | 40.6 | 10 | 21 | 24 | |
24 | マルクス・レミネン | フィンランド | 41.4 | 14 | 23 | 22 | |
以下フリースケーティングに進めず | |||||||
25 | バフタン・ムルバニゼ | ジョージア | 11 | 26 | |||
26 | ニール・ウィルソン | イギリス | 14 | 25 | |||
27 | アンジェロ・ドルフィーニ | イタリア | 12 | 28 | |||
28 | ローベルト・カジミール | スロバキア | 15 | 27 | |||
29 | セルゲイ・ダヴィドフ | ベラルーシ | 12 | 29 | |||
30 | グレゴール・ウルバス | スロベニア | 15 | 30 | |||
以下ショートプログラムに進めず | |||||||
31 | クリストファー・ベルントソン | スウェーデン | 16 | ||||
31 | アレクセイ・コズロフ | エストニア | 16 | ||||
33 | ミカエル・シュメルキン | イスラエル | 17 | ||||
33 | ケビン・ヴァン・デル・ペレン | ベルギー | 17 | ||||
35 | コンスタンティン・コスティン | ラトビア | 18 | ||||
35 | トート・ゾルターン | ハンガリー | 18 | ||||
37 | ガレス・エクハルト | 南アフリカ共和国 | 19 | ||||
37 | ユーリー・リトヴィノフ | カザフスタン | 19 | ||||
39 | ヨン・ガルシア | スペイン | 20 | ||||
39 | マウリシオ・メデジン | メキシコ | 20 | ||||
41 | リッキー・カックリル | ニュージーランド | 21 | ||||
41 | ミロシュ・ミラノヴィチ | ユーゴスラビア | 21 | ||||
43 | パナギオーティース・マルコウイゾス | ギリシャ | 22 | ||||
棄権 | イ・キュヒョン | 韓国 |
女子シングル
編集ペア
編集アイスダンス
編集出場枠
編集今大会の結果により、2002年ソルトレークシティオリンピック、及び2002年世界選手権で複数の出場枠を得た国は次の通り。
出場枠 | 男子シングル | 女子シングル | ペア | アイスダンス |
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3 | ロシア アメリカ合衆国 中国 |
アメリカ合衆国 ロシア |
カナダ ロシア 中国 |
なし |
2 | 日本 カナダ フランス |
日本 ウクライナ フランス イタリア |
ポーランド アメリカ合衆国 カナダ ウクライナ |
イタリア フランス ロシア カナダ リトアニア イスラエル ドイツ ウクライナ アメリカ合衆国 ブルガリア |
- 算出方法
- 出場した2人(3人出場の場合上位2人)の合計順位が13位以内、1人出場の場合2位以内で3枠。
- 出場した2人(3人出場の場合上位2人)の合計順位が28位以内、1人出場の場合10位以内で2枠。
- 出場した2人(3人出場の場合上位2人)の合計順位が29位以下、1人出場の場合11位以下で1枠。
- ただし、16位以下24位までは16位扱い、25位以下は18位扱い、予選落ちは20位扱い。