1994年のオールスターゲーム (日本プロ野球)
PJ:BASE#NPBポストシーズンに準じた対応をとるべき記事であるため、ランニングスコアの記載等ご遠慮ください。(2022年5月) |
1994年のオールスターゲームは、1994年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
1994年のNPBオールスターゲーム | |||
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1994サンヨーオールスターゲーム | |||
ゲームデータ | |||
スポンサー | 三洋電機 | ||
セ監督 | 野村克也 | ||
パ監督 | 森祇晶 | ||
セ投票最多 | 新庄剛志 | ||
パ投票最多 | 秋山幸二 | ||
第1戦 | |||
日程 | 7月19日 | ||
開催地 | 西武ライオンズ球場 | ||
スコア | セリーグ | 1-8 | パリーグ |
MVP | 秋山幸二 | ||
第2戦 | |||
日程 | 7月20日 | ||
開催地 | ナゴヤ球場 | ||
スコア | パリーグ | 3-7 | セリーグ |
MVP | グレン・ブラッグス | ||
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試合概要
編集前年、日本一になったヤクルトスワローズの野村克也監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、パ・リーグ制覇した西武ライオンズの森祇晶監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率いた1994年のオールスターゲームは松井秀喜、イチローを始めとして新庄剛志、伊良部秀輝、藪恵市(現・藪恵壹)、高津臣吾らのちにメジャーリーグでも活躍する若い選手が相次いで登場した。
第1戦、野村監督は当時公式戦4番出場したことのない巨人の松井秀喜を全セの4番で起用した。当時、松井は20歳1ヶ月で両軍通じて史上最年少の4番であった。試合を終始リードしたのはダイエーの打撃陣で4安打の秋山幸二を筆頭に松永浩美・吉永幸一郎が3安打、ブライアン・トラックスラーが2安打と続き、計8点を挙げた全パがまず1勝をもぎ取った。1997年にナゴヤドームが開場したことに伴い、ナゴヤ球場での最後の開催とった第2戦は39歳の大ベテラン佐藤義則が全パの先発として3回1失点に抑える活躍を見せた。
この年まで6人制だった審判が翌年より4人制になった(のちに6人制に戻される)。
選出選手
編集セントラル・リーグ[1] | パシフィック・リーグ[1] | ||||||
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監督 | 野村克也 | ヤクルト | 監督 | 森祇晶 | 西武 | ||
コーチ | 高木守道 | 中日 | コーチ | 大沢啓二 | 日本ハム | ||
長嶋茂雄 | 巨人 | 仰木彬 | オリックス | ||||
投手 | 藪恵壹 | 阪神 | 初 | 投手 | 伊良部秀輝 | ロッテ | 初 |
岡林洋一 | ヤクルト | 3 | 新谷博 | 西武 | 初 | ||
高津臣吾 | ヤクルト | 初 | 杉山賢人 | 西武 | 初 | ||
今中慎二 | 中日 | 3 | 西崎幸広 | 日本ハム | 6 | ||
山本昌広 | 中日 | 4 | 佐藤義則 | オリックス | 7 | ||
斎藤雅樹 | 巨人 | 4 | 野茂英雄 | 近鉄 | 5 | ||
槙原寛己 | 巨人 | 5 | 山崎慎太郎 | 近鉄 | 初 | ||
桑田真澄 | 巨人 | 7 | 赤堀元之 | 近鉄 | 3 | ||
斎藤隆 | 横浜 | 初 | 吉田豊彦 | ダイエー | 3 | ||
紀藤真琴 | 広島 | 初 | 下柳剛 | ダイエー | 初 | ||
捕手 | 古田敦也 | ヤクルト | 5 | 捕手 | 伊東勤 | 西武 | 11 |
村田真一 | 巨人 | 初 | 田村藤夫 | 日本ハム | 9 | ||
西山秀二 | 広島 | 初 | 吉永幸一郎 | ダイエー | 3 | ||
一塁手 | オマリー | 阪神 | 2 | 一塁手 | 清原和博 | 西武 | 9 |
二塁手 | 和田豊 | 阪神 | 4 | 二塁手 | 辻発彦 | 西武 | 8 |
三塁手 | 三塁手 | 石毛宏典 | 西武 | 14 | |||
遊撃手 | 池山隆寛 | ヤクルト | 7 | 遊撃手 | 広瀬哲朗 | 日本ハム | 2 |
内野手 | 立浪和義 | 中日 | 3 | 内野手 | 田辺徳雄 | 西武 | 2 |
大豊泰昭 | 中日 | 2 | 小川博文 | オリックス | 3 | ||
野村謙二郎 | 広島 | 4 | 石井浩郎 | 近鉄 | 3 | ||
広沢克己▲ | ヤクルト | 8 | 初芝清 | ロッテ | 初 | ||
松永浩美 | ダイエー | 10 | |||||
トラックスラー | ダイエー | 初 | |||||
外野手 | 新庄剛志 | 阪神 | 初 | 外野手 | 秋山幸二 | ダイエー | 10 |
松井秀喜 | 巨人 | 初 | イチロー | オリックス | 初 | ||
亀山努 | 阪神 | 2 | 佐々木誠 | 西武 | 5 | ||
彦野利勝 | 中日 | 3 | 田中幸雄 | 日本ハム | 5 | ||
パウエル | 中日 | 初 | |||||
畠山準 | 横浜 | 2 | 鈴木貴久▲ | 近鉄 | 3 | ||
ブラッグス | 横浜 | 初 | |||||
前田智徳 | 広島 | 2 |
- 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。
試合結果
編集第1戦
編集オーダー
編集
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この試合がドーム化前の西武球場での最後のオールスターゲームとなった。
第2戦
編集オーダー
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この試合がナゴヤ球場での最後のオールスターゲームとなった。
テレビ・ラジオ中継
編集テレビ中継
編集- 第1戦:7月19日
- 第2戦:7月20日
ラジオ中継
編集- 第1戦:7月19日
- 第2戦:7月20日
その他
編集第1戦の試合開始を前にして野球殿堂の表彰式があり、世界のホームラン王・王貞治らが表彰された。王は翌年からホークスの指揮を執ることになる(なお、オールスターに戻ってくるのは2000年になってから)。なお、上記のセレモニーや種々のオープニングアトラクションの演出はテレビ中継したテレビ朝日によるものだが、あまりに時間が掛かってしまい試合開始予定時刻18:30から46分遅れで第1戦が始まった。この遅延について日刊スポーツの野崎靖博がテレビ局主導のイベントに苦言を呈している。
脚注
編集関連項目
編集- オールスターゲーム (日本プロ野球)
- 日本プロフェッショナル野球組織
- 日本野球機構(主催)
- 三洋電機(特別協賛)