1981年ガリシア自治州議会選挙

1981年ガリシア自治州議会選挙は1981年10月20日にガリシア自治州で実施された第1回ガリシア自治州議会議員を選出、ならびに州首相および州政府を選択する選挙である。有権者数は2,174,246人で、そのうち投票したものが1,006,222(46.3%)、棄権が1,168,024(57.3%)で、州議会選挙の中でも棄権数の割合が高かった選挙であった。第一党は国民同盟(AP)、次いで僅差で民主中道連合(UCD)が続いた。この両党の話し合いによってAPのヘラルド・フェルナンデス・アルボールが州首相に就任することが決した。ガリシア主義者es)と左翼勢力は惨敗に終わった。

             ガリシア州 • 1985年
1981年ガリシア自治州議会選挙
定数:71、任期:1981年 - 1985年
1981年10月20日
種類:  立法議会

選挙結果
ヘラルド・フェルナンデス・アルボールAP
得票: 301,039  
獲得議席: 26  
  
30.52%
ホセ・キローガUCD
得票: 274,191  
獲得議席: 24  
  
27.80%
フランシスコ・バスケス・バスケスPSdeG-PSOE
得票: 193,456  
獲得議席: 16  
  
19.62%
バウティスタ・アルバレスBloque-PSG
得票: 61,870  
獲得議席: 3  
  
6.27%
カミーロ・ノゲイラPSG-EG
得票: 33,497  
獲得議席: 1  
  
3.40%
アンショ・ゲレイロPCG
得票: 28,927  
獲得議席: 1  
  
2.93%

ガリシア自治州首相

選挙結果

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1981年ガリシア自治州議会選挙
州首相・州政府 政党 候補者 得票 議席 /-
国民同盟(AP) ヘラルド・フェルナンデス・アルボール 301,039 30.52 26
民主中道連合(UCD) ホセ・キローガ 274,191 27.80 24
ガリシア社会主義者党 (PSG-PSOE) フランシスコ・バスケス・バスケス 193,456 19.62 16
Bloque-PSGBNPG-PSG バウティスタ・アルバレス 61,870 6.27 3a
ガリシア左翼EG カミーロ・ノゲイラ 33,497 3.40 1
ガリシア共産党PCG アンショ・ゲレイロ 28,927 2.93 1
ガリシア主義党PG 32,623 3.31 0
労働社会党スペイン語版(PST) 18,249 1.85 0
ガリシア社会主義連合-PSOEUSG-PSOE 12,709 1.29 0
ラ・コルーニャ首都防衛独立者(IDC) 5,486 0.56 0
イルマンダ・ガレーガ(IG) 4,929 0.50 0
共産主義連盟-ガリシア共産主義運動LCR-MCG 4,858 0.49 0
スペイン農村主義党(PRE) 4,291 0.44 0
新しい力(FN[1] 3,950 0.40 0
スペイン民主右翼(DDE[2] 2,022 0.21 0
ファランヘ党(FE JONS) 1,498 0.15 0
ガリシア解放GC 1,433 0.15 0
スペイン共産党 (マルクス・レーニン主義派)PCE (m-l) 1,216 0.12 0
白票 N/A N/A N/A
無効票 N/A N/A N/A

注a:議席の内訳はガリサ民族連合(UPG)が2議席、ガリシア社会主義党(PSG)が1議席。

出典:Argos(Subdirección de Análisis y Políticas Públicas de la Presidencia de la Generalitat)[3](2012年6月10日閲覧)。

脚注

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  1. ^ フランコ主義時代の政治家による極右政党
  2. ^ 民主化移行期末期の政党、フランコ時代の大臣フェデリーコ・シルバ・ムーニョス(es:Federico Silva Muñoz)と反フランコ主義政治家ヘスス・バーロス・リス(Jesús Barros de Lis)によって創設された右派政党。
  3. ^ Datos electorales detallados de las Elecciones Parlamento Galicia 1981 en el Archivo Histórico Electoral del Área de Análisis, Estudios y Documentación de la Presidencia de la Generalidad Valenciana