1981年ウィンブルドン選手権
1981年 ウィンブルドン選手権(1981ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1981)は、イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて、1981年6月22日から7月4日にかけて開催された。
大会の流れ
編集- 男子シングルスは「128名」の選手による通常の7回戦制で行われた。
- 女子シングルスは「96名」の選手による7回戦制で行われ、32名の選手は「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。シード選手でも、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人がいる。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
編集男子シングルス
編集- ビョルン・ボルグ (準優勝)
- ジョン・マッケンロー (初優勝)
- ジミー・コナーズ (ベスト4)
- イワン・レンドル (1回戦)
- (試合開始前に棄権)
- ブライアン・ティーチャー (2回戦)
- ブライアン・ゴットフリート (2回戦)
- ロスコー・タナー (2回戦)
- ホセ・ルイス・クラーク (3回戦)
- ギレルモ・ビラス (1回戦)
- ビクトル・ペッチ (1回戦)
- ピーター・マクナマラ (ベスト8)
- ヤニック・ノア (1回戦)
- ヴォイチェフ・フィバク (4回戦)
- バラージュ・タロツィ (3回戦)
- ビタス・ゲルレイティス (4回戦)
女子シングルス
編集- クリス・エバート・ロイド (優勝、5年ぶり3度目)
- ハナ・マンドリコワ (準優勝)
- トレーシー・オースチン (ベスト8)
- マルチナ・ナブラチロワ (ベスト4) [注:7月20日にアメリカ市民権を取得、この大会まではチェコスロバキア国籍で表示]
- アンドレア・イエガー (4回戦)
- ウェンディ・ターンブル (ベスト8)
- パム・シュライバー (ベスト4)
- バージニア・ルジッチ (ベスト8)
- シルビア・ハニカ (1回戦)
- ミマ・ヤウソベッツ (ベスト8)
- ダイアン・フロムホルツ (3回戦)
- キャシー・ジョーダン (4回戦)
- ベッティーナ・バンジ (2回戦=初戦)
- バーバラ・ポッター (4回戦)
- レジナ・マルシコワ (1回戦)
- ジョアン・ラッセル (1回戦)
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- ビョルン・ボルグ vs. ピーター・マクナマラ 7-6, 6-2, 6-3
- ジミー・コナーズ vs. ビジャイ・アムリトラジ 2-6, 5-7, 6-4, 6-3, 6-2
- ロッド・フローリー vs. ティム・メイヨット 4-6, 7-6, 7-6, 6-3
- ジョン・マッケンロー vs. ヨハン・クリーク 6-1, 7-5, 6-1
準決勝
- ビョルン・ボルグ vs. ジミー・コナーズ 0-6, 4-6, 6-3, 6-0, 6-4
- ジョン・マッケンロー vs. ロッド・フローリー 7-6, 6-4, 7-5
女子シングルス
編集準々決勝
- クリス・エバート・ロイド vs. ミマ・ヤウソベッツ 6-2, 6-2
- パム・シュライバー vs. トレーシー・オースチン 7-5, 6-4
- マルチナ・ナブラチロワ vs. バージニア・ルジッチ 6-2, 6-3
- ハナ・マンドリコワ vs. ウェンディ・ターンブル 6-0, 6-0
準決勝
- クリス・エバート・ロイド vs. パム・シュライバー 6-3, 6-1
- ハナ・マンドリコワ vs. マルチナ・ナブラチロワ 7-5, 4-6, 6-1
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス
- ジョン・マッケンロー vs. ビョルン・ボルグ 4-6, 7-6, 7-6, 6-4
- 女子シングルス
- クリス・エバート・ロイド vs. ハナ・マンドリコワ 6-2, 6-2
- 男子ダブルス
- ジョン・マッケンロー& ピーター・フレミング vs. スタン・スミス& ボブ・ルッツ 6-4, 6-4, 6-4
- 女子ダブルス
- マルチナ・ナブラチロワ& パム・シュライバー vs. キャシー・ジョーダン& アン・スミス 6-3, 7-6
- 混合ダブルス
- フルー・マクミラン& ベティ・ストーブ vs. ジョン・オースチン& トレーシー・オースチン 4-6, 7-6, 6-3
みどころ
編集外部リンク
編集先代 1981年全仏オープンテニス |
テニス4大大会 1981年 |
次代 1981年全米オープンテニス |
先代 1980年ウィンブルドン選手権 |
ウィンブルドン選手権 1981年 |
次代 1982年ウィンブルドン選手権 |