高知運転所(こうちうんてんしょ)は、高知県高知市にある四国旅客鉄道(JR四国)の車両基地である。運転士車掌も所属している。

高知運転所
高知運転所。画像一番左の本線の先が布師田駅
基本情報
日本の旗 日本
所在地 高知県高知市布師田
鉄道事業者 四国旅客鉄道
所属略号 四コチ、知
最寄駅 布師田駅
管轄路線 土讃線
旧称 須崎機関庫
高知気動車区
開設 1924年大正13年)3月
配置両数
気動車 69両
合計 69両
備考 2023年令和5年)4月1日現在のデータ
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概要

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土讃線布師田 - 土佐一宮間に位置する。土讃線の高知県内で使用される気動車が配置されている。かつては高知駅構内に併設されていたが、駅の高架化事業に伴い、現在地に移転した。なお、乗務員基地については現在も高知駅近くに設置されている。

配置車両

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2023年令和5年)4月1日現在の配置車両は以下のとおり[1]。所属略号は国鉄型車両が「四コチ」(四=JR四国、コチ=高知の電報略号)、機関車・JR型気動車が「」(=高知)である。なお、「高」としないのは、高松運転所との重複を避けるためである。

気動車

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2000系気動車
2100形4両(2103,2118,2121,2123)・2150形3両(2153,2155,2156)の計7両が配置されている。
特急あしずり」で運用される。
2700系気動車
2700形9両 (2701-2704,2709-2713)、2750形7両 (2751-2754,2761-2763) 、2800形7両 (2801-2807) の計23両が配置されている(他に2730と2780の2両は土佐くろしお鉄道所有車で中村車両基地所属だが当所常駐である)。
2800形は1両にグリーン車・普通車が半分ずつで全車当所配置である。
キハ185系気動車
志国土佐 時代の夜明けのものがたり」仕様のキロ185形2両 (1867, 1868) が配置されている。
キハ32形気動車
5両 (15,16,18,19,20) が配置されている。
土讃線(高知 - 伊野間)で運用される。
1000形気動車
31両 (1001, 1002, 1010 - 1028, 1033, 1034, 1036 - 1043) が配置されている(一部の車両は徳島運転所からの転属車)。
土讃線・土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)で運用される。

歴史

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  • 1924年大正13年)11月 - 高知線延伸に伴い同年3月に開設した須崎機関庫の業務を移管して高知機関庫発足。
  • 1936年(昭和11年)9月 - 高知機関区に名称変更[要出典]
  • 1950年昭和25年)4月 - 高知客貨車区が発足[2]
  • 1975年(昭和50年)3月 - 高知気動車区に改組[要出典]
  • 1984年(昭和59年)2月 - 高知機関区と高知客貨車区の統合により高知運転区と改称[2]
  • 1987年(昭和62年)3月 - 気動車の再配置により、高知気動車区と改称[2]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道に移管。
  • 1989年平成元年)4月1日 - 高知車掌区との統合により、高知運転所に改組[2]
  • 1990年(平成2年)11月 - 2000系気動車を配置[2]
  • 2002年(平成14年)3月23日 - 高知駅の高架化工事に伴い、駅構内から現在地へ移転。

脚注

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  1. ^ 交友社鉄道ファン』 2023年7月号「JR旅客会社の車両配置表」
  2. ^ a b c d e 川南勉「JR四国の車両基地」『鉄道ピクトリアル4月号 臨時増刊』第574号、鉄道図書刊行会、1993年4月、38頁

関連項目

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