関本
神奈川県南足柄市の地名
関本(せきもと)は、神奈川県南足柄市にある地名。南足柄市役所が所在する市の行政の中心部である。
関本 | |
---|---|
大字 | |
南足柄市役所 | |
北緯35度19分15秒 東経139度05分59秒 / 北緯35.320714度 東経139.0996度 | |
座標位置:南足柄市役所付近[1] | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 南足柄市 |
地区 | 南足柄地区 |
人口情報(2020年(令和2年)10月1日現在[2]) | |
人口 | 2,969 人 |
世帯数 | 1,169 世帯 |
面積([3]) | |
0.639309049 km² | |
人口密度 | 4644.08 人/km² |
郵便番号 | 250-0105[4] |
市外局番 | 0465(小田原MA)[5] |
ナンバープレート | 湘南 |
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歴史
編集古代には東海道の途中に坂本駅(さかもとのうまや)が置かれていた所であり、中世(鎌倉時代)に入って、『吾妻鏡』建長4年(1252年)4月1日条において鎌倉幕府の新将軍として鎌倉へ下向途中の宗尊親王が経由した場所として「関本宿」の地名が登場しておりこの頃から「関本」の地名があったとみられる。その後、近世(江戸時代)になると、この時代に整備された矢倉沢往還の経由地(宿駅)として制定され、周辺は最乗寺の門前町としても栄えたという。今日でも大雄山駅の周辺には多くの史跡が残されている。
沿革
編集世帯数と人口
編集2020年(令和2年)10月1日現在(国勢調査)の世帯数と人口(総務省調べ)は以下の通りである[2]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
関本 | 1,169世帯 | 2,969人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 2,624
|
2000年(平成12年)[7] | 2,880
|
2005年(平成17年)[8] | 3,143
|
2010年(平成22年)[9] | 3,098
|
2015年(平成27年)[10] | 3,079
|
2020年(令和2年)[2] | 2,969
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 817
|
2000年(平成12年)[7] | 957
|
2005年(平成17年)[8] | 1,051
|
2010年(平成22年)[9] | 1,071
|
2015年(平成27年)[10] | 1,132
|
2020年(令和2年)[2] | 1,169
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年1月時点)[11]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 南足柄市立南足柄小学校 | 南足柄市立南足柄中学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]。
大字 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
関本 | 154事業所 | 1,649人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 158
|
2021年(令和3年)[12] | 154
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 1,245
|
2021年(令和3年)[12] | 1,649
|
交通
編集鉄道
編集路線バス
編集大雄山駅が市中心部のバスターミナルとして機能しており、道了尊(大雄山最乗寺)行きバスを始めとして市内各所および松田町・開成町方面との連絡を担当する路線が運行される。
→「大雄山駅 § バス路線」を参照
道路
編集関本で南足柄市の主要な県道が交差しており、道路面においても要衝となっている。
- 神奈川県道74号小田原山北線:南足柄市の主要幹線の一つで、南北に延びる。南は小田原市方面、北は山北町方面へ接続している。
- 神奈川県道78号御殿場大井線:南足柄市のもう一つの主要幹線で、東西に延びる。東は開成町方面、西は足柄峠方面に接続する。
施設
編集- 南足柄市役所
- 南足柄市文化会館
- 南足柄市りんどう会館
- 南足柄郵便局
- 南足柄市営総合グラウンド
- 関本公園
- ヴェルミ2
- ホテルとざんコンフォート大雄山
- 南足柄市立南足柄中学校
- 南足柄市立南足柄小学校
- JAかながわ西湘南足柄支店
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ Google Earthより
- ^ a b c d “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年8月26日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “関本の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月26日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学指定区域”. 南足柄市 (2022年1月26日). 2023年8月26日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。
参考文献
編集- 『吾妻鏡』