門前温泉
栃木県那須塩原市にある温泉
門前温泉(もんぜんおんせん)は、栃木県那須塩原市(旧国下野国)にある塩原温泉郷の一つの温泉。温泉郷の中心的機能を有する[1]。
門前温泉 | |
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門前温泉の街並み | |
温泉情報 | |
所在地 | 栃木県那須塩原市 |
座標 | 北緯36度58分11.1秒 東経139度49分17.1秒 / 北緯36.969750度 東経139.821417度座標: 北緯36度58分11.1秒 東経139度49分17.1秒 / 北緯36.969750度 東経139.821417度 |
交通 |
鉄道:宇都宮線西那須野駅・野岩鉄道上三依塩原温泉口駅から路線バス 車:東北自動車道西那須野塩原ICより国道400号へ約20分 |
泉質 | 塩化物泉・単純温泉 |
泉温(摂氏) | 52 - 76 °C |
外部リンク | 塩原温泉旅館組合 |
泉質
編集効能
編集- きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
※注 : 効能はその効果を万人に保証するものではない
温泉街
編集塩原温泉旅館組合加盟の旅館が5軒[3]、ほか数軒の温泉宿がある。塩原街道沿いに旅館や飲食店が連なり、温泉観光地としての繁華街を形成する[1]。源泉は箒川の両岸[4]に16か所[2]あり、観光客向けの近代的な宿泊施設が多い[1]。大江戸温泉物語ホテルニュー塩原は塩原温泉郷最大級の規模を持つ。2006年には、塩原温泉郷の開湯1200年を記念して日本最大級の足湯施設「湯っ歩の里」が箒川右岸に開業した。
歴史
編集平安時代末期の創建と伝えられる妙雲寺の門前町として発展し、町役場や小学校、公民館の集まる塩原町の中心部となった[注釈 1]。1968年には八汐橋が開通し、右岸の台地上の市街地化が進んだ[1]。
交通
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 那須塩原市役所塩原庁舎と塩原公民館は2007年に中塩原地区に移転。塩原小学校は中塩原地区の塩原中学校と統合し、2017年から小中一貫の義務教育学校那須塩原市立塩原小中学校となった。
出典
編集- ^ a b c d 角川書店編 編『角川日本地名大辞典 9 栃木県』角川書店、1984年、894頁。
- ^ a b “塩原温泉11湯 門前”. 那須塩原市役所塩原支所 産業観光建設課 (2021年11月30日). 2022年4月24日閲覧。
- ^ “塩原温泉宿泊施設・プラン一覧”. 塩原温泉旅館組合. 2022年4月24日閲覧。
- ^ 随想舎編 編『絵葉書が映す下野温泉場紀行』随想舎、2003年、88-89頁。ISBN 978-4-88748-083-4。
外部リンク
編集- 塩原温泉旅館組合
- 塩原温泉11湯 門前(那須塩原市による紹介)