金重明

在日韓国人の小説家、翻訳家 (1956-)

金 重明(キム チュンミョン、1956年[1] - )は、在日韓国人小説家翻訳家

略歴

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東京都生まれ[1]東京大学大阪外国語大学朝鮮語学科中退。1997年『算学武芸帖』で朝日新人文学賞[1]2006年『耽羅戦記三別抄』で歴史文学賞[1]、2014年『13歳の娘に語るガロアの数学』で2014年度日本数学会出版賞を受賞[1]歴史小説を主に手がけ、韓国関係の翻訳を多く行う。

著作

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単著

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  • 『幻の大国手』新幹社、1990年11月。 
  • 『算学武芸帳』朝日新聞社、1997年10月。ISBN 978-4-02-257186-1 
  • 『戊辰算学戦記』朝日新聞社、1999年7月。ISBN 978-4-02-257395-7 
  • みぎわの民』講談社、2000年6月。ISBN 978-4-06-210050-2みぎわの民&rft.date=2000-06&rft.pub=[[講談社]]&rft.isbn=978-4-06-210050-2&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:金重明"> 
  • 『巨海に出んと欲す』講談社、2003年5月。ISBN 978-4-06-211714-2 
  • 『金重明・金在南』勉誠出版〈〈在日〉文学全集 第13巻〉、2006年6月。ISBN 978-4-585-01123-1 
  • 『抗蒙のオルム 三別抄耽羅戦記』新人物往来社、2006年6月。ISBN 978-4-404-03408-3オルム 三別抄耽羅戦記&rft.date=2006-06&rft.pub=[[新人物往来社]]&rft.isbn=978-4-404-03408-3&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:金重明"> 
  • 『叛と義と』新人物往来社、2008年1月。ISBN 978-4-404-03528-8 
  • 『悪党の戦』講談社、2009年1月。ISBN 978-4-06-215225-9 
  • 『北天の巨星』講談社、2010年7月。ISBN 978-4-06-216285-2 
  • 『13歳の娘に語るガロアの数学』岩波書店、2011年7月。ISBN 978-4-00-005211-5 
  • 『13歳の娘に語るガウス黄金定理』岩波書店、2013年1月。ISBN 978-4-00-005216-0 
  • 『物語 朝鮮王朝の滅亡』岩波書店〈岩波新書 新赤版 1439〉、2013年8月。ISBN 978-4-00-431439-4 
  • 『13歳の娘に語るアルキメデスの無限小』岩波書店、2014年3月。ISBN 978-4-00-005013-5 
  • 『やじうま入試数学 問題に秘められた味わいのツボ』講談社〈ブルーバックス B-1913〉、2015年4月。ISBN 978-4-06-257913-1 
  • 『方程式のガロア群 深遠な解の仕組みを理解する』講談社〈ブルーバックス B-2046〉、2018年1月。ISBN 978-4-06-502046-3 
  • ガロアの論文を読んでみた』岩波書店〈岩波科学ライブラリー 277〉、2018年9月。ISBN 978-4-00-029677-9 
  • 『世界は「」でできている オイラーが見出した神出鬼没の超越数』講談社〈ブルーバックス B-2188〉、2021年12月。ISBN 978-4-06-526516-1 

翻訳

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  • 金敏基・金昌男 編『キム・ミンギ 韓国民衆歌謡の「希望」と「壁」』新幹社、1987年12月。 
  • 『済民日報』四・三取材班 著、文京洙・金重明 訳『済州島四・三事件』 第1巻 朝鮮解放から四・三前夜まで、新幹社、1994年4月。ISBN 978-4-915924-50-7 
  • 『済民日報』四・三取材班 著、金重明・朴郷丘 訳『済州島四・三事件』 第2巻 四・三蜂起から単独選挙まで、新幹社、1995年4月。ISBN 978-4-915924-59-0 
  • 『済民日報』四・三取材班 著、金重明 訳『済州島四・三事件』 第3巻 流血惨事への前哨戦、新幹社、1996年6月。ISBN 978-4-915924-71-2 
  • 『済民日報』四・三取材班 著、金重明・文純実 訳『済州島四・三事件』 第4巻 焦土化作戦 上、新幹社、1998年3月。ISBN 978-4-915924-87-3 

出典

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関連項目

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外部リンク

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