遼河はるひ

日本の女優、タレント

遼河 はるひ(りょうが はるひ、1976年2月2日 - )は日本女優タレント。元宝塚歌劇団月組の男役。所属事務所はプロダクション人力舎

りょうが はるひ
遼河 はるひ
本名 鹿嶋 綾希子(かしま あきこ ※出生名)[1]
生年月日 (1976-02-02) 1976年2月2日(48歳)
出生地 日本の旗 日本愛知県の旗 愛知県名古屋市
国籍 日本
身長 173cm
血液型 A型
職業 女優タレント
ジャンル 宝塚歌劇ミュージカルバラエティ番組
活動期間 1996年 -
活動内容 1996年宝塚歌劇団入団、月組配属
2001年宙組に異動
2006年:月組に異動
2009年:宝塚歌劇団退団
2010年:Beehiveに所属し、芸能活動を開始
2013年:所属事務所をプロダクション人力舎に移籍(Beehiveとは、広告業務提携という形で関係を継続)
配偶者 鈴木彩貴
公式サイト 所属事務所公式プロフィール
主な作品
NEVER SAY GOODBYE
エリザベート
備考
宝塚歌劇団卒業生
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愛知県名古屋市出身。名古屋市立吹上小学校[2][3]椙山女学園中学校椙山女学園高等学校卒業[4]

愛称は「アヒ」(本名のなまり)。身長173cm血液型A型。

来歴

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1994年宝塚音楽学校入学。82期生。この年は史上最高の倍率48.25倍を記録している[5]。同期には壮一帆(元雪組トップスター)、蘭寿とむ(元花組トップスター)、涼紫央(元星組スター)、紺野まひる(元雪組トップ娘役)らがいる。

1996年、宝塚歌劇団入団。入団時の成績は11番[6]。月組『CAN-CAN』で初舞台。その後月組に配属。

若手男役として新人公演で2番手などの役を演じていたが、2001年宙組に組替え。2002年、『鳳凰伝』にて新人公演主演を果たす。2003年、「春ふたたび」にてバウWS初主演。

2005年5月、「Le Petit Jardin 幸せの庭」でバウホール主演。2006年、『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』では、唯一の悪役とも言える大役・フランシスコ・アギラール役を演じた。

その後再び月組に組替え。2007年 - 2008年宝塚バウホール・東京特別公演『HOLLYWOOD LOVER』では、主人公と対立する二番手役・リチャード・R・ローガンを演じた。2008年日生劇場公演『グレート・ギャツビー』では二番手役のニック・キャラウェイ役に抜擢される。同年『夢の浮橋』では当時のトップスター瀬奈じゅんが演じた匂宮の兄・ニの宮を演じた。2009年3月、自身の初ディナーショー「GLITTER」を開催、同年『エリザベート』ではルドルフ皇太子を演じた。

2009年12月27日[6]、『ラスト・プレイ』『Heat on Beat!』東京宝塚劇場公演千秋楽を最後に当時のトップスター・瀬奈じゅん、娘役スターとして活躍していた城咲あい羽桜しずく等と同時退団。

2010年より、Beehiveに所属。また、同年から出身地である名古屋市の中日ビルイメージモデルを2012年まで務めた(後任は同じく宝塚歌劇団卒業生で先輩にあたる立樹遥)。

2013年より、所属事務所(マネージメント契約)をBeehiveから、プロダクション人力舎へ移籍した。ただし、Beehiveとは広告業務提携(CMブッキング[7])という形で関係を継続する。

2015年8月3日スタートの昼の連続ドラマ『癒し屋キリコの約束』(東海テレビフジテレビ系)にて、連ドラ初主演[8]

2019年8月7日、Jリーガーの鈴木彩貴(当時V・ファーレン長崎所属)と結婚したことをブログなどで報告した[9][10][11]

人物・エピソード

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  • 小さい頃は、ピアノ日舞公文水泳を習っていた[12]。中学生時代に声楽を習う[13]
  • 妹がいる[12]
  • 手芸が得意。小学生の頃は夏休みだけ陸上大会のために陸上部に入り、小学6年生から中学の途中までバレーボール部だった[14][15]
  • 小学6年生の時に受験のご褒美で、スヌーピーの大きなぬいぐるみを買ってもらった[16]
  • 高校生の頃に中日劇場で初めて宝塚を観て、衝撃を受けて「私もやってみたい!」と思った[13]。2年生でバレエを習い始め、3年生の時に真剣にやったという[17]
  • 宝塚音楽学校を受験するために宝塚市のスクールに通い[18]、蘭寿とむと一緒だった[19]
  • 2013年1月、実家に帰省した時、深夜に入浴した浴室のドアが故障し出られなくなった。また、この事が『ザ・世界仰天ニュース』で取り上げられた。[20]

宝塚歌劇団時代の主な舞台出演

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第1次月組時代

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  • 2001年1月 - 2月、「いますみれ花咲く / 愛のソナタ」新人公演/オックス男爵(本役・紫吹淳
  • 2001年5月 - 7月、「愛のソナタ / ESP!」新人公演/オックス男爵
  • 2001年8月 - 9月、「大海賊 / ジャズマニア」新人公演/キッド(本役・伊織直加

宙組時代

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  • 2002年7月 - 11月、「鳳凰伝 / ザ・ショー・ストッパー」新人公演/カラフ(本役:和央ようか) *新人公演主演
  • 2003年、バウWS「春ふたたび」 *バウWS初主演
  • 2003年2月 - 6月、「傭兵ピエール / 満天星大夜總会」ガストン
  • 2003年10月 - 2004年2月、「白昼の稲妻 / テンプテーション」ジャン
  • 2004年3月、ドラマシティ他公演「BOXMAN-俺に破れない金庫などない-」リロイ
  • 2004年5月 - 8月、「ファントム」 リシャール
  • 2004年10月 - 11月、「THE LAST PARTY」アーネスト・ヘミングウェイ
  • 2005年1月 - 4月、「ホテルステラマリス / レヴュー伝説」ダニエル
  • 2005年5月 - 6月、「Le Petit Jardin 幸せの庭」アラン *主演
  • 2005年8月 - 11月、「炎にくちづけを / ネオ・ヴォヤージュ」ドー
  • 2006年1月、「不滅の恋人たちへ」ユジェーヌ・ドラクロワ
  • 2006年2月、「THE LAST PARTY」アーネスト・ヘミングウェイ
  • 2006年4月 - 7月、「NEVER SAY GOODBYE」フランシスコ・アギラール

第2次月組時代

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  • 2006年7月 宝塚巴里祭2006 *主演
  • 2006年10月、全国ツアー「あかねさす紫の花 / レ・ビジュー・ブリアン」勝麻呂
  • 2007年1月 - 4月、「パリの空よりも高く / ファンシー・ダンス」ジェラール・ロルボン
  • 2007年5月 - 6月、全国ツアー「ダル・レークの恋」クリスナ
  • 2007年8月 - 11月、「MAHOROBA / マジシャンの憂鬱」ヤーノシュ
  • 2007年12月 - 2008年1月、バウホール公演「HOLLYWOOD LOVER」リチャード・R・ローガン
  • 2008年3月 - 7月、「ME AND MY GIRL」ジェラルド
  • 2008年9月、日生劇場公演「グレート・ギャツビー」ニック・キャラウェイ
  • 2008年11月 - 2009年2月、「夢の浮橋 / Apasionado!!」二の宮
  • 2009年3月、遼河はるひディナーショー「GLITTER」 *初ディナーショー主演
  • 2009年5月 - 8月「エリザベートルドルフ皇太子、エルマー(役変わり)
  • 2009年10月 - 12月、「ラストプレイ -祈りのように- / Heat on Beat!」ジークムント *退団公演

宝塚歌劇団退団後の主な出演

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テレビドラマ

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バラエティ番組

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ドキュメンタリー

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  • 夢と希望の“シンデレラ”紀行(2016年3月31日、NHK総合[24] - ナビゲーター

舞台

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  • 2011年8月、『好色一代男』(御園座)女医、生霊(2役)
  • 2012年2月、『会津の空に残した月影』(武蔵野芸術劇場)新島八重 *主演
  • 2012年5月、『土御門大路 陰陽師・安倍晴明と貴船の女』(中日劇場)紅葉
  • 2012年11月、30-DELUX The Remake Theater『イエロー』お銀
  • 2016年4月、ミュージカル『アニー』(新国立劇場中ホール)ハニガン

映画

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その他

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  • 中日ビル・イメージキャラクター(2010年 - 2012年1月31日)

著書

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  • 遼河はるひのフリーザーバッグまる活ごはん 調理も保存も、超カンタン!!(2016年5月25日、ブックウォーカー

脚注

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  1. ^ exciteニュース 遼河はるひのプロフィール
  2. ^ さんま&くりぃむの芸能界(秘)個人情報グランプリ』(フジテレビ)2014年8月2日放送分「花開いて良かった卒業アルバム部門 女性編」にて紹介。
  3. ^ あいつ今何してる?”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2016年10月19日). 2023年9月22日閲覧。
  4. ^ 阪急コミュニケーションズ発行「宝塚おとめ」2009年版より
  5. ^ 【インタビュー】宝塚音楽学校「最高倍率」座談会 清く正しく美しく 1世紀 - スターファイル - 朝日新聞社”. astand.asahi.com. 2020年7月6日閲覧。
  6. ^ a b 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』p.108(小林公一・監修、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日)ISBN 9784484146010
  7. ^ 人力舎移籍後のBeehive公式サイト内プロフィールトップページより参照。また、Beehive公式サイト内アーティスト一覧でも、「広告業務提携」として紹介。
  8. ^ 遼河はるひ:連ドラ初主演 「A.B.C-Z」戸塚祥太も出演”. まんたんウェブ (2015年5月28日). 2015年5月28日閲覧。
  9. ^ “遼河はるひが結婚!お相手の11歳年下Jリーガーは「笑えるくらい真面目で純粋」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年8月7日). https://www.sanspo.com/article/20190807-YUT5L4HHR5NJNDI2FZNWTIOHE4/ 2019年8月7日閲覧。 
  10. ^ ご報告させて頂きます。”. 遼河はるひオフィシャルブログ「welcome to Haruhi Blog」 (2019年8月7日). 2019年8月7日閲覧。
  11. ^ 遼河はるひ 結婚のご報告”. プロダクション人力舎 (2019年8月7日). 2019年8月11日閲覧。
  12. ^ a b 遼河はるひ (2013年3月12日). “消えた写真。。。”. 遼河はるひオフィシャルブログ. 2023年9月22日閲覧。
  13. ^ a b 遼河はるひ (2019年3月31日). “サヨナラ中日ビル!”. 遼河はるひオフィシャルブログ. 2023年9月22日閲覧。
  14. ^ 遼河はるひ (2015年9月9日). “わたしの記憶って。。。。”. 遼河はるひオフィシャルブログ. 2023年9月22日閲覧。
  15. ^ 遼河はるひ (2019年11月26日). “グッとスポーツ!!!”. 遼河はるひオフィシャルブログ. 2023年9月22日閲覧。
  16. ^ 遼河はるひ (2022年10月13日). “イマドキの…”. 遼河はるひオフィシャルブログ. 2023年9月22日閲覧。
  17. ^ 遼河はるひ (2012年3月3日). “質問の。。。”. 遼河はるひオフィシャルブログ. 2023年9月22日閲覧。
  18. ^ “ジェンヌへの道を手伝い…31年で幕 宝塚音楽学校受験スクール「スタジオトップハット」”. 神戸新聞 (神戸新聞社). (2023年9月22日). https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202309/0016837337.shtml 2023年9月22日閲覧。 
  19. ^ 遼河はるひ (2013年12月17日). “蘭寿とむディナーショー!!”. 遼河はるひオフィシャルブログ. 2023年9月22日閲覧。
  20. ^ 全裸で熱演!? 遼河はるひの仰天事件
  21. ^ 『ギークス』第4話に遼河はるひがゲスト出演 クセ者コンプライアンス担当警部役に”. リアルサウンド映画部. blueprint (2024年7月19日). 2024年7月19日閲覧。
  22. ^ “おぎやはぎ・小木博明らが危険トーク連発!「キニナルーム。」がスタート!!”. ウォーカープラス. (2014年9月3日). https://thetv.jp/news/detail/50086/ 2014年9月4日閲覧。 
  23. ^ 上重聡アナ「スッキリ!!」のMCに!松坂投手との“誓い”明かす”. シネマトゥデイ (2015年3月6日). 2015年3月6日閲覧。
  24. ^ 夢と希望の“シンデレラ”紀行(日本放送協会)、2016年3月30日閲覧
  25. ^ “山田涼介主演「鋼の錬金術師」完結編は2部作、スカー役・新田真剣佑ら新キャストも発表”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年3月2日). https://natalie.mu/eiga/news/467665 2022年3月2日閲覧。 
  26. ^ “剛力彩芽、醍醐虎汰朗が姉弟演じた「女子大小路の名探偵」に戸田恵子、堀夏喜ら参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年7月21日). https://natalie.mu/eiga/news/533663 2023年7月21日閲覧。 
  27. ^ 遼河はるひのCM出演情報”. ORICON STYLE. 2016年2月24日閲覧。
  28. ^ 又吉さんと遼河さんが魅力発信 本紙新CM”. 中日新聞 (2016年2月29日). 2016年3月9日閲覧。
  29. ^ ほっとWebHOME > CMギャラリー”. 東京新聞ほっとWeb. 2016年3月7日閲覧。
  30. ^ 「シュミテクト 歯周病ケア」新CMに遼河はるひさんを起用”. グラクソ・スミスクライン株式会社 (2017年10月1日). 2018年2月8日閲覧。

外部リンク

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