道の駅奥永源寺渓流の里
道の駅奥永源寺渓流の里(みちのえき おくえいげんじけいりゅうのさと)は、滋賀県東近江市蓼畑町にある国道421号の道の駅である。滋賀県と三重県の県境近隣に所在する[1]。
奥永源寺渓流の里 | |
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所在地 |
〒527-0207 蓼畑町510番地 [1] |
座標 | 北緯35度06分20秒 東経136度22分19秒 / 北緯35.10547度 東経136.37189度座標: 北緯35度06分20秒 東経136度22分19秒 / 北緯35.10547度 東経136.37189度 |
登録路線 | 国道421号 |
登録回 | 第42回 (25018) |
登録日 | 2014年10月10日 |
開駅日 | 2015年10月10日[1] |
営業時間 |
(4-11月)9:00 - 17:00 (12-3月)9:00 - 16:00 |
外部リンク | |
■テンプレート ■プロジェクト道の駅 |
歴史
編集施設は、東近江市の出張所「鈴鹿の里コミュニティセンター」として利用されてきた旧・永源寺町立政所中学校(2003年/平成15年、廃校)の校舎の空き教室[2]をリノベーションしたもので[1]、2015年(平成27年)10月10日に開業した[1]。市の出張所と診療所は配置したままで道の駅が新たに設けられた[1]。道の駅では、市域の特産品の物販コーナーや観光情報を提供する情報コーナーが設置されている[3]。石榑トンネルの開通で急増している中部圏からの来訪者への物販・情報発信や憩いの場などの道の駅としての機能だけでなく、防災や医療など地域の生活の拠点として、行政機能やコミュニティ機能も兼ね備えている。
2021年(令和3年)4月16日、国土交通省は、平成29年度と令和元年度に行った社会実験を踏まえ「道の駅 奥永源寺渓流の里」を拠点に「レベル2」(部分自動運転)の自動運転車サービスの本格導入を同月23日から行うとの旨の発表をした[5]。車両はヤマハ発動機株式会社の狭隘区間の走行に適したゴルフカート型のグリーンスローモビリティが用いられる[5]。ちょこっとバス政所線の一部に自動運転用の誘導線を敷設し、政所線を補完するように運行スケジュールが設定されている。[6]この自動運転グリーンスローモビリティサービスには奥永源寺「けい流カー」という名前が付けられた[7]。
施設
編集コミュニティセンター・市役所出張所、展示コーナー(休憩スペース)、診療所、軽食コーナー、物販・特産品コーナー、情報コーナーなどがある。また、無料Wi-Fiスポットが整備されている。
東近江で生産または加工された商品のほか、「永源寺こんにゃく」[8]や「政所茶」[9]、タラの芽[10]どの商品が並ぶ。木地師のふるさととして木工作家が創作した作品なども店頭に並んでいる。
施設詳細
編集- 駐車場
- トイレ - 年中無休、24時間。[12]
- コミュニティセンター
- 市役所出張所
- 展示コーナー(休憩スペース)
- 診療所
- 軽食コーナー(営業時間は4-11月9:00-17:00、12-3月9:00-16:00、定休日:火曜日・年末年始)
- 物販・特産品コーナー(営業時間は4-11月9:00-17:00、12-3月9:00-16:00、定休日:火曜日・年末年始)
- 情報コーナー
- 多目的棟
- 無料Wi-Fi [12] (7:00 - 18:00)
- EV急速充電スタンド [12]
- 防災設備
事業主体
編集運営組織
編集交通アクセス
編集- 国道421号 - 登録路線
周辺地域
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h about.
- ^ 「小さな拠点」づくり 事例集 ~ 取組概要と形成プロセス ~ - 内閣府
- ^ 「「永源寺ダムカレーおいしかった」…道の駅「奥永源寺渓流の里」オープン 滋賀・東近江」『産経WEST』産業経済新聞社、2015年10月12日。2019年8月29日閲覧。
- ^ 一般社団法人奥永源寺渓流の里の情報
- ^ a b 「滋賀の山間地域で自動運転バス本格運行 全国で2例目 狭隘部も埋設の誘導線で」『乗りものニュース』株式会社メディア・ヴァーグ、2021年4月17日。2021年4月18日閲覧。
- ^ 道の駅を拠点とした中山間地域における自動運転サービスの可能性について - 道路行政セミナー
- ^ 道の駅「奥永源寺渓流の里」を拠点とした自動運転車両の愛称が決定しました - 東近江市
- ^ 「途絶えたコンニャク作り 高校生が受け継ぐ 滋賀・奥永源寺地域 伝統的な製法に挑戦」『産経WEST』産業経済新聞社、2015年12月26日。2019年8月29日閲覧。
- ^ 阿部治樹「滋賀)八日市南高生が自作の玉露を販売」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2018年6月18日。2019年8月29日閲覧。
- ^ 「永源寺地区でタラの芽が旬 滋賀」『産経ニュース』産業経済新聞社、2017年2月17日。2019年8月29日閲覧。
- ^ a b c 市 20180911.
- ^ a b c d e f g h about, 2021年4月18日閲覧.
関連文献
編集- パンフレット『道の駅奥永源寺渓流の里』奥永源寺渓流の里運営協議会。
関連項目
編集外部リンク
編集- 道の駅 奥永源寺源流の里 - 一般社団法人奥永源寺渓流の里
- 国土交通省近畿地方整備局 道路部