進藤奈邦子
日本の女性医師
進藤 奈邦子(しんどう なほこ、Nikki Shindo、1963年〈昭和38年〉 [2]- )は、日本の医師、医学者。学位は博士(医学)(東京慈恵会医科大学・1997年)。専門は感染症学、内科学など。
生誕 |
1963年(60 - 61歳) 大阪府大阪市 |
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研究分野 |
内科学 感染症学 |
研究機関 |
世界保健機関 国立感染症研究所 |
出身校 |
東京慈恵会医科大学医学部 東京慈恵会医科大学大学院 |
主な受賞歴 | 『第9回ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞 特別賞』[1](2014年) |
プロジェクト:人物伝 |
人物
編集2009年公開の映画『感染列島』の、WHOメディカルオフィサー小林栄子のモデルでもあるといわれている[注釈 1]。 2014年に西アフリカでエボラ出血熱が流行した際、チームリーダーとして尽力した[4]。
略歴
編集- 1963年(昭和38年) - 大阪府大阪市生まれ
- 1976年(昭和51年) - 東京学芸大学教育学部附属小金井小学校卒業
- 1979年(昭和54年) - 東京学芸大学教育学部附属小金井中学校卒業
- 1982年(昭和57年) - 東京学芸大学教育学部附属高等学校卒業
- 1990年(平成2年) - 東京慈恵会医科大学医学部卒業
- 英国ロンドン大キングス・カレッジ・ロンドン・セント・トーマス病院、オックスフォード大ラディクリフ病院にて外科、血管外科、脳神経外科臨床研修[5]。
- 1997年 (平成9年) - 東京慈恵会医科大学にて博士(医学)取得。論文の題は「マクロライド系抗菌薬が好中球細胞内カルシウム濃度および細胞機能に与える影響」[6]。
- 1998年(平成10年) - 国立感染症研究所感染症情報センター勤務
- 2000年(平成12年) - 同主任研究官
- 2002年(平成14年) - WHOに派遣、感染症アウトブレーク警戒対策、危険病原体に対する感染制御などの担当
- 2009年(平成21年) - 同メディカル・オフィサー(管理職)に昇進
- 2018年(平成30年) - 同感染症危機管理シニアアドバイザーに昇進[3]
メディア出演
編集著書
編集- 『私たちにできること。 新型インフルエンザとの戦い』 イースト・プレス 2012年
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 小林栄子の「パンデミックの最前線で戦うWHOのメディカルオフィサー」「弟が難病で中学生で亡くなっている」という設定から考察できる。
出典
編集- ^ “新風を巻き起こそう!ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞2014”. Chem-Station (ケムステ) (2014年7月7日). 2014年7月7日閲覧。
- ^ “[電子版 プロフェッショナル 仕事の流儀 進藤奈邦子 WHOメディカルオフィサー 鳥インフルエンザを封じ込めろ | NHK出版]”. web.archive.org (2020年2月14日). 2020年2月14日閲覧。
- ^ a b “「みんなで乗り越えよう、新型コロナパンデミック:私はこう考える」(29) 進藤奈邦子さん”. 国連広報センター (2021年4月9日). 2021年5月18日閲覧。
- ^ 読売新聞「エボラ出血熱、海外拡散の懸念も…WHO進藤氏」 2014年8月6日
- ^ 「めざせ“地球人”!」 東京学芸大学附属小金井小学校NHK ようこそ先輩 課外授業2011年6月4日
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ 第7回 進藤奈邦子 プロフェッショナル仕事の流儀 2006年2月28日放送 2021年8月1日閲覧。
- ^ スペシャル 進藤奈邦子 プロフェッショナル仕事の流儀 2009年9月29日放送 2021年8月1日閲覧。