貴賓室の怪人「飛鳥」編
(貴賓室の怪人から転送)
『貴賓室の怪人「飛鳥」編』(きひんしつのかいじん「あすか」へん)は、内田康夫の長編推理小説である。また、浅見光彦シリーズ初の海外を舞台とした作品である。
貴賓室の怪人「飛鳥」編 | ||
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著者 | 内田康夫 | |
発行日 | 2003年10月25日 | |
発行元 | 角川書店 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 | 397 | |
コード |
ISBN 4041607590 ISBN 978-4041607596(文庫本) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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あらすじ
編集浅見光彦に謎のスポンサーから「豪華客船飛鳥に乗ってルポを書け」と言う指令が。そうして乗った飛鳥の部屋には「貴賓室の怪人に気をつけろ」というメモが。 しかも偶然なのかそうではないのか同室の男が殺されて……。
登場人物
編集警察
編集- 岡部和雄
- 神谷
- 坂口
「飛鳥」
編集クルー及び関係者
編集- 八田野英之
- 「飛鳥」船長。
- 福田直起
- 「飛鳥」二等航海士。
- 勝俣浩
- 「飛鳥」機関長。
- 花岡文昭
- 「飛鳥」チーフ・パーサー。
- 堀田久代
- 「飛鳥」ソーシャル・オフィサー。
- 江藤美希
- 「飛鳥」クルーズ・コーディネーター。
乗客
編集- 内田康夫
- おなじみの「軽井沢のセンセ」。
- 早坂真紀
- 神田功平
- 神田千恵子
- 松原京一郎
- 松原泰子
- 後閑冨美子
- 後閑真知子
- 和田隆正
- 草雉由紀夫
- 草雉郷子
- 牟田広和
- 牟田美恵
- 小泉日香留
- 小泉絢子
- 堀内清孝
- 堀内貴子
- 小潟真雄
- 小潟明美
- 小松田嗣
- 小松田佳子
- 大平正樹
- 大平信枝
- 後藤大介
- 後藤瑞依
- 石川得介
- 村田満
テレビドラマ
編集2002年版
編集『浅見光彦スペシャル 貴賓室の怪人』(あさみみつひこスペシャル きひんしつのかいじん)は、2002年2月5日 21:03 - 23:09 に、日本テレビ系の2時間ドラマ「火曜サスペンス劇場」で放送された。火曜サスペンス劇場20周年記念作品。通常の当枠を15分拡大しての放送。
- キャスト
- スタッフ
- その他
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- 原作での舞台は初代飛鳥であったが、テレビドラマではフェスティバルクルーズ(現在倒産)のミストラルが舞台になっている。
- 2005年にバップからVHS及びDVD化されている。
2014年版
編集『浅見光彦シリーズ50・貴賓室の怪人』(あさみみつひこシリーズ50 きひんしつのかいじん)は、フジテレビ系の2時間ドラマ「金曜プレステージ」(毎週金曜日21:00 - 22:52)で2014年4月4日に放送された。
- キャスト
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- 浅見光彦 - 中村俊介
- 堀田久代 - 藤澤恵麻
- 植竹ひで子 - 吉井怜
- 神田功平 - 竜雷太
- 神田千恵子 - 長谷川稀世
- 松原京一郎 - 清水章吾
- 松原泰子 - 久野綾希子
- 後閑富美子 - 山崎直子
- 後閑真知子 - 雛形あきこ
- 後藤大介 - 不破万作
- 後藤瑞依 - 松井紀美江
- 和田隆正 - 正名僕蔵
- 志藤博志 - 井田國彦
- 村田満 - 井上純一
- 船越医師 - 佐々木勝彦
- 八田野英之 - 綿引勝彦
- 江藤美希 - 小林綾子
- 吉田須美子 - 藤田瞳子
- 勝俣 - 出口高司
- 花岡文昭 - 菊池隆志
- 礼子 - 麻生かほ里
- 女性編集者 - 中野若葉
- 支局員 - 小嶋尚樹
- 藤田編集長 - 小倉久寛
- 浅見陽一郎 - 榎木孝明
- 内田康夫 - 伊東四朗
- 浅見雪江 - 野際陽子
- スタッフ
- その他
-
- 飛鳥の後継船にあたる飛鳥IIが舞台になっている。
続編
編集「イタリア幻想曲 貴賓室の怪人II」は本作の続きの話となっており、本作で残された謎が解決する。