豊橋競輪場
豊橋競輪場(とよはしけいりんじょう)は愛知県豊橋市にある競輪場。施設所有および主催は豊橋市。競技実施はJKA中日本地区本部中部支部。
豊橋競輪場 | |
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基本情報 | |
所在地 | 愛知県豊橋市東田町87 |
座標 | 北緯34度46分12.6秒 東経137度25分2.1秒 / 北緯34.770167度 東経137.417250度座標: 北緯34度46分12.6秒 東経137度25分2.1秒 / 北緯34.770167度 東経137.417250度 |
電話投票 | 45# [注 1] |
開設 | 1949年(昭和24年)7月25日 |
民間委託 | 日本トーター |
施行者 | 豊橋市 |
走路 | 400m |
重勝式投票 | チャリロト(グループG) |
マスコット | イメージキャラクターなど参照 |
公式サイト | 豊橋競輪 |
実況 | |
担当 | 三浦耕司ほか |
ナイター競走 | |
愛称 |
ええじゃないか豊橋ナイトレース ミッドナイト競輪 |
開催期間 | 2018年12月17日から |
記念競輪 | |
名称 | ちぎり賞争奪戦 |
開催月 | 8月(次回は2026年3月) |
2024年6月25日 更新 |
概要
編集豊橋競輪場は1949年に中部地区で初めて開設された。なお2002年10月11日、豊橋市の早川勝市長が当年度限りの競輪事業廃止を表明したが、後に廃止を撤回し存続となっている。
記念競輪 (GIII) は市章の「千切」にちなんだ『ちぎり賞争奪戦』が行われており、2018年まで開催2日目のシード優秀競走は競輪場のマスコットキャラクターであるまくる君にちなんで『まくる君カップ』の名称で行なわれていた[注 2]。なお、ここ数年は毎年記念競輪の開催月が移動されていたが2021年より1月[注 3]に開催されている。
過去には1997年・1999年・2005年にふるさとダービーが、2011年に東西王座戦が、2020年には初めてのGI競走となる読売新聞社杯全日本選抜競輪が開催された。また2015年には記念競輪とは別に第1回の国際自転車トラック競技支援競輪が開催された。今後は、2025年2月21日~24日に5年ぶりに読売新聞社杯全日本選抜競輪が開催される事になった。
2012年11月26日から28日までの開催では午前9時00分に第1R発走とするモーニング競輪を実施している。
2018年12月17日の開催よりミッドナイト競輪が実施されている。また、2019年2月3日からナイター競輪として「ええじゃないか豊橋ナイトレース」が実施されている。
旧公式サイトは2022年10月頃まで残っていた[1]。新公式サイトでは場名ロゴの上部に、サイクルファンタジーというキャッチフレーズが併記されるようになった。
実況は株式会社JPFで担当は三浦耕司(2011年3月まで大津びわこ競輪担当)。冬期間のみ山本浩司(青森競輪担当)も担当している。以前は中川建治も担当していた。
開催運営は当場のトータリゼータシステムを担当する日本トーターに委託されている。
一般開催(FI・FII)の選手紹介曲、選手入場曲は全国汎用曲を使用せず、選手紹介ではローカルアイドルええじゃないか豊橋伝播隊DOEEの「ええじゃないか♡Special!」が、選手入場では静岡県を拠点に活動するもにゅそでの豊橋競輪オリジナル曲が流されている。
チャリロト
編集2009年8月5日より重勝式投票「チャリロト」の発売が開始され、2012年11月26日からの開催よりキャリーオーバーを共有する『グループG』としての発売となり、別府競輪場・熊本競輪場・小倉競輪場・松阪競輪場と共有している。なおキャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は豊橋単独で発売される。
バンク
編集開設時には333mバンクであったが、1967年度に400mバンクに改修され[2]、現在に至っている。バンクの性質は『マッコーネル曲線』であり、333mバンク時代の名残でカントが若干きついものの、基本的にはどんな脚質の選手でも走りやすい癖のないバンク。
ギャラリー
編集-
バンク -
観客席 -
電光掲示板
イメージキャラクターなど
編集イメージキャラクターはうさぎをイメージした「リンリン」、それにちなんで「リンリンカップ争奪戦」が開催されている。
なお2005年からはマスコットキャラクターとして、大外まくる[3]や細井菖蒲[4][5]を中心とした「まくる君シリーズ」が設定され、以降はそちらが前面に押し出されてきた。2013年から2022年9月まで豊橋競輪場ブログを、まくる君らが更新していた[6]。
また、それと同時に競輪場正門付近を中心として『昭和30年代の駅舎や商店街』をモデルとしたデザインに改築された。これにちなんで2011年の記念競輪2日目の優秀競走として「まくる君カップ」が行われた。「まくる君カップ」はそれ以降の記念競輪でも2018年まで優秀競走として行われていた。
豊橋駅前中央地下道(ペデストリアンデッキの直下)や、JR東海(東海道本線など名古屋近郊区間)・名鉄・豊橋鉄道の電車中吊り広告では、2006年から昭和30-40年代に公開された邦画・洋画(例:邦画では『男はつらいよ』『若大将シリーズ』、洋画では『ローマの休日』『シェーン』等)のポスターをパロディ化した広告を掲示しており、2010年からは雑誌の広告パロディ(例:『平凡パンチ』)、2015年からは日本の昔話やテレビ番組などのパロディも展開している。キャッチコピーは『夢がある豊競劇場』と『平成の世を昭和に生き抜く豊競書房』。なお過去の広告については公式ホームページで閲覧できる。
交通アクセス
編集歴代記念競輪優勝者
編集年 | 優勝者 | 登録地 |
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2002年 | 村上義弘 | 京都 |
2004年2月 | 小野俊之 | 大分 |
2004年8月 | ||
2006年 | 金子貴志 | 愛知 |
2008年 | 渡邉晴智 | 静岡 |
2009年2月 | 西川親幸 | 熊本 |
2009年9月 | 石丸寛之 | 岡山 |
2010年 | 脇本雄太 | 福井 |
2011年 | 村上義弘 | 京都 |
2012年 | 阿竹智史 | 徳島 |
2013年 | 金子貴志 | 愛知 |
2014年 | 深谷知広 | |
2015年 | 諸橋愛 | 新潟 |
2016年 | 吉澤純平 | 茨城 |
2017年 | 金子貴志 | 愛知 |
2018年 | 浅井康太 | 三重 |
2021年 | 吉田敏洋 | 愛知 |
2022年 | 原田研太朗 | 徳島 |
2023年1月 | 脇本雄太 | 福井 |
2023年9月 | 町田太我 | 広島 |
2026年 |
※ 1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 豊橋競輪 旧サイト(2022年10月4日)
- ^ データルーム バンク 豊橋競輪場
- ^ まくる君の部屋/まくる君連載シリーズ/まくる君語録「まくる君だもの」(1)/第一章:まくる君 プロフィールを語る 豊橋競輪 旧サイト
- ^ レース場紹介 豊橋競輪場 公営競技ファンサイト『Beginner Girls』(日本トーター)
- ^ 豊橋市マスコットキャラクターずかん p.19-20 豊橋市
- ^ 豊橋競輪場ブログ 2022年12月26日