西洞院時直
安土桃山時代から江戸時代前期の公家・歌人。西洞院時慶の長男。従二位・参議。西洞院家27代。後水尾天皇の側近。子に綾小路局(東福門院上臈)、藤堂吉正の妻
西洞院 時直(にしのとういん ときなお)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての公家・歌人。参議・西洞院時慶の長男。官位は従二位・参議。西洞院家27代当主。後水尾天皇の側近。
時代 | 安土桃山時代 - 江戸時代前期 |
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生誕 | 天正12年(1584年) |
死没 | 寛永13年10月9日(1636年11月6日) |
改名 | 時康(初名)→時直 |
別名 | 時興 |
官位 | 従二位、参議 |
主君 | 後陽成天皇→後水尾天皇→明正天皇 |
氏族 | 西洞院家 |
父母 | 父:西洞院時慶 |
兄弟 | 時子、時直、平松時庸、善忠、日勇、長谷忠康、交野時貞、万、中和門院女房、新上東門院新中納言局、行子、姉小路公景室 |
妻 | 正室:川勝秀氏の娘 |
子 | 日勇、時良、綾小路局[1]、本多政重継室、藤堂吉正室、一条昭良側室、千秋季信室 |
経歴
編集天正20年(1592年)、元服し、従五位上侍従となる。少納言、右衛門督を経て、寛永3年(1626年)参議。寛永8年(1631年)、従二位となった。
歌人としても知られ、『参議時直卿集』が現存している。
系譜
編集脚注
編集- ^ 東福門院上臈