英洸貴

日本のプロボクサー

英 洸貴(はなぶさ ひろき、1998年12月21日 - )は、日本プロボクサー石川県内灘町出身。カシミボクシングジム所属。

英 洸貴
基本情報
通称 ひろき
階級 フェザー級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1998-12-21) 1998年12月21日(25歳)
出身地 石川県内灘町[1]
スタイル オーソドックス[2]
プロボクシング戦績
総試合数 21
勝ち 13
KO勝ち 5
敗け 3
引き分け 5
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来歴

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長兄の征矢は元プロボクサー(リングネーム:ユキヤハナブサ)で次兄の利騎はアマチュアボクサーだった[3]

小学3年生からボクシングを始めて[4]U-15ボクシング全国大会で優勝[5]内灘高校に進学[6]

2017年4月29日、石川県産業展示館でツァンファンイュンとスーパーフライ級4回戦を戦い、4回3-0(40-36x3)判定勝ちでデビュー戦を白星で飾った[7]

2018年12月23日、スーパーバンタム級新人王西軍代表として、東軍代表の三尾谷昂希と対戦し、5回1-0(48-47、48-48x2)の引き分けとなるも、規定によって全日本新人王を獲得した[8][9]

2019年10月17日、中国上海でアーヤチ・サイリクエと対戦し、8回0-1(76-76×2、75-77)の引き分けとなった。

2020年8月9日、枚方市総合体育館で日本スーパーバンタム級ユース王者の下町俊貴に挑戦し、5回1分59秒TKO負けを喫し、王座獲得に失敗した[10]

2021年3月25日、後楽園ホール福井勝也と対戦し、8回0-3(72-80×2、73-79)で判定負けを喫した[11]

2021年11月13日、大阪府立体育会館第2競技場で日本フェザー級ユース王者の亀田京之介に挑戦し、8回3-0(76-75×2、77-75)で判定勝ちを収め、王座を獲得した[12]

2022年7月30日、石川県の内灘町総合体育館で髙橋利之と対戦し、8回3-0(77-75、78-74、79-73)で判定勝ちを収め、初防衛に防衛した[13]

2022年12月18日、大阪市立住吉区民センターでデカナルド闘凜生と対戦し、8回1-1(96-94、95-95、94-96)の引き分け判定となった。

2023年3月19日、石川県の内灘町総合体育館で日本フェザー級10位の渡邊海と対戦し、8回2-1(76-75×2、74-77)の判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[14]。試合後に年齢の規定により日本フェザー級ユース王座を返上した[15]

2024年3月15日、後楽園ホールで中川抹茶と対戦するも、8回1-1(77-75、75-77、76-76)の引き分けとなった[16]

2024年9月14日、スイスベルンでWBOインターコンチネンタルスーパーフェザー級王座決定戦でアンジェロ・ペナと対戦し、10回0-3(91-99、90-100、92-98)の判定負けを喫し、王座獲得に失敗した。

戦績

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  • アマチュア - 27戦19勝8敗
  • プロ - 21戦13勝(5KO)5分3敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2017年4月29日 4R 判定3-0 ツァンファンイュン   中国 プロデビュー戦
2 2017年12月17日 4R 1:00 TKO 松谷日雅(井岡   日本
3 2018年4月30日 4R 判定1-0 溝越斗夢(   日本 2018年度中日本スーパーバンタム級新人王予選
4 2018年8月5日 4R 判定3-0 後藤憬(中日)   日本 2018年度中日本スーパーバンタム級新人王決勝戦
5 2018年9月30日 2R 1:31 TKO 伊川卓也(HKスポーツ)   日本 2018年度中日本・西部日本スーパーバンタム級新人王対抗戦
6 2018年11月18日 5R 判定3-0 原優奈渥美   日本 2018年度スーパーバンタム級新人王戦西軍代表決定戦
7 2018年12月23日 5R 判定1-0 三尾谷昂希 (帝拳   日本 2018年度全日本スーパーバンタム級新人王決勝戦
8 2019年4月21日 6R 判定3-0 レイモンド・バサス   フィリピン
9 2019年10月17日 8R 判定0-1 アーヤチ・サイリクエ   中国
10 2019年12月15日 8R 判定3-0 バオリン・カーン   中国
11 2020年2月11日 1R 1:12 KO ソラウィエット・バムリングライ   タイ
12 2020年8月9日 5R 1:59 TKO 下町俊貴グリーンツダ   日本 日本スーパーバンタム級ユースタイトルマッチ
13 2021年3月25日 8R 判定0-3 福井勝也(帝拳)   日本
14 2021年11月13日 8R 判定3-0 亀田京之介ハラダ   日本 日本フェザー級ユースタイトルマッチ
15 2022年7月30日 8R 判定3-0 髙橋利之(KG大和)   日本 日本フェザー級ユース防衛1
16 2022年12月18日 8R 判定1-1 デカナルド闘凜生(六島   日本
17 2023年3月19日 8R 判定2-1 渡邊海(ライオンズ)   日本 日本フェザー級ユース防衛2
18 2023年11月23日 3R 2:40 TKO ウォーラポン・ヨーティカ   タイ
19 2024年3月15日 8R 判定1-1 中川抹茶角海老宝石   日本
20 2024年6月16日 4R 1:13 TKO ソムサック・ヌーラン   タイ
21 2024年9月14日 10R 判定0-3 アンジェロ・ペナ   ドミニカ共和国 WBOインターコンチネンタルスーパーフェザー級王座決定戦
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獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 兄2人とつかんだ全日本新人王 ボクシングスーパーバンタム級・英洸貴 中スポ 2018年12月27日
  2. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】スーパーバンタム級 (55.34 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. ^ 英3兄弟の三男が兄のリベンジ!ドロー判定も優勢点上回り新人王…21日に20歳「おなかいっぱい食べたい」 スポーツ報知 2018年12月24日
  4. ^ 英洸貴、誕生日プレゼントは「自分で勝ち取る」…全日本新人王決定戦計量 スポーツ報知 2018年12月23日
  5. ^ 金沢で逸材発見! ボクシングモバイル
  6. ^ 2016年度 全日本ランキング 日本ボクシング連盟
  7. ^ 2017年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
  8. ^ 全日本新人王決定戦 クラトキの竹本雄利がMVP Boxing News(ボクシングニュース) 2018年12月23日
  9. ^ 全日本新人王Sバンタム級決勝5回戦 ボクシングモバイル
  10. ^ ホープ対決 下町俊貴が5回TKO勝ちで日本ユースV1 Boxing News(ボクシングニュース)2020年8月9日
  11. ^ 初メインの李健太 不満の判定勝ちに「もっと強くなる」川端遼太郎が日本ランカー高橋竜也に勝利 Boxing News(ボクシングニュース)2021年3月25日
  12. ^ 英洸貴が亀田京之介を下して新王者 日本ユース・フェザー級タイトル戦 Boxing News(ボクシングニュース)2021年11月13日
  13. ^ 【ボクシング】基本に忠実に。英洸貴がトリッキーな髙橋利之に3-0勝利。日本ユース王座を初防衛 BBM Sports 2022年7月30日
  14. ^ 英洸貴が無敗ホープ退け日本ユース・フェザー級王座V2 渡邊海はダウン奪うも初黒星”. ボクシングニュース (2023年3月19日). 2023年4月9日閲覧。
  15. ^ 英 2度目の防衛成功 ボクシング 日本ユースフェザー級”. 中日新聞 (2023年3月20日). 2024年9月24日閲覧。
  16. ^ 英洸貴と中川抹茶、熱闘の末ドロー 新人王西畑直哉も勝つ Boxing News(ボクシングニュース) 2024年3月16日

関連項目

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外部リンク

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