船引駅
福島県田村市船引町船引にある東日本旅客鉄道の駅
船引駅(ふねひきえき)は、福島県田村市船引町船引字上田中[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越東線の駅である[2]。磐越東線におけるSuica利用区域の最東端であり、当駅より小野新町・いわき方面への利用はできない[2]。
船引駅 | |
---|---|
駅舎(2021年10月) | |
ふねひき Funehiki | |
◄磐城常葉 (3.8 km) (7.0 km) 要田► | |
福島県田村市船引町船引字上田中[1][2] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越東線 |
キロ程 | 62.5 km(いわき起点) |
電報略号 | フヒ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
619人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)3月21日[2][3] |
備考 |
歴史
編集- 1915年(大正4年)3月21日:開業[2][3]。
- 1979年(昭和54年)10月8日:貨物の取り扱いを廃止[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[5][3]。
- 2004年(平成16年)9月17日:コミュニティ施設併設の駅舎に改築[6]。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる(郡山方面のみ)[7]。
- 2013年(平成25年)10月1日:業務委託化。船引駅長(三春駅助役待遇)廃止。
- 2016年(平成28年)4月1日:三春駅の業務委託化に伴い、管理駅が郡山駅に変更される。同時に終日駅員配置から早朝夜間駅員不在となる。
- 2024年(令和6年)
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホームと駅舎の間には構内踏切があり、駅舎寄りのホーム(1番線)に列車が発着する際は遮断される。不定期で、郡山総合車両センターで検査を受けた気動車の出場試運転を郡山駅から当駅まで実施することがあり、その後は各所属先の配置に向かう。
郡山駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。Suica対応自動券売機、話せる指定席券売機[4]、簡易Suica改札機が設置されている。
駅舎は2004年(平成16年)に建て替えられ、3階建ての近代的な駅舎となった(駅舎は田村市船引コミュニティプラザの一階に併設)[2]。駅舎3階には跨線橋があり、南北に連絡している[2]。自由通路であり、駅舎内からの利用も可能[2]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■磐越東線 | 下り | 郡山方面[9] | 交換時のみ |
2 | 上り | 小野新町・いわき方面[9] | ||
下り | 郡山方面[9] |
-
改札口(2021年10月)
-
自由通路側出入口(2021年10月)
-
ホーム(2021年10月)
-
構内踏切(2021年10月)
-
ホームに設置されているお人形様(2015年3月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は619人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 1,370 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 1,355 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 1,288 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 1,250 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 1,238 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 1,216 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 1,213 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 1,146 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 1,053 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 996 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 965 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 887 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 214 | 680 | 895 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 220 | 700 | 920 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 211 | 655 | 866 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 211 | 659 | 871 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 194 | 636 | 831 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 181 | 637 | 818 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 175 | 623 | 799 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 153 | 620 | 774 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)94 | 558 | 652 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)100 | 501 | 601 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)119 | 489 | 608 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)137 | 481 | 619 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集バス路線
編集隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c “駅の情報(船引駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、27頁。
- ^ a b c 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越西線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日、25頁。
- ^ a b c d “駅の情報(船引駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、513頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』ジェー・アール・アール、2005年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-126-0。
- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
- ^ a b c “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(船引駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月27日閲覧。
利用状況
編集- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月30日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(船引駅):JR東日本