糸川燿史
糸川 燿史(いとかわ ようし[1]、1934年11月23日[2] - 2024年2月)は、大阪を拠点として活動した日本の写真家、映像作家[3]。
経歴
編集三重県に生まれ、1950年に大阪へ移り住み、1955年ころから大阪を拠点に「街や人々」の写真撮影に取り組み始めた[1]。
やがて、特に初期の関西フォークに関わったミュージシャンたちや、吉本興業などの芸人のポートレイト写真で、広く知られるようになった[4]。
2004年には、砂川正和らの活動を捉えた3時間に及ぶドキュメンタリー映像作品『東京ダンシング!アフリカ』を発表した[5]。
晩年は闘病生活を続けながら、回顧展を準備していたが、その開催が近づいた2024年2月に死去した[4]。この企画は、「糸川燿史写真展「回顧録」」として2024年5月14日から6月9日まで、大阪大学中之島芸術センターで開催された[3]。
おもな著作
編集写真集
編集- ジェイズ・バーのメモワール:映画「風の歌を聴け」よりー糸川燿史写真集、プレイガイドジャーナル社、1981年
- グッバイ・ザ・ディランII : 歌が駆けぬけた!69-74:糸川燿史写真集、ビレッジプレス、2006年
- 糸川燿史写真集:FUNKY DAYS、イトカワスタジオ、2018年
その他
編集脚注
編集- ^ a b “糸川燿史オフィシャルサイト”. Yoshi Itokawa official. 2024年6月10日閲覧。
- ^ 糸川 燿史 (yoshi.itokawa) - Facebook
- ^ a b “糸川燿史写真展「回顧録」”. 大阪大学中之島芸術センター. 2024年6月10日閲覧。
- ^ a b 社会班 (2024年5月18日). “「これぞ大阪」街と芸人を撮って70年、糸川燿史の回顧写真展”. J-Cast ニュース. 2024年6月10日閲覧。
- ^ “糸川燿史写真展「回顧録」イベント「東京ダンシング!アフリカ」上映会”. 大阪大学中之島芸術センターおおさかを. 2024年6月10日閲覧。