第9回スーパーボウル
第9回スーパーボウル(だい9かいスーパーボウル、Super Bowl IX )は1975年1月12日にルイジアナ州ニューオーリンズのテュレーン・スタジアムで行われた9回目のスーパーボウル。AFCチャンピオンであるピッツバーグ・スティーラーズとNFCチャンピオンであるミネソタ・バイキングスの対戦。スティーラーズがバイキングスを16-6で破って、初のスーパーボウル制覇を果たした。MVPはスティーラーズのランニングバックであるフランコ・ハリスが受賞した。
第9回スーパーボウル Super Bowl IX | |||||||||||||||||||||||||
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開催日 | 1975年1月12日 | ||||||||||||||||||||||||
スタジアム | テュレーン・スタジアム | ||||||||||||||||||||||||
開催地 | ルイジアナ州ニューオーリンズ | ||||||||||||||||||||||||
MVP | フランコ・ハリス, スティーラーズ | ||||||||||||||||||||||||
優勝予想 | Steelers by 3 | ||||||||||||||||||||||||
国歌斉唱 | グランブリング大学マーチングバンド | ||||||||||||||||||||||||
コイントス | レフェリー | ||||||||||||||||||||||||
ハーフタイム | マーシー・エリントン、グランブリング州立大学マーチングバンド | ||||||||||||||||||||||||
入場者数 | 80,997 | ||||||||||||||||||||||||
アメリカにおけるテレビ放送 | |||||||||||||||||||||||||
ネットワーク | NBC | ||||||||||||||||||||||||
実況と解説 | カート・ゴウディ、アル・デロガティス、ドン・メレディス | ||||||||||||||||||||||||
視聴率 | 42.4 (全米) | ||||||||||||||||||||||||
占有率 | 72 (全米) | ||||||||||||||||||||||||
CM広告料 (30秒) |
10万7千ドル | ||||||||||||||||||||||||
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ピッツバーグ・スティーラーズ
編集スティーラーズは10勝3敗1分でシーズンを終えた。プレシーズンゲームで活躍した黒人QBジョー・ギリアムが開幕から先発した。第7週のアトランタ・ファルコンズ戦でテリー・ブラッドショーが先発に復帰したが、第9週のシンシナティ・ベンガルズ戦でパス35回中13回成功、140ヤード、1インターセプト、TDパスなしに終わり、第10週にはテリー・ハンラッティーが先発QBとなった。この試合でハンラッティーはパス15回中2回成功、3インターセプトと散々な成績だったものの、ディフェンスが3インターセプト、4ファンブルリカバーをあげて勝利、翌週からはブラッドショーが先発した。
プレーオフ
編集スーパーボウル3連覇を狙うマイアミ・ドルフィンズはプレーオフでオークランド・レイダースと対戦、第4Qに新人RBベニー・マローンのTDランで勝ち越したが、試合終了間際、ケン・ステイブラーから3人のディフェンス選手に囲まれたクラレンス・デービスへのTDパスが決まり、レイダースが28-26で勝利した(The Sea of Hands)[1]。
スティーラーズはO・J・シンプソンを49ヤードに抑えてバッファロー・ビルズを32-14で破り[2]、レイダースのラン攻撃を21回で29ヤードに抑える一方、フランコ・ハリスの2TDランなどで24-13と勝利[3]、スーパーボウル初出場を果たした。
バイキングスはセントルイス・カージナルスを30-14、ロサンゼルス・ラムズを14-10で破り2年連続となるスーパーボウル出場を果たした。
試合経過
編集ドライブごとの試合経過 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スティールカーテンと呼ばれるスティーラーズディフェンスとパープル・ピープル・イーターズと呼ばれるミネソタ・バイキングスディフェンスの活躍で前半はスティーラーズのドワイト・ホワイトがエンドゾーンでフラン・ターケントンをダウンさせて奪ったセイフティによる2点のみしか得点が入らなかった。
後半に入りフランコ・ハリスのTDでスティーラーズが9-0とリードを拡げたがバイキングスはパントブロックからのリカバーTD、トライフォーポイントは失敗し、9-6となった。
3点差に詰め寄られたスティーラーズはラリー・ブラウンへのTDパスが決まり16-6とリードを拡げ勝利した。
スティーラーズのドライブ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スターティングラインアップ
編集ハーフタイム
編集ハーフタイム中に、毛皮のコートを着たサンドラ・セックストン(Sandra Sexton )が、警備員のタックルを振り切り、ビキニ姿でフィールドを横断した[4]。
脚注
編集- ^ “The Sea of Hands Game”. オークランド・レイダース (2011年12月11日). 2012年1月28日閲覧。
- ^ “Buffalo Bills 14 at Pittsburgh Steelers 32 Sunday, December 22, 1974”. pro-football-reference.com. 2012年11月2日閲覧。
- ^ “Pittsburgh Steelers 24 at Oakland Raiders 13 Sunday, December 29, 1974”. pro-football-reference.com. 2012年11月2日閲覧。
- ^ [海外短波] "タックル"はイヤョ 読売新聞 1975年1月15日朝刊3ページ