秩父市
秩父市(ちちぶし)は、埼玉県の西部に位置する市。人口は約6万人で、秩父地方の中心をなす。面積は約578km2で、県内では最も広い。
ちちぶし 秩父市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 埼玉県 | ||||
市町村コード | 11207-1 | ||||
法人番号 | 1000020112071 | ||||
面積 |
577.83km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
55,702人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 96.4人/km2 | ||||
隣接自治体 |
飯能市、比企郡ときがわ町、児玉郡神川町、秩父郡小鹿野町、皆野町、横瀬町、東秩父村 東京都西多摩郡奥多摩町 山梨県:甲州市、山梨市、北都留郡丹波山村 長野県南佐久郡川上村 群馬県:藤岡市、多野郡神流町、上野村 | ||||
市の木 | カエデ | ||||
市の花 | シバザクラ | ||||
市の鳥 | オオルリ | ||||
秩父市役所 | |||||
市長 | 北堀篤 | ||||
所在地 |
〒368-8686 埼玉県秩父市熊木町8番15号 北緯35度59分30秒 東経139度05分08秒 / 北緯35.99178度 東経139.08547度座標: 北緯35度59分30秒 東経139度05分08秒 / 北緯35.99178度 東経139.08547度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集秩父山地に囲まれた秩父盆地の中央部に、市の中心市街地が位置している。秩父地方では唯一の市で、市域のほとんどが秩父多摩甲斐国立公園や、埼玉県立の自然公園(武甲、西秩父)に指定されている。荒川が南西から北東に流れ河岸段丘を形成している。市の南東にそびえる武甲山では石灰石を産出し、露天掘りが行われている。
-
羊山公園より見下ろす秩父市
-
武甲山
気候
編集盆地であるため内陸性気候である。夏は暑く時には猛暑日になることもあるが、他の関東地方の主要都市と比べると湿度が低く、熱帯夜になることも少ないため過ごしやすい。冬は埼玉県の中でも寒さが厳しく、氷点下5℃を下回ることもしばしばある。
秩父市上町(秩父特別地域気象観測所、標高232m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 23.0 (73.4) |
26.6 (79.9) |
27.6 (81.7) |
33.0 (91.4) |
37.2 (99) |
38.4 (101.1) |
39.2 (102.6) |
39.3 (102.7) |
38.0 (100.4) |
32.4 (90.3) |
26.5 (79.7) |
25.1 (77.2) |
39.3 (102.7) |
平均最高気温 °C (°F) | 8.9 (48) |
10.0 (50) |
13.5 (56.3) |
19.1 (66.4) |
23.8 (74.8) |
26.0 (78.8) |
29.8 (85.6) |
31.0 (87.8) |
26.4 (79.5) |
20.8 (69.4) |
15.9 (60.6) |
11.2 (52.2) |
19.7 (67.5) |
日平均気温 °C (°F) | 1.8 (35.2) |
3.0 (37.4) |
6.6 (43.9) |
12.2 (54) |
17.3 (63.1) |
20.8 (69.4) |
24.6 (76.3) |
25.5 (77.9) |
21.5 (70.7) |
15.5 (59.9) |
9.2 (48.6) |
4.0 (39.2) |
13.5 (56.3) |
平均最低気温 °C (°F) | −3.8 (25.2) |
−2.9 (26.8) |
0.7 (33.3) |
5.9 (42.6) |
11.5 (52.7) |
16.5 (61.7) |
20.6 (69.1) |
21.5 (70.7) |
17.7 (63.9) |
11.3 (52.3) |
4.0 (39.2) |
−1.6 (29.1) |
8.5 (47.3) |
最低気温記録 °C (°F) | −15.8 (3.6) |
−14.4 (6.1) |
−12.5 (9.5) |
−5.4 (22.3) |
−0.9 (30.4) |
4.4 (39.9) |
9.1 (48.4) |
10.8 (51.4) |
6.1 (43) |
−0.9 (30.4) |
−6.5 (20.3) |
−11.7 (10.9) |
−15.8 (3.6) |
降水量 mm (inch) | 40.3 (1.587) |
30.8 (1.213) |
69.0 (2.717) |
88.0 (3.465) |
102.4 (4.031) |
145.4 (5.724) |
192.0 (7.559) |
188.4 (7.417) |
236.7 (9.319) |
204.1 (8.035) |
47.5 (1.87) |
30.7 (1.209) |
1,375.3 (54.146) |
降雪量 cm (inch) | 15 (5.9) |
12 (4.7) |
6 (2.4) |
1 (0.4) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
2 (0.8) |
36 (14.2) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 3.9 | 4.4 | 8.8 | 9.1 | 10.6 | 14.2 | 15.0 | 12.0 | 13.0 | 10.6 | 5.9 | 3.9 | 111.3 |
平均降雪日数 | 5.5 | 5.8 | 4.1 | 0.7 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 2.8 | 19.4 |
% 湿度 | 64 | 62 | 64 | 67 | 71 | 79 | 81 | 80 | 83 | 82 | 79 | 71 | 74 |
平均月間日照時間 | 205.5 | 193.1 | 189.7 | 186.3 | 179.5 | 123.0 | 133.4 | 152.4 | 113.6 | 128.7 | 163.7 | 192.3 | 1,968.1 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1926年-現在)[1][2] |
隣接している自治体
編集隣接市町村数は15で県内最多で、埼玉県の基礎自治体(市町村)では唯一南隣の東京都と北隣の群馬県の両方に接している。山梨県、長野県との県境もある。隣接都道府県数4は全国の市区町村中最多で、岐阜県高山市および京都府南丹市と並ぶ。
なお甲州市、丹波山村、奥多摩町とを直接結ぶ車道は無いため、自動車で往来する場合は他自治体を経由する必要がある。
歴史
編集現在の秩父市を含む地域は元は知々夫国と呼ばれ知々夫国造に支配されていた知々夫国は无邪志国造の支配した无邪志国と合わさって、7世紀に令制国の武蔵国となった。
708年(和銅元年)に、現在の埼玉県秩父市黒谷にある和銅遺跡付近から、和銅(にぎあかがね、純度が高く精錬を必要としない自然銅)が産出した。これが朝廷に献上された事を記念して「和銅」に改元するとともに、和同開珎が作られたとされる。
現在の市域の中心部は、古く中村郷と呼ばれ、秩父盆地の中央にあることから物資の集散地であり、秩父神社の門前町として栄えた。そのため、後には大宮郷(おおみやごう)と呼ばれるようになり、自治体名も1915年までは大宮町(おおみやまち)であった。
1884年(明治17年)に秩父事件が起こる。同事件は、負債に悩む秩父の農民たちが結成した「困民党」と呼ばれる組織を中心とした武装蜂起であり、最盛期には小鹿野や吉田、さらには郡都大宮郷(現在の秩父市)等を武力占拠した。これに対し政府は、警察と憲兵隊、最終的には東京鎮台兵まで動員し、徹底的な武力鎮圧を図った。事件後の裁判の結果、死刑7名を含む4000名余が処罰された日本史上最大規模の民衆蜂起とされる。
- 1871年(明治4年) - 入間県に所属[3]。
- 1872年(明治5年) - 大区小区制施行により、第10大区1・2・3・5・6小区、第11大区3・6小区に所属[3]。
- 1873年(明治6年) - 熊谷県に所属する[3]。
- 1873年(明治6年) - 大宮学校(秩父第一)、郷平学校(太田)、浦山小学校が開校。
- 1874年(明治7年) - 久那学校が開校。
- 1875年(明治8年) - 影森学校が開校。
- 1876年(明治9年) - 埼玉県に所属[3]。
- 1878年(明治11年) - 市街地にて大火が起こり44軒が焼失。
- 1879年(明治12年) - 郡区町村編制法施行に伴い、秩父郡に所属[3]。
- 1884年(明治17年) - 大宮学校の校舎(現:秩父市立民俗博物館)が竣工。
- 1885年(明治18年) - 知新学校(尾田蒔)、旭小学校(原谷)、高篠小学校が開校。
- 1886年(明治19年) - 秩父新道(本庄 - 大宮郷間)が開通[4]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、秩父郡大宮郷・別所村が合併し、大宮町となる。
- 1892年(明治25年) - 郵便局にて電信の取り扱いが始まる。
- 1895年(明治28年) - 熊谷 - 大宮町新道(現:国道140号)が開通。
- 1911年(明治44年) - 電話が引かれる。
- 1914年(大正3年) - 秩父鉄道が秩父駅まで開通する。
- 1916年(大正5年)1月1日 - 大宮町が町名を変更し、秩父町となる[5]。これは、秩父郡の中心にあることのほか、1914年に開業した秩父鉄道の駅が郡名を採って「秩父駅」となったことや、同県内の北足立郡大宮町(現:さいたま市)との混同を避けるためといったことが理由として考えられている。
- 1922年(大正11年) - 電燈が点く。汽車が電車となる。
- 1923年(大正12年) - 秩父セメント工場が開設される。
- 1924年(大正13年) - 市街地に水道が敷かれる。
- 1930年(昭和5年)
- 1935年(昭和10年) - 大宮小学校花の木分教場(花の木小学校)が開校。
- 1947年(昭和22年) - 小学校及び中学校が新制となる。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 市制施行により秩父市となる[3][5]。
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年) - 南小学校が開校。
- 1957年(昭和32年)5月3日 - 秩父郡高篠村・大田村を編入[5]。
- 1958年(昭和33年)
- 1959年(昭和34年)
- 1962年(昭和37年) - 新しい市庁舎が竣工。
- 1964年(昭和39年)
- 有線放送開始。
- 西小学校が開校。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年) - 民俗博物館が開館。
- 1969年(昭和44年) - 西武鉄道が秩父市内まで延伸し(西武秩父線)、特急「レッドアロー」が運行開始。
- 1970年(昭和45年) - 小鹿野県道が国道299号となる。
- 1971年(昭和46年) - 秩父広域市町村圏組合が設置される。
- 1972年(昭和47年) - 環境衛生センター、秩父市公設地方卸売市場が開設される。
- 1973年(昭和48年) - 市民プールが開設される。
- 1975年(昭和50年)
- 高篠山に野外活動センターが開設される。
- 川俣小学校が開校する。
- 1978年(昭和53年) - 市民体育館が開設される。
- 1979年(昭和54年) - 武甲山資料館が開設される。
- 1980年(昭和55年) - 中央下水処理場が開設される。
- 1981年(昭和56年)
- 市立病院が開院する。
- クリーンセンターが開設される。
- 1984年(昭和59年) - まつり会館が開館する。
- 1985年(昭和60年)
- 地場産センターが開設される。
- 新秩父橋が開通する。
- 1986年(昭和61年) - 秩父市立図書館が開館する。
- 1988年(昭和63年) - 秩父鉄道の急行列車「SLパレオエクスプレス」運行開始。
- 1989年(平成元年)
- 西武鉄道が秩父鉄道への直通運転を開始。
- グリーンセンター秩父(文化体育センター)開設。
- 1990年(平成2年) - 環境衛生センター改築。
- 1991年(平成3年) - 秩父ミューズパーク開園。
- 1994年(平成6年) - 秩父公園橋、新しい佐久良橋が開通。
- 1997年(平成9年) - クリーンセンター改装。
- 1998年(平成10年)4月23日 - 国道140号雁坂トンネル開通。埼玉県と山梨県が初めて車道で結ばれる。
- 1999年(平成11年)
- 2001年(平成13年)
- 消防署が改築される。
- 道の駅ちちぶ開設。
- 2003年(平成15年)3月 - 秩父市歴史文化伝承館竣工。
- 2004年(平成16年)1月1日 - 防災行政無線の夕方のチャイム『夕焼け小焼け』(旧音源)放送開始。
- 2005年(平成17年)4月1日 - (旧)秩父市、秩父郡吉田町・荒川村・大滝村と新設合併を行い、新たに秩父市となる。
- 2008年(平成20年) - 滝沢ダム竣工。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災により、市役所本庁舎と秩父宮記念市民会館が被害を受け、使用不能になる。
- 2016年(平成28年) - 秩父夜祭がユネスコ無形文化遺産に登録される。
- 2017年(平成29年) - 市役所本庁舎と秩父宮記念市民会館が改築竣工[7]。
行政
編集歴代首長
編集代(旧町) | 氏名 | 就任 | 退任 |
---|---|---|---|
初 | 近藤善吉 | 1889年5月 | 1889年12月 |
2 | 伊古田豊三郎 | 1890年1月 | 1894年1月 |
3 | 新井市三郎 | 1894年1月 | 1896年1月 |
4 | 伊古田豊三郎 | 1896年1月 | 1899年7月 |
5 | 新井市三郎 | 1899年7月 | 1911年6月 |
6 | 伊古田豊三郎 | 1911年8月 | 1929年6月 |
7 | 浅見宇市 | 1929年6月 | 1937年12月 |
8 | 松本由太郎 | 1937年12月 | 1942年7月 |
9 | 浅見宇市 | 1942年8月 | 1946年7月 |
10 | 井上市太郎 | 1946年7月 | 1947年3月 |
11 | 諸武三郎 | 1947年4月 | 1950年3月31日 |
代(旧市) | 氏名 | 就任 | 退任 |
初 | 諸武三郎 | 1950年4月1日 | 1951年4月 |
2 | 高野利兵衛 | 1951年5月1日 | 1959年4月30日 |
3 | 久喜文重郎 | 1959年5月1日 | 1975年4月30日 |
4 | 加藤博康 | 1975年5月1日 | 1987年4月30日 |
5 | 内田全一 | 1987年5月1日 | 2003年4月30日 |
6 | 栗原稔 | 2003年5月1日 | 2005年3月31日 |
代(新市) | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
初 | 栗原稔 | 2005年4月1日 | 2009年4月30日 |
2 | 久喜邦康 | 2009年5月1日 | 2021年4月30日 |
3 | 北堀篤 | 2021年5月1日 | 現職 |
市議会
編集広域行政
編集市町村合併
編集ちちぶし 秩父市 | |||||
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廃止日 | 2005年4月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 秩父市(旧)、秩父郡吉田町、荒川村、大滝村 → 秩父市(新) | ||||
現在の自治体 | 秩父市(新) | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 埼玉県 | ||||
隣接自治体 |
飯能市、比企郡ときがわ町、秩父郡小鹿野町、皆野町、横瀬町、吉田町、東秩父村、荒川村 東京都西多摩郡奥多摩町 | ||||
秩父市役所 | |||||
所在地 | 埼玉県 | ||||
ウィキプロジェクト |
2003年2月に、「秩父はひとつ」をスローガンとして、秩父市と東秩父村を除く秩父郡(小鹿野町、横瀬町、長瀞町、皆野町、吉田町、荒川村、両神村、大滝村)の9市町村で合併検討準備会を設置した。その後、皆野町と長瀞町が準備会から離脱し、残りの7市町村で任意合併協議会後に法定協議会を発足させた。2004年3月に小鹿野町、横瀬町、荒川村で住民投票を実施し、荒川村では合併に賛成多数だったが、小鹿野町では「両神村との合併」が多数、横瀬町では「合併に反対」が多数となった。なお、前市長の久喜邦康は一連の合併の中で、小鹿野町議を中心とした秩父市との合併に反対する運動を支持していた。
こうして小鹿野町、両神村、横瀬町も合併協議から離脱。秩父市、吉田町、荒川村、大滝村の4市町村で2005年4月に現在の秩父市が誕生することになった。なお小鹿野町は両神村と2005年10月に合併した。一方で旧吉田町に関しては、「小鹿野や両神のような『小規模な』町村との合併よりも、秩父市のような規模の大きい市との合併が望まれる」と判断し、旧秩父市との合併を希望した。
その後、皆野町では2006年4月の町長選挙で秩父市との合併に前向きな石木戸道也が町長に当選し、2008年6月19日に秩父市の栗原稔市長を訪れて、秩父市との合併を申し入れた。栗原市長も「秩父はひとつ」との考えに変化はないことから、これを受け入れ、2009年度中に法定協議会が設置される見通しになっていたが、後に破談している。
住所表記
編集- 秩父地域
- 住居表示実施地区は現行のとおり。
- 例:秩父市日野田町→秩父市日野田町
- その他の区域は大字の字句を削除。
- 例:秩父市大字大宮→秩父市大宮
- 住居表示実施地区は現行のとおり。
- 吉田地域
- 大字下吉田と大字上吉田は大字の字句を削除。
- 例:秩父郡吉田町大字下吉田→秩父市下吉田
- その他の区域は頭に吉田を付し大字の字句を削除。
- 例:秩父郡吉田町大字久長→秩父市吉田久長
- 大字下吉田と大字上吉田は大字の字句を削除。
- 大滝地域
- 大字の字句を削除。
- 例:秩父郡大滝村大字大滝→秩父市大滝
- 大字の字句を削除。
- 荒川地域
- 頭に荒川を付し大字の字句を削除。
- 例:秩父郡荒川村大字日野→秩父市荒川日野
- 頭に荒川を付し大字の字句を削除。
-
吉田総合支所(旧吉田町役場)
-
大滝総合支所
-
荒川総合支所(旧荒川村役場)
-
歴史文化伝承館(市の一部部署が置かれている)
-
大滝総合支所旧庁舎(旧大滝村役場)
人口
編集- 総人口 : 67,976人
- 男 : 33,160人
- 女 : 34,816人
- 世帯数 : 26,349世帯
秩父市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 秩父市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 秩父市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
秩父市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
姉妹都市・提携都市
編集国内
編集海外
編集地域
編集裁判所
編集国の機関
編集-
埼玉森林管理事務所
-
秩父労働基準監督署
-
さいたま地方法務局秩父支局
県の機関
編集-
秩父地方庁舎
-
秩父福祉事務所・秩父保健所
-
秩父農林振興センター
-
秩父県土整備事務所・熊谷建築安全センター秩父駐在
-
農業技術研究センター秩父試験地
消防
編集- 秩父消防本部-(秩父広域市町村圏組合が運営する消防本部)
- 秩父消防署
- 南分署
- 秩父消防署
- 秩父市消防団
警察
編集その他公共機関
編集-
東京大学秩父演習林
図書館
編集教育
編集保育園
編集- 日野田保育所
- 秩父さくら保育園
- 花の木保育所
- 秩父こども園
- 秩父若葉保育園
- 永田保育所
- 大畑こども園
- 秩父かなめ保育園
- みどりのこ保育園
- 原谷保育所
- くわの実保育園
- 山田保育園
- 影森保育所
- 吉田保育所
- かみたのこども園
幼稚園
編集- 秩父国際幼稚園
- 秩父さくら幼稚園
- 秩父緑ガ丘幼稚園
- 秩父ふたば幼稚園
- かみたの幼稚園
- 秩父ほうしょう幼稚園
- 長瀞幼稚園
小学校
編集中学校
編集影森中学校で卒業式に唄われた「旅立ちの日に」が、全国的に歌われている。
高等学校
編集専修学校
編集- 秩父文化服装専門学校
- 秩父家政専門学校
- 秩父看護専門学校
特別支援学校
編集閉校となった学校
編集- 小学校については「埼玉県小学校の廃校一覧#秩父市」を参照。
- 中学校については「埼玉県中学校の廃校一覧#秩父市」を参照。
- 秩父女子高等学校(私立)
- 埼玉県立秩父女子高等学校(1950年県立秩父高等学校に統合)
- 埼玉県立秩父農工高等学校(2005年、秩父農工高校・秩父東高校の統合により、埼玉県立秩父農工科学高等学校へ)
- 埼玉県立秩父東高等学校(同上)
職業訓練
編集職業能力開発校
編集住宅団地
編集- 秩父阿保住宅(阿保町)
- 秩父永田住宅(永田町)
- 秩父久那住宅(久那)
- 荒川上田野北住宅(荒川上田野)
- 荒川上田野住宅(荒川上田野)
- 秩父つばきの森住宅(上影森)
- 吉田塚越住宅(上吉田)
- 秩父相生住宅(相生町)
- 大滝強石住宅(大滝)
- 秩父こぶし住宅(大野原)
- 秩父大野原住宅(大野原)
- 秩父中宮地住宅(中宮地町)
- 秩父堀切住宅(堀切)
交通
編集鉄道
編集市役所の最寄り駅は御花畑駅であるが、『JTB時刻表』では秩父駅が中心駅となっている。
路線バス
編集タクシー
編集タクシーの営業区域は秩父交通圏で、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町と同じエリアとなっている。
道路
編集国道
編集有料道路
編集- 雁坂トンネル(国道140号線)
県道
編集市道
編集- 秩父市道大滝幹線17号線(旧称:中津川林道)
道の駅
編集観光
編集名所・史跡
編集- 秩父神社
- 三峯神社
- 椋神社
- 聖神社
- 秩父三十四箇所 - 西国三十三所、坂東三十三箇所と併せて日本百観音と呼ばれる
- 橋立鍾乳洞
- 古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群 - 国の天然記念物
- ちちぶ銘仙館 - 国の登録有形文化財(秩父銘仙は伝統工芸品の絹織物)[9]
- 秩父ふるさと館 - 国の登録有形文化財
- 栃本関跡 - 国の史跡
- 和同遺跡 - 和同開珎が発掘された遺跡
- 三十槌の氷柱(秩父路三大氷柱)
- 秩父氏館:県指定史跡
祭事
編集- 秩父夜祭 - 毎年12月3日開催、ユネスコ無形文化遺産登録、「日本三大曳山祭」の一つに数えられる。
- 秩父川瀬祭 - 毎年7月19日・20日開催、小学生が囃子手・拍子木を務める。
- 龍勢祭り(椋神社:秩父市下吉田)
自然・公園
編集- 奥秩父山塊 - 秩父多摩甲斐国立公園、中津川渓谷、秩父湖など
- ジオパーク秩父、甲武信ユネスコエコパーク
- 雁坂峠 - 日本三大峠
- 雲取山 - 日本百名山
- 甲武信ヶ岳 - 日本百名山
- 両神山 - 日本百名山
- 武甲山 - 日本二百名山
- 霧藻ヶ峰 - 秩父宮ゆかりの地
- 秩父ミューズパーク - 「旅立ちの丘」、コテージなど
- 羊山公園 - 「芝桜の丘」で有名
- 秩父さくら湖
- 奥秩父もみじ湖
- 三十槌の氷柱
- 清雲寺のしだれ桜
- 不動滝
- 武甲山伏流水 - 名水百選
ダム
編集鉄道・道路
編集- SLパレオエクスプレス
- 特急ラビュー「ちちぶ」
- 秩父鉄道車両公園
- 三峰口駅(秩父鉄道) - 関東の駅百選
- 西武秩父駅(西武鉄道) - 関東の駅百選
- 秩父往還道 - 日本の道100選
- 秩父公園橋
- 秩父橋 - 「あの花」で有名。
- 雷電廿六木橋 - 通称「ループ橋」
博物館・美術館
編集- 秩父市山里自然館
- 秩父市立大滝歴史民俗資料館
- 浦山歴史民俗資料館
- 荒川歴史民俗資料館
- 珍石館
- やまとーあーとみゅーじあむ
温泉・鉱泉
編集名産
編集- 秩父銘仙
- しゃくし菜
- 肉の味噌漬け
- 秩父おなめ(味噌)
- こんにゃく
- ちちぶ山ルビー(山梨県から導入されたブドウの品種)[10]
- 武甲正宗(武甲酒造、日本酒)
- 秩父錦(矢尾本店、日本酒)
- イチローズ・モルト(ベンチャーウイスキー、ウイスキー)
郷土料理
編集文化財
編集市指定文化財については秩父市指定文化財一覧を参照。
ユネスコ無形文化遺産
編集- 秩父祭の屋台行事と神楽 -「山・鉾・屋台行事」 2016年12月1日登録
国の重要無形民俗文化財
編集国の重要有形民俗文化財
編集秩父市を舞台とする作品
編集長井龍雪監督によるテレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)、アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)、『空の青さを知る人よ』(2019年)の3作品は「秩父三部作」と称される。
- 実写映画
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- 赤胴鈴之助 黒雲谷の雷人(1958年)
- 秩父水滸伝 必殺剣(1965年)
- 座頭市果し状(1968年)
- 関東テキヤ一家 喧嘩火祭り(1971年)
- チー公大作戦(2001年)
- 草の乱(2004年)
- 心が叫びたがってるんだ。(2017年)
- アニメ映画
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- 心が叫びたがってるんだ。(2015年)
- 空の青さを知る人よ(2019年)
- テレビドラマ・特撮
-
- 思い橋(ドラマ、1973年)
- ウルトラセブン(1967年) - 第13話「V3から来た男」
- ミラーマン(1971年)- 第31話「電光石火の必殺技!」
- 変身忍者 嵐(1972年)- 第16話「ロボット! 飛行タコ! 大作戦!!」
- 愛の戦士レインボーマン(1972年)- 第14話「恐怖のM作戦」、第15話「殺人プロフェッショナル」
- 仮面ライダーV3(1973年)- 第14話「ダブルライダー 秘密のかたみ」、第15話「ライダーV3 死の弱点!!」
- ウルトラマンタロウ(1974年)- 第49話「歌え! 怪獣ビッグマッチ」
- 仮面ライダースーパー1(1980年) - 第2話「闘いの時来たり! 技は赤心小林拳」
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2015年)
- 学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで(2018年)
- 日常の絶景(2023年)- 第3話「奥秩父の滝沢ダム」
- テレビアニメ
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- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2011年)
- Webアニメ
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- ちちぶでぶちち(2018年)
- 漫画・ゲーム
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- 二ノ宮知子『GREEN〜農家のヨメになりたい〜』
- 田中圭一『ドクター秩父山』
- SIREN(ゲーム、2003年)
本社がある企業
編集出身者・ゆかりのある人物
編集特筆ない場合は出身者を表す。
- アキラ100%(お笑い芸人)
- 肥土貴美男(元NHKアナウンサー)
- 新井邦二郎(筑波大学名誉教授)
- 荒舩清十郎(衆議院議員、運輸大臣、衆議院副議長等を歴任)
- 荒舩美栄(タレント・アナウンサー)
- 伊古田純道(日本初の帝王切開を行った医師)
- 井上宇市(建築設備学者)
- 井上純一(アルベールビル五輪 スピードスケート男子500m銅メダル)秩父市合併前の荒川村出身
- 井上敏樹(中央競馬騎手)
- 猪口幸子(衆議院議員、歯科医師)
- 岡田麿里(脚本家)
- 小澤章人(サッカー選手)
- 柿堺香(尺八奏者)
- 加藤峻二(元競艇選手。73歳4カ月弱まで現役を続け、現役最年長記録を樹立)
- 金澤まい(声優)
- 神山健治(アニメーション監督)
- 川柳川柳(落語家)秩父郡横瀬町出身
- 冠二郎(演歌歌手)
- 久保田未夢(声優)
- 黒沢翔太(元プロ野球選手・千葉ロッテマリーンズ)
- 黒沢ともよ(声優・女優・歌手・元子役)
- 小泉龍司(衆議院議員、法務大臣)
- 齋藤武市(映画監督)
- 斎藤たま(民俗学研究者、山形県出身だが浦山に28年居住後、秩父市内で死去)
- 桜井賢(THE ALFEEメンバー)秩父市合併前の荒川村出身
- Sasuke(元芸人・YouTuberグループ「プリッとChannel」のメンバー)
- 澤畑恵美(声楽家)
- 椹木野衣(美術評論家)多摩美術大学准教授
- 関根要太郎(建築家)
- 薗田稔(宗教学者・京都大学名誉教授・秩父神社宮司)
- 高野佐三郎(明治 - 昭和前期の剣道家。昭和の剣聖の一人)
- 田上明(プロレスラー・元力士)
- 田島泰彦(メディア法の研究者)
- 塚越さくら(自転車競技)
- 月澄江(女優)
- 中島安里紗(プロレスラー)
- 二ノ宮知子(漫画家)秩父郡皆野町出身
- ハシケン (ミュージシャン)
- 橋立孝一郎(キデイランド創業者。東京出身。秩父在住当時に地元女性と結婚、発祥となる書店を開く)
- 橋本稜(お笑い芸人・スクールゾーンメンバー)
- 畑時能(南北朝時代・南朝方の武将、新田四天王の一人)
- 林家たい平(落語家)
- 比古地朔弥(漫画家)
- 平井一嘉(彫刻家)
- 深見梨加(声優)
- 福島圭音(プロ野球選手・阪神タイガース)
- 藤原竜也(俳優)
- 山田醇(建築家)
- 山中竹春(横浜市長)
- 与沢翼(実業家)
- 吉田一休(ドミンゴス)
- 若秩父髙明(元力士・常盤山親方)
秩父市観光大使
編集マスコットキャラクター
編集その他
編集脚注
編集- ^ “平年値ダウンロード”. 気象庁. 2023年3月閲覧。
- ^ “観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2023年3月閲覧。
- ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1072-1077頁。
- ^ ちちぶ定住自立圏共生ビジョン 平成24年3月23日(三訂版) (PDF) 2p - 秩父市ホームページ
- ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1425頁
- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、136頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “秩父宮記念市民会館と秩父市役所本庁舎 開館を1000人が祝う”. 東京新聞. (2017年3月27日) 2017年8月11日閲覧。
- ^ “抗議殺到…秩父市、姉妹都市の韓国・江陵市との職員相互派遣を中止に 職員の安全確保、国際情勢など配慮”. 埼玉新聞 (2018年12月7日). 2018年12月23日閲覧。
- ^ 秩父銘仙とは ちちぶ銘仙館(2018年11月24日閲覧)。
- ^ 【食卓ものがたり】ちちぶ山ルビー(埼玉県秩父市)甘さ抜群 幻のブドウ『東京新聞』朝刊2022年10月1日(暮らし面)2022年10月3日閲覧
- ^ “アキラ100%さん、秩父市の観光大使に 魅力発信へ”. 埼玉新聞 (2017年12月27日). 2017年12月28日閲覧。
- ^ 秩父市新イメージキャラクター、その名も「ポテくまくん」! - 秩父市、2015年3月10日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
関連項目
編集外部リンク
編集ウィキボヤージュには、秩父市に関する旅行情報があります。