環日本海新潟駅伝
環日本海新潟駅伝(かんにほんかいにいがたえきでん)は、かつて新潟県や新潟市などを主催として毎年10月に行われていた駅伝競走大会。
概要
編集新潟県および新潟市と友好関係を結んでいる海外都市と、新潟県を中心とした日本海沿岸道府県+新潟県に隣接する県が、各県単位・都市単位で男女混成の駅伝チームを構成して戦う大会として1992年に始まった。第1回 - 第3回大会までは、6区間・32.7kmで実施され、第4回から7区間・42.195kmで実施されたが、2004年の第13回をもって廃止された(最後の大会は2004年10月17日開催。なお、その6日後10月23日に新潟県中越地震が起きた)。
主催
編集共催
編集協賛
編集主な参加チーム
編集海外
編集- ハルビン(中華人民共和国)
- ソウル(大韓民国)
- ハバロフスク(ロシア連邦)
- ウラジオストク(ロシア連邦)
- イルクーツク(ロシア連邦)
- ガルベストン(アメリカ合衆国)
- スプリングフィールド(アメリカ合衆国)
国内
編集テレビ中継
編集テレビ新潟制作であるため、テレビ新潟のアナウンサーのほとんどが実況やインタビューなどで動員されていた。また、放送規模が大きいため、NNN系列局のアナウンサーが加わった。これには、放送される各局のアナウンサーは勿論のこと、日本テレビやミヤギテレビなど、放送されない局のアナウンサーも含まれる。移動中継車を持たないテレビ新潟のため、日本テレビの中継車が使用された。これらはNNN系列の結束を強めるという意味合いもあったといえる[要出典]。
放送はテレビ新潟制作によって参加チームのあるNNN系列の日本海に接している道府県局に向けて生放送でネットされた。また、ytvのみ、時差ネットという形で深夜に放送された。また、BS日テレやCSの日テレG でも視聴可能だった。
番組スポンサーによっては、普段は新潟ローカルでしか流れていないCMが他県でも視聴できる機会でもあった。
なお、2004年度はテレビ新潟のみで録画ダイジェストという形で放送され、他県での放送は無かった。
ネット局
編集補足
編集なお、当駅伝は2004年を以って終了となったが、新潟県では2009年に新潟国体を控えていることもあり、引き続き陸上競技大会の開催を検討していた。そして2005年夏に「新潟県中越大震災復興支援新潟ビッグ陸上フェスタ」の開催を決定し、大会事務局も開設された(10月16日にビッグスワンで開催)。県の陸上競技関係者は、当駅伝に代わる新しい大会として2006年度以降も定着させていきたいとしている。