滝山正夫
滝山 正夫(たきやま まさお、1951年 - )は、AXN取締役会長。アニマックスブロードキャスト・ジャパン、キッズステーション代表取締役社長。衛星放送協会会長。かつてはソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPEJ)の代表取締役を務めていた。東京都出身。「滝山 雅夫」と表記されることもある[注 1]。
経歴
編集國學院大學卒業後[2]、1973年にジャパンアメリカプレス入社。1975年にフジエイト(現:フジクリエイティブコーポレーション(FCC))入社[3]。フジエイト・FCCでは虫プロダクション制作のテレビアニメを中心にアジア圏にテレビ番組の販売を手掛け、1981年に設立された国際部で全世界のマーケットに進出。当時民放テレビ局が開局したばかりのヨーロッパ各国に日本のテレビアニメを販売した[4]。
1998年、ソニー・ピクチャーズテレビジョン・ジャパン(2001年12月SPEJと合併[5])入社[4]。1999年にはアニマックスブロードキャスト・ジャパン社長に就任。2007年には同じくSPEJ傘下のAXNジャパン、2008年にはミステリチャンネル(AXNミステリー)の代表取締役に就任[6]。
2015年6月、SPEJ代表取締役に就任[7]。2017年にはアニマックスと三井物産系のキッズステーションの経営統合を行い、持株会社・AK Holdingsおよびキッズステーションの代表取締役に就任[8]。
2021年1月、SPEJ代表取締役を退任しエクゼクティブアドバイザーに就任[9]。同年6月アニマックスブロードキャスト・ジャパンとキッズステーションの代表取締役を退任。同年10月にはAXN、AXNミステリー事業をノジマが買収[10]したことにより、ノジマ子会社のAXN株式会社、およびその子会社のAXNジャパン(現:AXN株式会社)、ミステリチャンネル(同左)、AXNエンタテインメントの取締役社長となった。
2023年6月、AXN取締役社長から執行役員会長(特命担当)に異動。2024年4月1日、ノジマ傘下となったアニマックスブロードキャスティング・ジャパン、キッズステーションの代表取締役会長に就任。同年6月、AXN取締役会長、およびアニマックスブロードキャスティングジャパン、キッズステーション代表取締役社長に就任。
2024年6月1日、STARTO ENTERTAINMENTの社外取締役に就任[11][注 2]。同年6月10日、衛星放送協会会長に就任[12]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “ソニーが米アニメサイトを165億円で買収した狙い”. 日経XTREND (2017年12月4日). 2020年8月20日閲覧。
- ^ “Log into Facebook” (英語). Facebook. 2021年9月12日閲覧。
- ^ “滝山 正夫(たきやま・まさお)”. PRESIDENT Online. 2020年8月8日閲覧。
- ^ a b “「ドラゴンボール」を欧州に広めた男 日本アニメ輸出の第一人者、アニマックス滝山社長に聞く”. 東洋経済ONLINE. p. 2 (2013年4月24日). 2020年8月8日閲覧。
- ^ “(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと(株)ソニー・ピクチャーズ テレビジョン・ジャパン事業統合のお知らせ”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (2001年9月17日). 2020年8月8日閲覧。
- ^ “取締役の選任、および取締役退任のお知らせ” (PDF). ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス (2009年6月30日). 2020年8月8日閲覧。
- ^ “人事のお知らせ”. 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (2015年6月30日). 2020年8月8日閲覧。
- ^ “アニマックスとキッズステーションが経営統合へ SPEJと三井物産が新設する共同出資会社が2社を傘下に”. 日経XTECH (2017年2月23日). 2020年8月8日閲覧。
- ^ “ソニー、国内映画トップに冨田みどり氏” (2020年11月20日). 2020年12月24日閲覧。
- ^ “ノジマ、有料衛星放送事業の「AXNミステリー」と「AXN」を譲り受け”. 日経クロステック (2021年8月2日). 2021年1月4日閲覧。
- ^ “人事に関するお知らせ”. 株式会社STARTO ENTERTAINMENT (2024年5月16日). 2024年6月10日閲覧。
- ^ “衛星放送協会が新体制に移行、AXNエンタテインメント会長の滝山氏が新会長に”. 日経クロスメディア (2024年6月11日). 2024年7月9日閲覧。