浜名湖橋
浜名湖橋(はまなこばし、Hamanako_Bridge)は、静岡県浜松市にある東名高速道路の浜松西ICと浜名湖SAの間に架かる橋梁。
浜名湖橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 静岡県浜松市中央区-静岡県浜松市浜名区 |
交差物件 | 浜名湖 |
建設 | 1966年3月31日-1968年12月20日 |
構造諸元 | |
材料 | 鋼、コンクリート |
全長 | 603m |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
編集全長603m・上下各2車線、赤い橋桁を持つ連続桁橋で、東名高速道路でも有数の景観を誇る。
緩い逆S字のカーブで浜名湖を渡り[1]、浜松市中央区の黒岩崎と浜松市浜名区(旧・引佐郡細江町)の崎山との間を結んでいる。
建設に携わったのは、横河橋梁製作所(現・横河ブリッジ)と松尾橋梁(現・IHIインフラシステム)の共同企業体。完成当時は、中央支間長140mは国内最長であった。湖底には軟弱なシルト層が堆積していることから、橋脚の基礎にはニューマチックケーソン工法が採用され[2]、鋼橋としては世界で初めて、橋脚から両側に箱桁を架設するバランスド・カンチレバー工法(ヤジロベエ工法)が採り入れられた[3]。
歴史
編集隣接するインターチェンジ等
編集- E1 東名高速道路
- (16-2)浜松西IC - (16-3)東名舘山寺BS/SIC - 浜名湖橋 - (SA)浜名湖SA - (17) 三ヶ日IC
脚注
編集- ^ “橋梁建設事業 箱桁橋”. IHIインフラシステム. 2022年6月4日閲覧。
- ^ 松村存, 秋葉邦男「東名高速道路浜名湖橋ケーソン工事」『コンクリート工学』第6巻第9号、日本コンクリート工学会、1968年、47-55頁、doi:10.14826/coj1963.6.9_47、ISSN 0023-3544、NAID 130004396658、2022年6月4日閲覧。
- ^ “講演「インフラ整備70年」第17回 東名高速道路の建設 -日本の高速道路ネットワーク建設の礎を造る-” (PDF). 建設コンサルタンツ協会 (2020年1月22日). 2022年6月4日閲覧。
- ^ “土木学会”. 田中賞作品部門受賞一覧. 2022年6月4日閲覧。
関連項目
編集座標: 北緯34度46分42.8秒 東経137度36分55.4秒 / 北緯34.778556度 東経137.615389度