沖外夫
沖 外夫(おき そとお、1925年(大正14年)8月12日[1][2] - 1986年(昭和61年)6月28日[1][2][3])は、昭和期の実業家、政治家。参議院議員。
経歴
編集富山県[3]高岡市で生まれた[1][2]。1945年(昭和20年)興亜工学院を卒業した[1][3]。
1960年(昭和35年)三協アルミニウム工業(現三協立山)が設立し常務取締役に就任[1][2][3]。以後、専務取締役、副社長を経て、1979年(昭和54年)代表取締役社長に就任[1][2][3]。その他、日本サッシ協会理事長、日本カーテンウォール工業会会長、富山県経営者協会常任理事、通商産業省産業構造審議会委員、富山県人事委員会委員、三協工機代表取締役社長、アルケン工業代表取締役社長、富山軽金属工業取締役、富山県経済同友会常任幹事などを務めた[3]。
吉田実の死去に伴い、1982年(昭和57年)12月に実施された第12回参議院議員通常選挙・富山県選挙区補欠選挙に自由民主党から出馬して当選し[1][4]、参議院議員を1期務めた[1][2][3]。この間、国土審議会特別委員などを務め[3]、所属会派は自由民主党・自由国民会議であった[3]。1986年6月、翌月実施予定の第14回通常選挙に出馬せず引退を表明し、6月28日に肝不全のため東京都港区の東京慈恵会医科大学附属病院で死去[1][2][5]。死没日をもって勲三等旭日中綬章追贈、従四位に叙される[6]。
脚注
編集参考文献
編集- 日外アソシエーツ編『ジャパン WHO was WHO 物故者事典 1983-1987』日外アソシエーツ、1988年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。