桂文喬
桂 文喬(かつら ぶんきょう)は、上方落語の名跡。当代は特に代数を名乗ってはいないが、過去には三代目までの存在が確認できる。
- 初代桂文喬 - 後∶二代目桂梅枝
- 二代目桂文喬 - (生没年不詳)二代目桂梅枝門下。俗に「左官の文喬」と言う。本名、享年ともに不詳。
- 三代目桂文喬 - (生没年不詳)二代目桂梅枝門下。初め梅高、後に三代目文喬を襲名。本名、享年ともに不詳。
結三柏は、桂文枝一門の定紋である。 | |
本名 | |
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生年月日 | 1950年8月7日(74歳) |
出生地 | 日本・兵庫県神戸市長田区 |
師匠 | 五代目桂文枝 |
出囃子 | 本調子まつり |
活動期間 | 1973年 - |
活動内容 | 上方落語 |
所属 | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
受賞歴 | |
1976年ABC落語新人コンクール優秀賞受賞 | |
備考 | |
上方落語協会理事 | |
桂 文喬(かつら ぶんきょう、1950年8月7日 - )は、神戸市長田区出身の落語家。吉本興業所属。出囃子は『本調子まつり』。本名∶中村 勝。
来歴・人物
編集長田小学校、飛松中学校、兵庫県立長田高等学校から大阪府立大学経済学部に進む。もともと教員志望であったが、大ファンであった3代目桂小文枝(5代目桂文枝)の子息の家庭教師となり、それをきっかけに、卒業を控えた1973年2月、正式に入門。
現在は出身地・長田の震災復興を落語家の立場からサポートし、YOSE夢屋のスーパーバイザーとしても活躍している。
また、落語家の中でも教員免許を持つ博学で知られ、環境問題、人権問題、子育て論、男女共同参画などをテーマに、全国の教育機関などでの講演を行っている。
ひどい音痴でも知られ、ABCラジオ「歌謡大全集」木曜日(担当は桂かい枝・森川みどり)で、文喬の鼻歌イントロで曲名を当てるコーナーができたほどである。(ちなみに正解を得るのは至難の業である。)