松岡駅
福井県吉田郡永平寺町にあるえちぜん鉄道の駅
松岡駅(まつおかえき)は、福井県吉田郡永平寺町松岡神明1丁目にある、えちぜん鉄道勝山永平寺線の駅である。駅番号はE10。駅舎本屋は国の登録有形文化財に登録されている[1]。
松岡駅 | |
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駅舎(2015年4月) | |
まつおか Matsuoka | |
◄E9 観音町 (1.1 km) (0.9 km) 志比堺 E11► | |
所在地 | 福井県吉田郡永平寺町松岡神明1丁目98-1[1] |
駅番号 | ○E10 |
所属事業者 | えちぜん鉄道 |
所属路線 | ■勝山永平寺線 |
キロ程 | 8.4 km(福井起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
407人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)2月11日[2][3] |
備考 | 有人駅 |
歴史
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅で[3]、駅舎は北側にありホーム間は構内踏切で連絡する。駅舎は開業当時からのもので、白のペンキが塗られた壁に瓦屋根といった和洋折衷を取り入れた造りとなっている[9]。一部の時間帯を除き駅員が配置されている[10]。
2017年(平成29年)には、駅舎側のホーム(永平寺口方面)に永平寺町の案内看板が設置された[11][12]。ドラゴンクエストシリーズ(ドラクエ)の旧作(ファミリーコンピュータ用の初期作)をモチーフに福井大学の学生が制作[11][12]。看板はホーム側にはドラクエ風のドット絵[11]、駅舎側にはモザイクアートを取り入れており[11]、「あなたがレベルUPする街!永平寺町」のキャッチコピーも添えられている[11][12]。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■勝山永平寺線 | 下り | かつやま方面 (永平寺口・勝山方面) |
2 | 上り | ふくい方面 (福井方面) |
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1番ホーム(2024年5月)
-
2番ホーム(2024年5月)
利用状況
編集1日の平均乗降人員は以下の通りである[13]。
乗降人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 479 |
2012年 | 476 |
2013年 | 467 |
2014年 | 435 |
2015年 | 417 |
2016年 | 435 |
2017年 | 435 |
2018年 | 407 |
駅周辺
編集旧松岡町の中心部である。
バス路線
編集- 永平寺町コミュニティバス 「松岡駅(公民館)」バス停留所(※日曜日・祝日は全便運休)
- 松岡ルート 福祉総合センター行き(循環)
- 御陵ルート 福祉総合センター行き(循環)
- 吉野ルート 上吉野行き
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c えちぜん鉄道松岡駅本屋 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ a b 寺田 2000, p. 266.
- ^ a b c 川島 2010, p. 79.
- ^ 京福 2003, p. 23.
- ^ a b 朝日 2011, p. 8.
- ^ 京福 2003, p. 29.
- ^ 京福 2003, p. 142.
- ^ a b c 朝日 2011, p. 9.
- ^ 朝日 2011, p. 5.
- ^ 施設情報 - えちぜん鉄道
- ^ a b c d e “松岡駅の案内看板は本気ドラクエ キャッチコピーも注目【ゆるパブ】”. 福井新聞ONLINE. (2017年5月1日). オリジナルの2019年9月4日時点におけるアーカイブ。 2021年8月24日閲覧。
- ^ a b c “RPG風地図で名所紹介 福井・えちぜん鉄道松岡駅に案内看板”. 産経ニュース. (2017年6月20日) 2021年8月24日閲覧。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年3月10日閲覧
参考文献
編集- 寺田裕一『日本のローカル私鉄2000』ネコ・パブリッシング、2000年8月1日。ISBN 4-87366-207-9。
- 『京福電気鉄道 越前線写真帖 88年回顧録』京福電気鉄道、2003年1月31日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。
関連項目
編集外部リンク
編集- 松岡駅 - えちぜん鉄道
- えちぜん鉄道松岡駅本屋 - 国指定文化財等データベース(文化庁)