東青梅駅
東京都青梅市東青梅にある東日本旅客鉄道の駅
東青梅駅(ひがしおうめえき)は、東京都青梅市東青梅一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である[1]。駅番号はJC 61。
東青梅駅 | |
---|---|
南口(2021年4月) | |
ひがしおうめ Higashi-Ōme | |
◄JC 60 河辺 (1.3 km) (1.3 km) 青梅 JC 62► | |
所在地 | 東京都青梅市東青梅一丁目9-1 |
駅番号 | JC61 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■青梅線 |
キロ程 |
17.2 km(立川起点) 東京から54.7 km |
電報略号 | アメ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 1面1線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
6,002人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)10月1日[1][3] |
備考 | 業務委託駅 |
歴史
編集- 1932年(昭和7年)10月1日:青梅電気鉄道の東青梅停留場として開業[1][3]。旅客営業のみ[3]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:青梅電気鉄道が戦時買収私鉄に指定され国有化、運輸通信省青梅線の東青梅駅となる[3]。荷物扱い開始[3]。
- 1945年(昭和20年)7月29日:駅で停車中の電車が米軍機に銃撃を受ける事件が発生。
- 1964年(昭和39年)
- 1982年(昭和57年)11月15日:10両編成への対応のためホームを延長。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]。
- 1995年(平成7年)12月22日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2005年(平成17年)3月25日:みどりの窓口の営業を終了し、代替として「もしもし券売機Kaeruくん」を設置[6]。
- 2012年(平成24年)1月26日:「もしもし券売機Kaeruくん」を廃止、多機能券売機を設置。
- 2017年(平成29年)2月14日:東京圏輸送管理システム(ATOS)を導入。
- 2023年(令和5年)5月14日:ホーム延伸工事に伴い1面1線化[2]。
駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ[1]。出入口は北口・南口の2か所で、エレベーターは南口に設置されている。
かつては島式ホーム1面2線を有する構造で、駅の青梅方に単線・複線の切り替え地点となる分岐器が設けられていた。その後、中央線・青梅線立川 - 青梅駅間でのグリーン車導入に伴うホームの12両対応改築に際し[7][8]、当駅は前後の踏切の制約から従来の1面2線を維持できないため[9]、2023年5月14日より単複合流の分岐器を駅の河辺方に移設し、従来の1番線を廃止、上下列車とも従来の2番線側(これ以後はのりば番号なし)に発着するよう変更された[2]。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している青梅駅管理の業務委託駅。自動券売機3台(1台は多機能券売機)や自動改札機などが設置されているが、初電から6:30までは無人となるため、ICカード以外では乗車駅証明書発行機を利用することとなる。2005年にみどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されたが[6]、2012年1月26日20時をもって営業終了し撤去された。
-
改札口(2021年4月)
-
ホーム(2021年4月)
利用状況
編集2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は6,002人である。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)6,644 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)6,937 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)6,989 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)6,814 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)6,592 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)6,478 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)6,712 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)6,674 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 6,616 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 6,634 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]6,719 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]6,772 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]6,818 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]6,852 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]6,784 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]6,635 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]6,686 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]6,821 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]6,962 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]6,864 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]6,804 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]6,724 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]6,782 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]6,873 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]6,663 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]6,726 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]6,690 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]6,601 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]6,557 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 20]6,493 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]5,152 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]5,449 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]5,771 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]6,002 |
駅周辺
編集→「東青梅」も参照
駅周辺には商店とマンションなどの住宅が混在しているが、近年マンションが急速に建てられ、西多摩地域最大のマンション街になった。青梅市役所や公共施設の最寄り駅でもあるため、実質的には青梅市の顔となる駅である。
街道・河川
編集官公庁・公共施設
編集- 青梅労働基準監督署
- ハローワーク青梅
- 青梅市役所
- 青梅市教育センター
- 青梅市福祉センター
- 青梅市健康センター
- 青梅市シルバー人材センター
- 青梅簡易裁判所
- 東京都西多摩保健所[10]
教育施設
編集- 東京都立青梅総合高等学校(旧・東京都立農林高等学校)
- 青梅市立第二中学校
- 青梅市立第四小学校
- 多摩リハビリテーション学院
商工業施設・金融機関など
編集観光
編集寺社・史跡
編集バス路線
編集運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|
東青梅駅前[注 1] | ||
都営バス | 「梅77丙」は本数少 | |
西東京バス | 急行:河辺駅南口 | |
東青梅駅北口[注 2] | ||
都営バス | ||
東青梅[注 2][注 3] | ||
西武バス | 飯41-1:飯能駅南口 / 東青梅駅 | |
東青梅駅[注 4] | ||
西武バス | 飯41-1:飯能駅南口 |
隣の駅
編集- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 青梅線
- ■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
- 通過
- ■通勤特快(平日上りのみ)・■青梅特快・■通勤快速(平日下りのみ)・■快速・■各駅停車(以上はいずれも青梅線内は各駅に停車)
- ■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
脚注
編集記事本文
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、23頁。
- ^ a b c 『青梅線 東青梅駅 線路切換工事に伴う列車の運休等について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社・電気システムインテグレーションオフィス、2023年2月22日。オリジナルの2023年2月22日時点におけるアーカイブ 。2023年2月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、194頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 青梅市議会史編さん委員会 編『青梅市議会史』青梅市議会、1973年4月1日、23頁。doi:10.11501/9634136 。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ a b 『対話型の新しい自動券売機 もしもし券売機「Kaeruくん」が登場します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2005年3月17日。オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ 。2020年6月30日閲覧。
- ^ 『中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2015年2月4日。オリジナルの2019年9月24日時点におけるアーカイブ 。2020年4月21日閲覧。
- ^ “JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期”. 産経新聞. (2017年3月24日). オリジナルの2017年3月24日時点におけるアーカイブ。 2020年11月29日閲覧。
- ^ 鶴通孝「中央線快速の「よくある疑問」を解明」『鉄道ジャーナル』第55巻第7号(通巻第657号)、成美堂出版、2021年7月1日、35頁、ISSN 0288-2337。
- ^ “東京都西多摩保健所 移転のお知らせ”. 東京都福祉保健局. 2020年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月14日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
編集- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月27日閲覧。
利用状況
編集- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(東青梅駅):JR東日本