服部龍二

日本の国際政治学者

服部 龍二(はっとり りゅうじ、1968年 - )は、日本国際政治学者中央大学総合政策学部教授。専門は、日本政治外交史、東アジア国際政治史。

経歴

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1968年、東京都生まれ。1987年、千葉県立船橋高等学校卒業[1]。1992年、京都大学法学部行政学村松岐夫ゼミ[2])卒業。1997年、神戸大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。1999年、「東アジア国際環境の変動と日本外交 -1918-1931」で博士(政治学)学位を取得。大学院では五百籏頭眞に師事[3]

1997年、千葉大学社会文化科学研究科助手。2000年、拓殖大学政治経済学部講師。2002年、助教授。2003年、中央大学総合政策学部助教授。2007年、教授。

2002年に『東アジア国際環境の変動と日本外交 1918-1931』で吉田茂賞を受賞。2011年に「日中国交正常化」で大佛次郎論壇賞アジア・太平洋賞特別賞を受賞。

著書

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単著

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共編著

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  • 川島真)『東アジア国際政治史』(名古屋大学出版会、2007年)
  • 土田哲夫後藤春美)『戦間期の東アジア国際政治』(中央大学出版部、2007年)
  • 佐道明広小宮一夫)『人物で読む近代日本外交史――大久保利通から広田弘毅まで』(吉川弘文館、2008年)
  • (佐道明広・小宮一夫)『人物で読む現代日本外交史――近衛文麿から小泉純一郎まで』(吉川弘文館、2008年)
  • 高原明生)『日中関係史 1972-2012 政治』(東京大学出版会、2012年)
  • 佐藤元英・武山眞行)『日本外交のアーカイブズ学的研究』(中央大学政策文化総合研究所研究叢書:中央大学出版部、2013年)

編纂史料

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  • 『満州事変と重光駐華公使報告書――外務省記録「支那ノ対外政策関係雑纂『革命外交』」に寄せて』(日本図書センター、2002年)
  • 王正廷回顧録――Looking Back and Looking Forward』(中央大学出版部、2008年)

共編回想

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  • (中島琢磨・昇亜美子)『森田一 心の一灯 回想の大平正芳-その人と外交』(第一法規、2010年)
  • (中島琢磨・江藤名保子)『栗山尚一 沖縄返還・日中国交正常化・日米「密約」 外交証言録』(岩波書店、2010年)
  • (若月秀和・神田豊隆・楠綾子・中島琢磨・昇亜美子)『アジア外交 動と静 元中国大使中江要介オーラルヒストリー』(蒼天社出版 2010年)
  • (井上正也・中島琢磨編)『中島敏次郎 外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店 2012年)
  • (中島琢磨・昇亜美子・若月秀和・道下徳成)『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(新潮社、2012年)
  • (白鳥潤一郎)『折田正樹 外交証言録 湾岸戦争・普天間問題・イラク戦争』(岩波書店、2013年)
  • (瀬川高央・若月秀和・加藤博章)『長谷川和年 首相秘書官が語る中曽根外交の舞台裏 米・中・韓との相互信頼はいかに構築されたか』(朝日新聞出版、2014年)
  • 福永文夫・雨宮昭一・若月秀和)『朝賀昭 田中角栄 最後の秘書が語る情と智恵の政治家』(第一法規、2015年)
  • (加藤博章・竹内桂・村上友章)『元国連事務次長 法眼健作回顧録』(吉田書店、2015年)
  • (若月秀和・昇亜美子)『谷野作太郎 外交証言録アジア外交 回顧と考察』(岩波書店、2015年)
  • (白鳥潤一郎)『國廣道彦 回想「経済大国」時代の日本外交 アメリカ・中国・インドネシア』(吉田書店、2016年)
  • (真田尚剛・小林義之)『元防衛事務次官 秋山昌廣回顧録――冷戦後の安全保障と防衛交流』(吉田書店、2018年)

脚注

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  1. ^ 千葉県立船橋高等学校同窓会”. www.dosokai.ne.jp. 2022年5月22日閲覧。
  2. ^ 『高坂正堯―戦後日本と現実主義』中公新書、2018年発行
  3. ^ 高坂正堯 服部龍二著 歴代政権への関与明らかに 批評日本経済新聞2018年12月15日 6:00

外部リンク

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