春道列樹
日本の歌人
春道 列樹(はるみち の つらき)は、平安時代前期の官人・歌人。主税頭(一説に雅楽頭[2])・春道新名の子[3]。官位は従六位下壱岐守。
春道列樹(百人一首より) | |
時代 | 平安時代前期 |
生誕 | 不明 |
死没 | 延喜20年(920年) |
官位 | 従六位下壱岐守 |
主君 | 醍醐天皇 |
氏族 | 春道氏 |
父母 | 父:春道新名[1] |
経歴
編集延喜10年(910年)に文章生となり、大宰大典を経て、延喜20年(920年)に壱岐守に任じられたが、赴任前に没したという[3]。
勅撰歌人として、和歌作品が『古今和歌集』に3首、『後撰和歌集』に2首入集している[2][3]。
- 代表歌『小倉百人一首』32番
山川に風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり(『古今和歌集』秋下303)
官歴
編集『古今和歌集目録』による。