旧吉川家住宅

兵庫県朝来市口銀谷(くちがなや)にある江戸時代築の古民家

旧吉川家住宅(きゅうきっかわけじゅうたく)は兵庫県朝来市口銀谷(くちがなや)にある江戸時代築の古民家で、県指定の景観形成重要建造物等である。生野まちづくり工房井筒屋という名称で、県の景観形成地区に指定される口銀谷地区のビジターセンター等として活用されている。

宮町通り側、主屋を望む
下小路通り側、手前は米蔵

概要

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江戸時代に井筒屋の号で代々山師[1]を務め郷宿を営んでいた吉川家の本邸である。 郷宿を兼ねた吉川家の主屋は、棟札から天保3年(1832年)の建築であることが判明している。主屋、離れ、土蔵、米蔵、内蔵、西塀の6棟が国の登録有形文化財に登録されている。

平成11年(1999年)に吉川家の寄贈によって、これら土地・建物等一式が旧生野町(現朝来市)の所有となり、改修の後、平成15年(2003年)に一般に公開された。 館内には、吉川家寄贈の資料展示のほか、ギャラリーなどが設けられている。

生野まちづくり工房井筒屋は、平成15年度手づくり郷土賞(地域整備部門部門)受賞[1]

利用情報

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交通アクセス

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周辺

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脚注

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  1. ^ 当地における山師とは、生野代官所生野銀山の採掘権を与えた有力者をいう。

外部リンク

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座標: 北緯35度9分59.17秒 東経134度47分40.35秒 / 北緯35.1664361度 東経134.7945417度 / 35.1664361; 134.7945417